スタンフォード大学

2020年7月17日 (金)

秋からの大学生活は?


あっという間に、コロナの自粛生活も4か月を超えました。
3月13日に娘をバレエ学校から連れ帰った時には、最後のバレエ公演が本当に無くなって、ず~っと家にいる生活が続くとは思いませんでした。

せっかく主役のジゼルに決まって、それが卒業公演になると思っていたので、周りの人たちには、

卒業公演のジゼルが無くなってかわいそう。
高校の卒業式が無くなって可哀そう。

と言われていましたが、今では、

りり娘は、本当にラッキーでよかったね。間に合ったって感じよね。

とさえ言われるようになりました。
(いえ、誰にも会わないので、「LINEなどに書かれるようになりました」ですが💦 )

高校生を持つ家族からしたら、これから大学受験はどうなるんだろう、と不安がいっぱいなので、今年、大学が決まっている生徒たちは「ギリギリセーフだった」という表現になるのですね。
楽しみだった卒業間近の各行事が全てキャンセルになったのも、現在の状況を考えると、小さなことに思えるようになりました。

さて、秋からの新年度、大学はどうなるのでしょうか。

まだ、はっきりとは決まっていないのですが、少しずつ、いろいろな大学が方向性を示してくれるようになりました。

私の目を引いたのは、次の3つです。

一つめは、「来たい人だけがキャンパスに来る」ということ。

最初は、自宅からのオンライン授業のみにしようという意見もあったのですが、「高い学費を払って、キャンパスに行かれないなんて!」という声が強く、キャンパスに来られるようにと計画する大学が多くなりました。
ただ、全員キャンパスに来る、ということになると、生徒に万一の事態が起きた時、訴訟になったりすると困るので、あくまでも希望するとキャンパスに来られる、という大学が多いようです。
スタンフォード大学は、奨学金でスカウトしたアスリートたちでさえ、オンライン授業のみでキャンパスに来なくてもOK。奨学金もそのままもらえるそうです。(現在の予定では)


二つめは、「キャンパスや寮の密度を減らす」ということ。

キャンパスに生徒たちが来ることを認める大学も多いようですが、生徒の密度を減らして感染リスクを減らすため、学期によってキャンパスに行かれる学年を変えたり、ある学年だけは登校してよいなどと決まりを設けるようです。
スタンフォード大学は、一年を4つの学期に分け、一つの学期には2つの学年がキャンパスに行かれるようにして、寮の密度を半分にし、通常2人一部屋の寮を、全個室にします。
ただ、コロナを避けるためにオンライン授業を受けたい生徒たちがいるのと同じように、キャンパスに行きたくない先生たちも多くいるのです。(増して、先生方は年齢も上なので)
そこで、学生はキャンパス内の寮に住めますが、寮の部屋からオンライン授業を受けることがメインになるそうです。


三つめは、「コロナ寮を作る」ということ。

どう考えても、コロナに感染する生徒が出てくるだろう、との予測から、コロナ陽性者の寮を設ける予定の大学が多くなりそうです。
スタンフォード大学も、一つの棟をコロナ寮にする予定です。

「寮は全員が個室で、部屋から出るときにはマスク着用の事」というルールを作っても、若い大学生はこっそりと誰かの部屋でパーティーしてコロナが広がりそうですね。
あまり羽目を外さないように、そしてコロナ寮がいっぱいにならないように祈るばかりです。

 

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2020年6月29日 (月)

大学の学費など、お金のこと

アメリカは医療費だけでなく、学費も高いと言われています。
娘の大学の学費の話になると、友人たちから全く違うことを言われました。

「名門校に決まったから、学費払わなくていいんでしょう?ネットの記事で読んだことあるよ。」

と言う友人もいれば、

「うちは、お金がないから、そんな名門校には行かせられない。」

と言う友人たちもいます。
どちらが正しいのでしょうか。
実はどちらも、ちょっと違います。

スタンフォード大学の学費は、年間、$55,000(約590万円)を超えています。
その上に、$17,000 (約180万円)を超える寮費が加算されます。
みんな、こんな金額を払っているのでしょうか。

