動物

2017年7月13日 (木)

豚の解剖の授業


夏休み前のお話をもう一つ。。。
生物の授業で、解剖の授業をしたそうです。
パロアルトでは、生物の授業にもかなり教育費がかけられているようです。

小学校5年の頃に体験したフクロウのペレット解体授業では、きれいなネズミの骨がどのグループからも出てきました。
(教育費がかけられない市では、毛しか出てこない安いペレットを使用します。)

その後、羊の心臓の解剖の授業もありました。
二人で一つの心臓が割り当てられたので、かなりの数ですね。

やはり噂の通り、パロアルトの教育は恵まれているようです。

ところで、娘は「血を見ると倒れる」というかなりな怖がり屋。
学校に提出するための健康診断で血液検査をした時には気を失ってしまいました。
授業中の娯楽として映画オデッセイを観たときにも、苦しむ人を見て(演技と理屈ではわかっていても)倒れて保健室に。。。とかなり面倒な性格のため、以前の解剖前にはとても心配しました。

ところが、羊の解剖のときに「苦しまず、血が流れない解剖は大丈夫」ということが判明したので、今回の解剖授業は安心して送り出すことができました。

今回の解剖は、子豚
解剖の材料は、血が出ない(抜いてある?)ようで、まったく怖くありません。

子豚は、食肉用に飼育されている豚が死産したときの豚が解剖に使用されます。
親豚は、もう食用になってしまったそうです。。。
死産の子豚も
「命」として尊重しなくてはいけないということで、先生から注意がありました。

  • 解剖の豚で遊んではいけない

 (例えば、豚の耳を取って、自分の頭に寄せて「僕、豚」などと不謹慎な遊びをしてはいけない)

  • 豚に名前を付けてもいけない


ということです。

名前を付けるのが「命を尊重していない」ことなのかはわかりませんが、名前をつけることによって生徒に心理的な影響があってはいけないということなのだと思います。

とはいえ、まだ高校生。
「先生に内緒だけど、僕たちの豚はフレッドって名前にしよう。」と、言いつけを守らない男子生徒も。。。


さて、解剖の授業は、子豚の身体を開き、内臓がどのように配置されているのか調べていきます。
教材で図解されているものと同じであることを確認しました。

内臓の次は、頭を切り開いて脳を確認したそうです。

テストでは、豚の内臓の名前を記入するテストがあったのですが、さすがに解剖という印象に残る体験をした後なので、記憶には強く残ったようでした。

最後に、解剖後に撮った豚の脳の写真です。
その手の写真に弱い方は、見ないようにしてください。。。

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2015年6月13日 (土)

性教育は理科の先生担当☆

カリフォルニア、パロアルト市の公立学校に通う7年生(中学2年生)の娘。
日本の子供たちと違い、かなり奥手です。
友人も似たようなもので、ちょっと変な会話をしていました。

友人「
私、生まれた時には男の子だと思ったんだって。
   それで、男の子の名前を付けたらしいの。


娘「
大きな声だったのね~
  今は女の子の名前だけど、どうしたの?


友人「
途中で女の子かも、って思って、女の子の名前に変えたらしいの。

娘「
よかったね~ 女の子の名前に変えてもらって。

その話を娘から聞いた私は「???」

生まれた時に男だと思って???
「生まれる前に」の間違いでは。。。

そんな7年生たちも、年度末になって性について習う時期になりました。

理科の先生から送られてきたメールには、

「お子さんたちは、7年生の理科の最後に人間の生殖器官について学びます。
人間の生殖器官の学習には、男性・女性の生殖器官の名称、各生殖器官の機能、生理、排卵、射精、受胎、妊娠、避妊、HIVについての学習が含まれています。
ただ、カリフォルニアでは、親が
性の単元を習わせたくない場合は学ばなくてよい制度になっています。
その場合は、別の教材を用意しますので早急に連絡をください。」

と書かれています。

いったいどのような授業内容になるのだろう、習わせていいものなのか?と不安になりました。

というのも、ベイエリアの別の市で性教育の授業を受けた5年生の男の子が、家に帰るなり、母親である私の友人に、

「お母さん、自慰って何のためにするの?」

と質問し、その後、次々と驚く質問をしたらしいのです。
(とても、ここに書けない単語の数々。。。)

