日本大嫌い!な人々に出会う時。。。
シリコンバレーは、他のアジア系ほどではないけれど、日本人がわりと多く住んでいます。
そのため、それほど「日本人」ということで嫌な思いをすることはありません。
ただ、まれに、あまり自国を出てから年月が経っていない韓国や中国の方たちから、「日本人を嫌っているな」と感じることはありました。
また、在米中国系住民主体の反日団体が ご近所のクパティーノに本部を置いているのは知っているし、やはり日本嫌いな人はいるのだろうなぁと思っていました。
さて先日、娘が行っていたサマーキャンプでのこと。
中国系のお友達が、別の中国系の子に、
「ね、彼女って中国人じゃなくて日本人なのよ。」
と言ったそうです。
「え、彼女って日本人だったの?」
うちのパパ、日本が大嫌いなのよね。
日本製品も大嫌い。
何でも、日本に関係するものは全て大嫌いなの!」
基本的にアジア系アメリカ人同士は仲がいいし、あまり人種差別的な発言はしないものなので、辺りがシーンとなったところ、娘の中国系のお友達が気を利かせて、
「そうなの!? うちのママと逆だわ。
ママは、日本のものなら何でも大好きなの!」
と笑ってフォローしてくれたので、それ以上、日本の悪口には発展しなかったそうです。
家に帰ってきた娘は、
「本当に大嫌いみたいだったの。怖い。。。
明日、ナイフを持ってきたりしないかしら。」
と怖がっていました。
「また、あなた日本人なのよね?って話をされたらどうしよう。」
と言うので、私も悩んでしまいました。
こういう反日感情って、代々、小さい頃から刷り込まれたものなので、何を言っても よけいに刺激してしまうでしょう。
娘に対して、日本への憎しみをぶつけられても怖いし。。。
ということで、
「私は、アメリカで生まれてアメリカで育った日系アメリカ人なの。
私の祖先は日本だから血は日本人だけど、大昔は中国や韓国から来た人たちも混じって日本人になってるわけだから、だんだん何人っていう分け方は わからなくなっちゃうわね。」
と、あまり日本人ということに拘った返答をしないでおいた方がいいかも、と話しました。
ところで、小学校の4年生のクラスメートたちとは、変な遊びをさせられたことがあるそうです。
韓国系の子が、
「昔、韓国は日本と戦争をして負けちゃったの。」
中国系の子が、
「中国も、負けちゃったの。」
そこで、二人が泣く真似をして、娘には両腕を腰に当てて「エッヘン!」のポーズを取って!と頼んだそうです。
娘は拒否したそうですが。
こういう遊びはしてほしくないものです。。。
国同士の話題になると難しいですね。
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