クログルミ雑学とクログルミのお菓子
最近、行きつけのWhole Foodsでクルミが見つけられず、娘が「これ買えばいいじゃない?」と言うので今まで手に取ったことのないクログルミを買ってきました。
私は日々のパンを買わずに焼いているので、そのパンに入れる予定だったのです。
クルミとそう違わないだろうと思ったのですが。。。
アメリカで売られているクルミは、もともとはペルシャにあったクルミの種類を1880年代に伝道者がアメリカに持ち込んできたものと言われているそうです。
クログルミは、もともとアメリカに自生していたクルミで、普通のクルミより少し小さく、もっとギザギザした皮の中に入っています。
(西部になるほど、ギザギザが浅くなるらしいですが。)
もっと味が濃く。。。と言えば聞こえがいいですが、その風味も味もクルミとは違い、かなり癖があるので、そのまま食べる人はあまりいません。
前菜やサラダに少しだけ入れたり、パンやクッキー、キャンディーに入れたりするようです。
それでも、あまり人気のあるものではなく、食べたことのある人&好きな人はそういないのでは。
クログルミの木を家具にするには人気だそうですが。
ちなみに、クログルミを家具にすると、このような色合いです。
そんなクログルミですが、Whole Foodsは健康志向が強いから置いていたのかもしれません。
クログルミは、とても健康にいいのです。
クログルミは、殺菌作用があるため、感染症に効き、寄生虫を退治したり、腸の働きをよくするなどの作用があり、そして、がんの治療などにもいいと言われているそうです。
つまり、サプリメントなどで使われています。
さて、パンに入れてみると。。。う~ん。かなりすごい。。。
日本人は慣れていない味で、食べられない人が多いかも。
やっぱり、サプリにするものね、と思わなくもない味でした。
1回のパンでは使い切れないので、残りの使い道を考えなくては、ということで、クログルミとレーズンのビスコッティにしてみました。
これなら、レーズンの味で緩和されて、少し食べやすくなった気がします。
そもそも私も健康志向なので、ビスコッティ自体は、アメリカの通常のビスコッティレシピよりも、多少、油も甘さも少なくしています。
オリーブオイル ............................... 1/4カップ
砂糖 ................................................ 3/4カップ
バニラエクストラクト ....................... 小さじ2
卵 ..................................................... 2個
オールパーパスフラワー .............. 1 3/4カップ
塩 ..................................................... 小さじ1/4
ベーキングパウダー ...................... 小さじ1
クログルミ ........................................ 1 1/2カップ
レーズン .......................................... 1/2カップ
1. オーブンを300度に温める。
2. オリーブオイルと砂糖をよく混ぜ、卵も混ぜる。その他の材料も混ぜる。
3. クッキーシートの上に、幅5~6cm、厚さ2.5cmくらいの棒状に適当に広げる。
4. 30分(薄い茶色になるくらい)に焼く。
5. 10分、冷ます。
6. オーブンを275度に下げる。
6. ビスコッティの形になるように、2cmくらいの厚さに斜めに切る。
7. 再度、クッキーシートに並べて、10分くらい焼く。
8. 出来上がり。
あくまでも、クログルミを食べやすく、健康的に、のレシピです。
クログルミは関係なく、おいしいビスコッティを食べたい方は、クログルミをピスタチオに、レーズンをクランベリーに変えてください。
最近のコメント