アメリカでは細かい教育は学区に任せられています。
その地区に合う最良の教育を与えられるように、ということなのだと思います。
確かに、その男の子の住む地区はパロアルトとは人種構成が全く違い、高校生で妊婦になる子も珍しくなく、心が早く成長するようなのです。
そのために、早くからいろいろな教育をしているのだと思います。

パロアルトはというと、小学校の頃に性的な教育は全くなく、今回が初めての性教育でした。
それも、担当は理科の先生。

教材は、Life's Greatest Miracleというビデオを使うということで、あらかじめ先生から連絡がありました。

ドキドキしながらビデオを見ると。。。



な~んだ!
かなり科学的な教育なのね。
しかし、子供によっては途中で寝てしまいそうな。。。
このビデオを見せた後に、HIVなど内容を追加する授業をするのでしょう。
科学的な内容で、確かにパロアルトの親たちが好む性教育のような気がします。

ただ心配なのは、赤ちゃんが生まれるシーン。
娘は血を見ると怖くなって脳貧血を起こすことが。。。

少し心配しながら、その日の学校が終わるのを待っていました。

後から話を聞くと、「つわり」の説明の後、先生がビデオを切り、出産シーンはなかったそうです。

理科の授業らしく、先生が いろいろな動物の話をしたので、性に関しては秘め事的な感じではなく、人間も動物の一種という受け取り方をしたようです。

そして、

「恐竜は身体が大きいから、赤ちゃんを作るとメスの恐竜のお尻の骨にヒビが入っちゃうんだって。恐竜の化石を見るとわかるらしいよ。」
「○○サメは、オスがメスの首のところを噛みついて赤ちゃんを作るから、メスの首のところの肌はすごく強くできているんだって。」

と、知っていて得があるのかわからない豆知識を娘はくったくなく話すのでした。

やはりアメリカ。
地域によって、性教育にもかなり違いがあるのですね。


 

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2015年4月30日 (木)

カモの親子発見!!(^o^)


昨日、娘をお迎えに行こうと車を走らせていました。

Duckfamily1
すると、道路の真ん中に茶色の紙袋のようなものが。。。
中に何か入っているといけないから、引かないようにしなくちゃ。
と思っていると、そのゴミのようなものがゆっくり動いてる!?

よ~く見ると、カモの親子が歩いて道路を横断していたのでした!

びっくりして車を急停車!

カモの親子は、そのままゆっくりと道路を横断して歩いて行きました。


Duckfamily2
上の写真の真ん中当たりに、道路を渡り終えたカモの親子が写っています。

拡大してみると。。。

Duckfamily3

よちよち、ちゃんと歩いてる!!

そして、カモたちは、歩道に登っていきました。

Duckfamily4
ママが先に登ってしまって赤ちゃんカモは大丈夫なのか心配で見入っていましたが。。。

小さい赤ちゃんカモたちも、全員が登り終えました。

Duckfamily5
私も一安心。

この金網の裏は谷になっていて、小さな川が流れています。
カモの親子たちは水辺に向かって歩いているのでしょう。

Duckfamily6

また、このカモの親子に会えないかなぁ。
でも危ないから、もう道路を渡ってほしくないなぁ、などと考えながら、娘を迎えるため中学校への道を急いだのでした。

   

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2014年5月 9日 (金)

屋根の上が信じられないことに!


シリコンバレーは、本当に蜂 が多いです。
家に出没したからか よけい気になるようになってしまいました。
娘も、学校のランチのときに蜂を見かけないことは まずないとか。


ところで、二階のお部屋に入ってきた蜂を採る仕掛けを作って以来、今まで飛んでいた場所というよりも別のところで飛んでいる気がしてしかたがないこの頃。

ひょっとして、ちょっと移動したところに蜂が出没している??

いたたまれなくなり、一階の屋根に上って二階の屋根の上を撮影してみました。

すると、こんな感じ。



ひぇ~~~っ!!

大変なことに!!
が大群になってやってきたようです!

早く、もう一度駆除しなくては。
手術を受けていて仕事ができなかったらしい 蜂の業者の方に、やっと来てもらえることになりそうです。

でも、蜂の業者の方は、こんなミツバチは大したことないという様子。
もっと怖い狩蜂も退治しているのだものね。

蜂が怖くなった後、狩蜂も気になって庭に罠を仕掛けてみました。
水を中に入れて、木などに下げるタイプのものです。

Yellowjackettrap

すると、狩蜂も何匹か捕まりました。

こわい~~~っ!