実は、学生の約70%がファイナンシャルエイド(学費の補助)を受けているのです。
これは、学生の能力に関係なく支給してもらえます。

スタンフォードでは、家庭の年収が$150,000未満(約1600万円)の場合、学費は無料になります。そして、年収が$65,000未満(約700万円)の場合には、学費だけでなく、寮費も無料になるのです。(ただし、収入がなくても、巨額の資産がある場合などは除きます)
また、年収が$150,000(約1600万円)をかなり超えていても、兄弟がいる場合はそれに応じて補助が出ることになっています。
お金の問題で学生の将来が閉ざされないように考えられたシステムなのですね。
(他に、名門校として知られるアイビーリーグの大学なども、同じようなシステムでファイナンシャルエイドがしっかりしています。)

去年度は約18%の学生がレガシー(親族がスタンフォード大学卒)または親族が大学に募金をしている(もちろん、通常1億円以上)というデータがあり、その人たちはまず、ファイナンシャルエイドの適用ではないと思いますし、その他に成功している親を持つ人も多くいるので、実際には一般的な(?)親を持つ人の多くがファイナンシャルエイドを受けているということになります。

上記の数値から考えて、すごく裕福ではないけれど、そこそこ裕福なので補助は全く出ない学生が数%いると思われます。
その「そこそこ裕福組」の家庭からすると、少し不満があるかもしれませんが、スタンフォードは、「個人の利益を追求してほしくない。個人、家庭、学校など、小さい部分を見るのではなく、世界全体の利益を考える人間になってほしい」という考えなので、払える能力のある人は払いましょう、ということなのでしょう。
(そのため、どんなに学力が高くても、学費の補助は出ません。スポーツでスカウトされる子だけは特別扱いで、親の収入に関係なく奨学金が出ます。)

私の知人に、裕福で年に何度も海外旅行に行っているけれど、「お金は自分に使いたい。子供には1ドルも多く払いたくないよね~」と言い、実際に娘さんたちには受験をさせず、コミュニティーカレッジに進学させた人がいました。
確かに、裕福だとファイナンシャルエイドは出ないですから。

そんな、ある程度裕福な親でも学費は出したくない、という場合にも、まだ手はあります。

USC(南カリフォルニア大学)のような財力のある大学と交渉するという方法です。
知人の男性が「受かったけれど、学費が高いから他を考えているところです」と大学に話したら、「お金の問題だけなら、全額、奨学金を出します」と言われ、USCに進学しました。
彼にとっては、USCのような一流大学に無料で行かれるなら文句はないし、大学からすれば、彼のような将来性のある優秀な学生を手に入れられて、お互いに満足した解決方法だったのでしょう。
ちなみに、彼は、学校の成績やSATが全てパーフェクトスコアだったそうです。(すごいなぁ)

いろいろな方法があるのがアメリカらしいですね。

 

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2020年6月14日 (日)

ビデオ撮影に

最近、始めたプロジェクトのために、ビデオ撮影に出かけてきました。

まずは、コミュニティにあるプールでの撮影。

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そして、懐かしの小学校へ。
壁画の前での撮影風景です。

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次は、中学へ移動。
懐かしい壁画。。。これを見ながら、娘を待った記憶が。

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そして、高校に移動して撮影後、最後はスタンフォード大学へ。
この時期とはいえ、遊びに来ている人々がたくさんいて、人との距離を5mは取らないと気が済まない私としては、少し気を使いました。

でも、ちょうど通りがかった娘の未来の先輩が、
「とっても上手だったわよ!すごいわ!」
と遠くから娘に声をかけてくれて、暖かい気持ちになりました。

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人のいないチャペル前での演技。
ビデオ撮影をするには楽なこの時期。
でも、早く「人がいっぱいで撮影できない!」と言いたいと思いつつ、いつから通えるかわからない大学を後にしました。

 

 

 

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2020年5月22日 (金)

ハムスターボールで通学!?


