絵本

2007年4月18日 (水)

お勧め 日本の絵本

 

しばらくぶりに、日本の絵本の紹介をします。


  • 秋山 あゆ子: くものすおやぶん とりものちょう

    秋山 あゆ子: くものすおやぶん とりものちょう
    江戸を舞台にしたお話。主人公は虫たちで、細かくとてもよく描かれています。言葉の言い回しが難しい部分や慣れない単語が出てくるので、海外育ちの子には難しいかと思いましたが、ものすごく気に入りました。 また、
    十手、倉、掛け軸、床の間、ふすま、障子、畳、ぬれ縁、かまど、かめ、仏壇、火鉢、神棚、土間、柄杓、桶、戸棚、飴細工、駕籠などが、背景などに細かくきちんと描かれているので、この一冊で日本古来の物の語彙を広げられて、ものすごく重宝しました。毎年一時帰国したとしても、そのときに日本の伝統的なものを全て見せて記憶させるのは至難の業ですから。


  • 浜田 廣介: 泣いた赤おに―浜田廣介童話集

    浜田 廣介: 泣いた赤おに―浜田廣介童話集
    「友情」を扱ったこの絵本、子どものときに読んだのを思い出しましたが、その頃は感動した覚えがありませんでした。青鬼の提案を「何か裏があるのでは?」と猜疑心を持ちながら読んでしまう大人も多いのではないでしょうか。浜田廣介の作品なので、とてもきれいな友情のお話です。最後に青鬼の手紙を読むときには、涙涙です。


  • 林 明子: こんとあき

    林 明子: こんとあき
    現代の名作の一つで、こんが小さい声で言う「だいじょうぶ、だいじょうぶ」という言葉が有名な絵本です。あきが生れたときから一緒にいる ぬいぐるみの男の子ギツネこん。なぜか人間のように動き、話をする生き物になっていて、あきと一緒に旅をするお話です。思いやりの心も教えてくれます。こんは、ぬいぐるみの作り方も公開されている人気者です。


  • 野坂 勇作: しもばしら

    野坂 勇作: しもばしら
    「かがくのとも」シリーズ。男の子のはーちゃんが寒い朝に「しもばしら」を見つけ、観察したり、作ったりするお話です。水や氷について学べる楽しい本です。しもばしらを冷凍庫で作る方法まで出ているので、さらに子どもの興味を引きます。


  • 土家 由岐雄: かわいそうなぞう

    土家 由岐雄: かわいそうなぞう
    戦争の悲惨さを、血を流した人ではなく、動物の置かれた状態によって教える本なので、小さな子どもに過去の戦争を伝えるにはいい本です。爆撃によって動物園が破壊されたときに、動物が人に危害を与えるのを防ぐため、殺されることになった動物たち。餓死させられることになったゾウが、餌をもらおうと一生懸命芸をする姿。耐えられなくまって餌をあげてしまう飼育員。。。途中で泣けてしまいますが。


  • 光吉 夏弥: おかあさんだいすき

    光吉 夏弥: おかあさんだいすき
    私が子供の頃に読んだ本です。大好きなお母さんがよろこぶプレゼントは?自分が一番大切なものは何? 心が温まる2つのお話です。

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2007年2月 1日 (木)

お勧め 日本の絵本

最近、英語の絵本リストをブログの左端に載せていたら、友人から「海外の人は英語の本をわざわざ日本から買わないじゃない。日本語の絵本の情報の方がほしい」と言われました。え、そういう意味じゃなくて、ここに接続する人の半分は日本の人で、それなら英語の絵本を買いたいときの参考にいいかな、というか。。。実際には、絵本はカラフルだから華やかになっていいかも、くらいの軽い気持ちだったんだけど。

でも、確かに、海外在住の人のために日本語の絵本の情報もいいかもしれないと思い、とりあえず、有名なシリーズものから書いてみました。
今後も、ときどき絵本&児童書を紹介していきたいと思います。


  • おおむら ゆりこ: ぐりとぐら

    おおむら ゆりこ: ぐりとぐら
    ぐ りとぐらシリーズの一番有名なお話。大きな卵を見つけた ぐりとぐらは、大きなカステラを作ることにします。たくさんの森の仲間たちと分け合って食べる という心のやさしいお話です。途中に出てくる詩のごろがよく、また分けて食べるシーンもかわいいので、どの子供にも人気のある絵本です。