   

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2014年4月29日 (火)

蜂がたくさん採れた!!


まだまだ続く、蜂騒動です。。。

雨漏り騒動の後、雨に関しての問題はなくなったものの、今度は娘の部屋に何匹もの蜂が入ってきました。

今回の蜂騒動で学んだことは、30年保障のある屋根というのは、雨に関しての保障であって、虫類に関する保障ではないこと。

つまり、蜂駆除の業者さんに頼んで、雨が入ることはない屋根の細かい隙間を虫対策用に埋めてもらわないと、戻ってきた蜂は近くの別な場所に入口がないか必死に探してしまうのです。

蜂が巣を作っていた場所というのは、蜂が住んだり子供を育てたりするのにとても適した環境なので、蜂は その場所に固執するらしいのです。

娘の部屋に入ってくる経路は、新しい屋根の隙間から、天井裏に入り、そして天井に取り付けられた電気の穴に続くよう。

Beeceiling

ということで、電気を取り外し、ビニール袋をつけました。

一日経つと、蜂がたくさん!!!

袋の中で、「ぶーーん!ぶーーん!
」と言っています。



ということで、また蜂駆除の業者に来てもらうことになりました。


蜂問題で頭がいっぱいの週末。
パロアルトのダウンタウンにあるマカロン屋さん、Chantal Guillon Macarons & Teasに立ち寄ると、ディスプレイが蜂!!

Chantal
このような状況でなかったら可愛いと思ったのかもしれませんが、今は複雑な心境です。。。
   

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2014年4月11日 (金)

蜂の巣騒動から雨漏り騒動へ(-_-#)


屋根の下側に蜂の巣
を作られたようで、先月末、蜂の巣の駆除のために業者を呼びました

Beehive蜂の巣というと、クマのプーさんに出てくるような丸っこい巣を想像しますが、実際に家に作られる巣は、もっと違う形になることが多くあります。

家のすき間に作られる巣は、当然、平べったい巣になるのです。

左の写真は、壁の裏に作られた
3年物の巣だそうです。
平べったく大きくできていますね。

なんと、重さは120ポンド(55キロ弱)
私より思い。。。怖い!!

うちの蜂の巣も、場所が屋根の下なので、平べったい巣なのでしょう。
作業員が来て、屋根を開く作業から始まり、蜂の巣を取り除く作業、そして屋根を元に戻す作業を、二日かけてしてくれました。

料金は、一時間150ドル
屋根の作業時間は、もう少し安くなるそうです。
(まだ、最終的な請求書が来ていないので、どれほどかかったのかはわからないのですが。)

さて、ホッとしたのもつかの間。

蜂の巣を取り除いた数日後、大雨が降りました。
それはそれは、すごい雨でした。

すると、ソファにくつろぐ私の右側で音が。

ポツッ! ポツッ!

何の音?と眺めてみると、
上から水が!?

びっくりして上のほうを見てみると、天井?壁?についている間接照明の下側から、水が流れてきているよう。

Beetrouble
照明から水が出てくるって?

ひょっとして、これ、雨漏りなの!?

焦って、バケツを探し、床の上において、家をガード!!

昭和初期の漫画に出てくるような風情になった我が家でした。

ここで、大きな心配が。。。

二階の屋根に手を入れて、その後、一階のリビングで、それも天井でもない壁でもない、よくわからない照明の場所から雨漏りしますってクレーム、蜂退治屋さんに話して理解してもらえるのだろうか。

ものすごーく暗い気分で連絡をすると、案の定、

一階で雨漏り??

という反応。

でも、「
それは、ものすごく珍しい現象だ」と言いつつ、家に来てもらえました。

その後、屋根修理もしてもらえました。
屋根の一部に水が入ってしまう部分があり、そこから壁を伝ったりして水が出てきたのが、その間接照明の部分だったよう。

いちおう、蜂の巣はなくなり、雨漏りの問題もなくなり、ほっと一息。

。。。のつもりでしたが、出かけていた蜂が戻ってきたのか、うちの屋根の周りで、まだ飛んでいる蜂
がいます。

巣がない!
どこかに新しい巣を作りたい~!