まだまだ収まる気配のないコロナウィルス。
秋からの学校はどうなるのだろうと大きな話題になっています。

パロアルト学区では、生徒たちを二つのグループに分け、2日間だけ通学する案が出ています。
その場合、例えば、グループAの生徒は月曜と水曜に通学して残りの日はリモートラーニング、グループBの生徒は火曜と木曜に通学して残りの日はリモート、そして金曜日は先生の準備日にする、などとなります。

でも、生活に余力のある父兄たちは自分の子供が危険にさらされるのを防ぎたいので、自宅からの完全リモートラーニングも認めてほしいとの意見を持っていて、まだはっきりとは決まっていない状況です。

大学は、さらに問題が大きく、全国そして海外からも生徒が集まるので危険度はより高くなります。
秋からリモートで始めると決めている大学もあれば、とりあえず8月10日(通常より二週間早く)開校し、秋休みも中止して授業、その代わり感謝祭の休暇から長期休みに入る(その時期の方が、より深刻になるだろうとの見解で😰)とする大学もあり、対処が大学により分かれています。

私の住む街にあるスタンフォード大学は、まだ検討中ということで、まったく予想ができない状況です。
6月の終わりに決定すると言われてはいるのですが。

そこで、今、おもしろい案が噂になっています。

スタンフォードは秋から学校を始める!
ただし、皆、ハムスターボールに入って参加する、というものです。
ハムスターボールというのは、ハムスターが中に入って遊ぶ半透明のボールの玩具で、人間用サイズもあり、原っぱやプールでのゲームや娯楽施設で使われています。

皆、人間の入れる大きな透明のボールのような物に入っていれば、そばにいる相手に息がかかるのを防ぐだけでなく、相手との距離も取れて他人との接触を防ぐことができるという、実現できればとても安心できる案ではあります。

20200522_ball

秋にはこんな姿が見られるのかも!?

キャンパス内での自転車も必要がなくなる! コロコロしてクラスに通えばいいのだから。

便利なだけでなく、楽しい!

という意見が出ていますが、それにはまだ解決しなければならない問題も。

どうやって教室のドアを通り抜けるの?

お手洗いはどうするの?

確かに、大きな問題ですね。
結局、ハムスターボールは冗談の域を出ず、実現不可能そう😅

学校はいつ、どのような状況で始まるのか。。。心配は尽きません😔

 

 

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2020年5月17日 (日)

バーチャルリアリティーツアー

大学受験が終わり、大学への合格通知をもらった後は、皆、受かった各大学を比較して、入学する大学を決定します。
家からの距離や学費などを比較する他に、実際に大学に行ってみて気に入るかどうかが決定を大きく左右するそうです。

今年は、コロナウィルス問題が起きたので、約70%の生徒が180マイル以内の大学、つまりだいたい3時間以内の距離の大学に進学しようとしているそうです。(The Princeton Reviewより)
あまり考えたくはないですが、今後も何かが起きた時、あまり遠い大学に子供が行ってしまうと心配という親心はとてもよくわかります😔


また、今年は大学に行ってみることもできないので、大学選びをするためには生徒たちは皆、大学のサイトをよく読み、そしてサイトにあるビデオを見て、最終的に進学する大学を決めることになりました。

そんなとき、また娘にスタンフォード大学からプレゼント🎁が!

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中には、バーチャルリアリティーヘッドセットが入っていました。

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このヘッドセットの中にスマートフォンを入れてかぶり、バーチャルリアリティツアーを楽しんでください!とのことでした。

QRコードを読み込むとビデオが見られ、スタンフォード大学のキャンパスが360°見えるツアーが体験でき、先輩方の声も聴くことができました。
娘だけでなく、私もトライ!