  • やまわき ゆりこ: ぐりとぐらのうたうた12つき

    やまわき ゆりこ: ぐりとぐらのうたうた12つき
    ひと月ひと月の特色を、軽やかな詩と一緒にぐりとぐらが表現してくれます。月や季節などを知るのに楽しい本です。これほど季節感のない国に住んでいる子供たちには特に、日本の四季を知ることができていい絵本だと思います。

  • なかがわ りえこ: ぐりとぐらのかいすいよく

    なかがわ りえこ: ぐりとぐらのかいすいよく
    海水浴中のぐりとぐらが見つけたびん。中には地図と浮き袋が入っていました。その地図の場所に泳いで行くと、うみぼうずに出会います。そして彼の頼みを聞いた後、お礼にと水泳を習います。ここで出てくる水泳の様子が、とても人気のあるシーンです。その後の水泳も楽しくなるかもしれません。

  • やまわき ゆりこ: ぐりとぐらのえんそく

    やまわき ゆりこ: ぐりとぐらのえんそく
    お弁当を持って遠足に行く ぐりとぐら。途中で毛糸にからまって倒れてしまい、その毛糸の元をたどっていくと、クマさんの家に着きます。クマさんも交えて遠足の続きをする、というお話です。遠足は、子供の好きなテーマなので、よろこびますね。

  • 中川 李枝子: ぐりとぐらのおおそうじ

    中川 李枝子: ぐりとぐらのおおそうじ
    春になって家の大掃除をする単純な お話なのですが、ぼろきれなどを身体に巻きつけて掃除をするところ、すべって床をみがくところ、など何故かとても引きつけられるお話です。きれいになったお部屋でウサギさんたちを招待してクッキーを食べるシーンも子供受けするようです。

  • なかえ よしを: ねずみくんのチョッキ

    なかえ よしを: ねずみくんのチョッキ
    文字が少ないので、小さい子供から楽しめます。次々といろいろな動物が着てしまったねずみくんのチョッキ。小さな動物から、だんだん大きな動物まで着てしまって。。。最後のオチが笑えます。とても楽しい本です。

  • なかえ よしを: ねみちゃんとねずみくん

    なかえ よしを: ねみちゃんとねずみくん
    ねみちゃんが何かを編んでいる姿を見て、自分へのプレゼントだと考えた ねずみくん。ねみちゃんとの将来を次々と思い描きます。はっと我に返って、実際にプレゼントを受け取ってみたらぶかぶかで。。。と、これもオチのある楽しいお話です。

  • なかえ よしを: りんごがたべたいねずみくん

    なかえ よしを: りんごがたべたいねずみくん
    木になっているりんごが食べたいのに、小さなねずみくんには取ることができません。鳥、ゾウ、猿、きりん、カンガルー、サイが、それぞれの特性を生かして次々とりんごを取っていくのを眺めているねずみくん。でも最後にリンゴを手にすることができますが、それはお友達と力を合わせた結果だったという、ちょっと教訓の入ったお話です。

  • なかえ よしを: ねずみくんとブランコ

    なかえ よしを: ねずみくんとブランコ
    ひよこさんがブランコに乗っていると、いろいろな動物が乗せてほしいと寄ってきます。でも、ひよこさんのブランコは小さくて誰も乗れません。小さなねずみくんだけは一緒に乗れました。そこへ意地悪なねこくんがやってきてブランコを取ってしまうのですが。。。意地悪するとよくないことが起こるのよ、というお話です。

  • 加古 里子: だるまちゃんとかみなりちゃん

    加古 里子: だるまちゃんとかみなりちゃん
    小さな子供から楽しめる絵本です。とても想像力豊かなお話。だるまちゃんが、ひょんなことから かみなりちゃんを手助けして、かみなりちゃんのお家に遊びに行きます。ちょっとした表現がおもしろく、子供が引きつけられるようです。

  • 加古 里子: だるまちゃんとてんじんちゃん

    加古 里子: だるまちゃんとてんじんちゃん
    だるまちゃんシリーズの絵本。だるまちゃんがつりをしているときに手伝ってくれたてんじんちゃん三兄弟。お友達になって、だるまちゃんは てんじんちゃんの家にお手伝いにいきます。お弁当を用意して てんじんちゃんのお父さんとお母さんのいる畑に行くのです。お弁当を用意している様子がテンポよく、楽しいです。

  • 五味 太郎: きんぎょが にげた

    五味 太郎: きんぎょが にげた
    2歳くらいの小さな子供でも集中できる本です。逃げ出したきんぎょをカラフルな絵のあちこちから、探し出して遊ぶのが楽しいです。


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