と蜂
が言っているような気がします。
いろいろネットの記事を読むと、蜂はすごくしつこいらしく、何度も戻ってくるとか。
ここで、巣を作らせないような戦いが始まるらしいのです。

まだ騒動は終わりそうにありません。

   

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2014年3月26日 (水)

屋根の中(?)に蜂の巣!騒動


アメリカ、シリコンバレーは、日本と比べて とても蜂
が多いです。
緑が多いのだから、当たり前と言えば当たり前ですね。

娘も、パロアルトにある学校の昼食時間に蜂を見ないことはなく、

お弁当箱の中に蜂が入ってしまって途中で食べられなくなった。
蜂から逃げたら、お弁当を落として。。。

などと、お友達や娘自身の被害が多くあります。
(そういえば、蜂だけでなく「
上を飛んでいたカモメの糞がお弁当箱に入って食べられなくなった。」という友人もいました。

蜂が多いということは、つまり蜂の巣
も多いということですね。

前に住んでいたサニーベールの家でも、軒下に蜂の巣ができてしまったことがありました。
幸い、まだ直径 5cmにも満たない小さな巣で、それも家の屋根が低かったので、棒で「ポン!」と落として処理することができました。

ところが、今の家は二階建て。。。

数ヶ月前から、特に二階のコンピュータルームで「ぶんぶん」聞こえることが多いな~と思っていたのですが、軒下に蜂の巣は見当たりませんでした。

でも、蜂が異常にぶんぶん言っている!?

どうも、屋根に小さな穴を見つけて蜂が出入りし、屋根の下に蜂の巣を作ってしまったよう。

そうなると大変!
駆除しなくては。。。

この辺り、たくさんの蜂が あちこちの家の軒下や屋根の下に巣を作っているので、蜂の駆除業者もたくさんあります。

私がお世話になるのは、Bee Busters
蜂駆除の専門業者です。

まず、状態を確認するため、一人の作業員が家に来ました。

間違いなく、屋根の下に巣がある。
 これは、ミツバチだ。


いちおう、スズメバチなどの怖い蜂ではなくてよかったけれど。。。

こんな蜂でした。

Bee2014

その後、別の駆除担当者と日程調整をして駆除作業に入ります。

何十年と保障のある屋根なのですが、そのような屋根でも屋根の会社に許可を取って屋根を開け、蜂と蜂の巣を退治して、屋根を元に戻し、屋根会社のチェックを受けて処理を終わらせる、という面倒な作業をしてくれます。

だいたいの見積もりでは、1500ドルくらい(以上?)ではないかと言われています。
簡単な駆除だと150ドルくらいのようですが、さすがに屋根の下となると長時間かかるので高くなりますね。

早く駆除できて平和が訪れますように。。。

   

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2012年10月14日 (日)

えぐい?本格的?豪華?解剖授業


シリコンバレーにあるパロアルトの小学校で、解剖の実験をしました。

何の解剖かと言うと。。。


羊の心臓!!

でした。

私が小学校の頃はフナの解剖をしましたが、シリコンバレーでは小学校5年生で羊の心臓の解剖とは びっくり。


それも、グループは2人
一組!

2人に一つ、羊の心臓が割り当てられるなんて、パロアルトの小学校全体を考えると、いったいどれだけの羊の心臓が必要になるのでしょう。


学校側としては、羊の心臓は人間の心臓に似ていて、また簡単に手に入る(?)のでいい教材なのだそうです。

先生! この羊、実験のために殺されたわけじゃないんですよね?

と質問する生徒もいました。

解剖に使用する心臓は、年をとって亡くなった羊のものだそうです。

さて、この解剖の実験では、誰と一緒にペアを組みたいか、先にアンケートを行います。

その他、アンケートでは「私は、解剖をしたくありません」などと実験を拒否することも可能です。


また、
実験室に入って心臓を見たときに「あ、やだな」と思ったらやらなくてもいい

また、
解剖実験の途中でも、「いやだな」と思い始めたら中断していい、などと細かく指示があります。

倒れたりしたら大変だものね。


うちの娘は、とても怖がり。
解剖の日、学校に送り出すのが心配でした。

ところが、実際に解剖が始まると、かなり積極的だったそうで。。。(ボランティアのママ談)

まずは、実験前にペアになった親友と写真撮影。

Sheepheart0

二人で一緒に手に持っているのは。。。

Sheepheart1
もちろん、羊の心臓。


そして、心臓内部がどうなっているのか解剖実験をしました。
先生が説明を行い、生徒たちは動脈に指を入れてみたり、切って中を調べてみたりしたそうです。

Heartdissection

生徒たちが
一番苦労したのは、臭いでしえた。
その臭いに耐えられず、途中で休憩に入った生徒たちも多かったそうです。

その後、「
ここから先は、お医者様から説明をしてもらいましょう。」と細かい説明や質疑応答は、お医者さんにバトンタッチ

実はお医者さんは、同じ学年の父兄の一人です。
パロアルトにはお医者さんが多いので、こういったイベント時には、いつも誰かしらお医者さんがボランティアで参加してくれます。(遠足も、お医者さん同行なので安心。


お医者さんの存在、ありがたいです。

実験中、娘が

この心臓の周りについている白いのは何ですか?