三半規管が弱いと、ちょっと目が回るかもしれませんが、なかなか楽しい体験でした😄

 

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2020年5月 3日 (日)

スタンフォード大学からの贈り物🎁


大学は、ネットで合格発表をした後、合格者には「合格おめでとう🎉」の郵便を送ってくれます。


公立の大学だと財政の問題もあり、シールや合格証明書(厚紙に印刷された証明書)、ポスター、工作(?厚紙でできています)、合格者の集い(合格者が集まる大学のオープンハウス)につけてきてほしいプラスティックのタグ(コロナ自粛前に計画したのだと思います)の、だいたいどれか一つが入っていました。また、パンフレットだけで何もついていない大学もありました。
私立の大学の場合は、Tシャツや旗など、もうちょっと高価なものが送られて来ます。

さて、期待のスタンフォード大学からは。。。

スタンフォード大学カラーの箱が送られてきました!
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中には、Welcome!のカードが入っていて、きれいに包まれたプレゼントが😆
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まず、目に入ったのはジグソーパズル。
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さっそく組み立ててみる娘。
スタンフォード大学の写真が出来上がりました!
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その他にも、スタンフォードの帽子、コップ、透明の袋、カードネックレスホルダー、車に貼るスタンフォードシールなどが入っていました。
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高校は休校中というのに、宿題に追われ、プロジェクトのビデオ作りに追われ、さらにAPテストの準備に追われている娘ですが、少し明るい気持ちになれたようです。
ありがとうございました😊

 

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2020年4月27日 (月)

スタンフォード大学に決めました❣️

コロナのための自粛生活中ですが、娘の高校生活はリモートでありながらも進んでいきます。
そして、いよいよ、大学を決める時期になりました。
(秋からの大学がキャンパスで行える状況になっているのかは心配なところですが)

娘が合格切符を手にし、進学を決めたのは、スタンフォード大学。

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同じパロアルトにある大学で、小学生の頃からの憧れでした。
バレエカンパニーもあるので、今後もバレエを続けることができます。

しかし、本当にアメリカの大学受験というのは結果が予測できないものです。
「こうしたら受かる!」というのがなく、運もあるんですよね。
ちょうど、こういう能力のある子がほしい、と取ってもらえたり…どんなに学業が優秀でたくさんの課外活動をしていてもダメだったり。特にアジア系は学業完璧な子が多いので、優秀な子でも厳しいです。

高校でいつも娘と一緒にいる中国系米国人の友人とは、ほとんど大学から同じような評価が得られそうな経歴で、一緒にスタンフォード、MIT、UCバークレー、UCLAを受けましたが、娘はスタンフォード、UCバークレー、UCLAが合格、お友達はMIT、UCLAが合格、と結果がかなり違っています。
娘の第一志望がスタンフォード、お友達の第一志望がMITだったので、お互いに結果がよかったと喜び合ったそうです。
(私個人としても、MITは入学後とても大変そうなので、逆の結果にならなくて安心しました)

実は、お友達の方が少し成績がよく、高校生活中のA+数がお友達の方が若干多く、しかも娘はA-を取った事があった上に、SATは お友達が10点上(SAT Subject Testsは二人とも全満点)でした。もちろん、課外活動もしっかりしています。他の大学より成績が重視だと言われているUCバークレーなのに何故か優秀なお友達を取らなかった、など、不思議な結果も起こるのです。

アメリカの受験には自分の努力ではどうにもならない部分も大きいので、ドリームスクールを一つにしない、そして好きな大学をいくつか持つのが精神的に楽なのだと思います。

前に、あまりにスタンフォード大学に憧れた女の子がスタンフォードの寮に潜り込み、8か月もの間、スタンフォードの学生と一緒に寮生活を送っていたという事件もありました。
彼女には親からのプレッシャーもあったそうですが、親は子供の気持ちを一つの大学だけに向けないようにすることが必要ですね。

娘とMITに決まったお友達は、二人とも運がよい結果になり、本当にほっとしました。
この自粛生活中、ときどきzoomで一緒に勉強しています。
早く、実際に会えるようになるといいのですが。

 

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