と質問すると、

これは、あまりいいものじゃないんだよね。
 人間にもついたりするのだけど、脂肪だよ。


と教えてくれたそうです。

授業中、誰も倒れることなく、解剖実験は無事に終了!


最後まで心臓にくっついて調べていたのが、うちの娘だったとか。

ちょっと指から血が出ただけでも大騒ぎな子なのに。。。
人間ってわからないものですね。


    

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2012年9月30日 (日)

フクロウのペレット解体♪


シリコンバレー、パロアルトにある娘の小学校で行う理科では、なかなかおもしろい実験をします。

先日は、フクロウのペレット(owl pellet)解体をしてきました。

フクロウは獲物を丸呑みにして食べますが、胃が二つあって、一つは食べ物を消化するための胃、もう一つは、消化できない毛、羽、骨などを入れるための胃らしいのです。
そして、その消化できないものを胃の中で丸めて吐き出すのですが、その塊をペレットと呼ぶそうです。

Owlpellets

その解体作業はグループごとに行うのですが、グループは2人一組!
こういう実験を2人の小人数グループでできるというのが羨ましい環境ですね。

でも、こういうのは苦手な人もいるわけで。。。
ペアになる相手が誰になるのかが子供にとって大きな問題になります。
生徒たちは、一緒に実験をしたい相手の名前を紙に書いて、希望を出すそうです。

娘は、一番仲のいいお友達とペアになって実験をしました。

生徒たちが手にしたのは、だいたい2インチくらいのペレット
ペレットを分解すると、小さな骨がたくさん出てきます。

その骨をつなぎ合わせて、動物の形にします。
そして、フクロウが何を食べたのか調べたそうです。

娘グループも、ほとんどの骨が出てきて、きれいなネズミになりました。
つなぎ合わせた骨は、こんな感じ。

Vole

それぞれの骨の説明を入れると。。。

Volenote

だいたい、どのグループもペレットから出てくるのは「ネズミ」で、頭蓋骨の出てこないペレットはなかったそうです。

パロアルトの娘の学校では、質のよいペレットを入手して実験が行えたようですが、前の学校で同じようにペレットの解体実験をしたときには、だいたいのペレットからは毛しか出てこず、おもしろくなかったそうです。

ペレットにも質があるようで。。。


こういったペレットをアメリカで入手するのは難しいことではないようで、インターネットでも購入できるようになっています。

ペレット1つは$2.75
11個以上まとめて買うと、一つ当たり$2.5
100個以上買うと、1つあたり$2.25

などと売られています。
1つ2ドル以内で売っているペレットもあるようです。
(金額と質は、関係があるかもしれませんが。)
案外、安価ですね。

まとめて買って、フクロウが何を食べたかの統計を取ってサイエンスフェアに、などというのもいいかも!?
私は、ちょっと遠慮したいですが。。。


 

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2011年8月21日 (日)

ヤギたちの お仕事は。。。

友人が、Palo AltoのBayshore Roadを走っていると、道路の脇にある草むらに、たくさんのヤギがいたそうです。

Goatpa
こんなところに、こんなにヤギが!?

と驚いて、彼女は Animal Servicesに電話して報告しました。

すると、

あぁ、問題ありません。
 あれは雑草を取るために雇われたヤギ達なんですよ。

と言われました。

普通の道路わきにヤギ
とっても、のどかな風景が思わぬところで見られて、彼女はとても嬉しかったそう。

私も、遭遇したかったな~
こんな風景は、Palo Altoだけでなく、Los Altos Hillsでも見られるということです。

彼ら(ヤギたち)は、Gilroyから牛用の車両に乗って出勤してきてるんだよ。

などと、噂されていますが、真偽のほどはわかりません。

人間にもヤギにも嬉しい(?)、そして自然にやさしい、雑草防除の方法ですね~
 

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