健康

2023年8月28日 (月)

我が家の水質を調べる

 

最近、朝、少し腸の状態がよくなかったのですが、もしかしたら朝に飲む水が刺激になっているのかもしれないと思いつき、そうなると、我が家の水質も気になり出しましました。

その後、いろいろ情報を探していたところTDSテスターを見つけ、購入してみました。

 

TDSテスターは、TDS(Total Dissolved Solids:総溶解固形物)、つまりカルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウム・重炭酸塩・塩化物・硫酸塩などが水中に溶け込んでいる物質の濃度を測定してくれます。

この数値が高いほど、多くの物質が溶け込んでいるということです。
たくさん物質が溶け込んでいると、飲み水としては適しません。

 

ちなみに、水草が育ちやすいのは30PPMから100PPM。

苔が生えやすいのは、100PPMから120PPMだそうです。

 

アメリカの水道水は、100〜300PPMが多いそうです。

WHOの飲料水水質基準では60PPM以下だと、軟水と呼ばれています。
と言っても、75PPMや100PPMを軟水として扱っている場合もあるので、機関によって様々なようです。

 

購入したテスターの基準は厳しく、40PPM以下の数値だと飲料水として適しているということで緑の画面になり、40PPMより高い数値の場合は飲料水として適さないとして赤い画面になるそうです。

 

さて、我が家の水道水を計測してみると。。。

Untitled_artwork-4_20230828192101

19PPM

うちの水道水が飲み水として適していたとは。

 

ついでに、冷蔵庫で作った氷を溶かして水質チェックをしてみると、

Untitled_artwork-2_20230828192101

 

66PPM!

え!?

こちらの方が、飲み水としては水質がよくないの??
フィルター入れ替えたばかりなのだけど。
でも、この数値なら、飲んでもギリ大丈夫?

 

アメリカでは、水道水の85%が硬水だそうです。

つまり、我が家はアメリカの15%の家庭が得られる軟水だったよう。
この地区は水質がよく、飲んでも大丈夫、と聞いていましたが、本当だったのですね🚰

 

| | | コメント (0)

2022年12月23日 (金)

コロナ検査キット再配布&消費期限延長

Untitled_artwork_20221223193101
現在、再度 COVID.govアメリカ合衆国保健福祉省のコロナ関連情報サイト)から家庭用のコロナ検査キット(Antigen Test)が配布されています。

このサイトのリンクから、住所氏名を入力するだけで家のポストに届くので、とても簡単です。

そして、前回の検査キット配布から日が経ち、そろそろ前回送られてきたキットの消費期限が過ぎてきた頃だと思いますが、FDAがこの期限を見直し、各製品に対し、刻印されている消費期限と実際の消費期限の対比リストを公開するようになりました。

我が家のテストキットを調べてみると、刻印された消費期限では全て期限切れになったところですが、実際の消費期限を照らし合わせてみると、実際の消費期限は来年2〜3月になっていました。

箱の期限を見て「もう使えない!」と捨てずに、チェックしてください!」とのことなので、ちょっと面倒ですが確認すると良さそうです。

安全で穏やかなクリスマスをお迎えください🎄

 

| | | コメント (0)

2022年12月20日 (火)

ついにコロナが我が家に😱

 

娘はかなり真面目に、そして大学生の中でもトップクラスのコロナ対策をしていたため、コロナになる確率は少ないと思っていました。
私も、かなり慎重なので、コロナには罹らずに終わると思っていたのですが。。。

さすがに家の中では無防備でした。
ついにコロナウィルスが我が家に侵入する事態に💦

そのため、手にすることもないと思っていたオキシメーターを購入。

9fa5e66bad5740789e84dc6d197d4248

Amazonで届くまでに2日かかるので罹患してすぐに購入したのですが、実際には幸運にも家族全員が軽症だったので、オモチャにしかなりませんでした。

反面、役に立ったのが、このSleeping Pad for Camping

5ff1c9838685487a9651dde9a7d1f218

キャンプ用のベッドの代替品として売られているものです。
パッドの下の方にポンプが付いていて、足で踏んでパッドの中に空気を送り込み膨らませます。
2人用の大きいものを購入しましたが、だいたい5分くらいでパンパンになりました。

これをリビングに置いておくと、わざわざ遠いベッドルームに行かなくても、いつでもリビングがベッドルームにもなります。
キッチンも近くて、すぐ近くに必要なものが全てあるというのが、倦怠感のある身体に便利と娘とウダウダな日々を送っていました。


頭痛と喉の痛みと背中の痛みと腰痛と。。。痛いところばかりでしたが、翌日の夕食も適当には作れた
ので、医学的には本当に軽症だったのだと思います。
(作りたいと思うほど元気があったわけではありませんが、消費期限のひき肉を使わないとと動けるくらいの元気はありました😅)


「ベイエリア、
COVIDの感染者数が州内で最大の増加率を記録した」というニュースを目にしたところで、その事実を身をもって実感しました。
軽症の我が家は医療機関を利用していないため、 感染者数には含まれませんが、我が家のような感染者を含めると実際の感染者数は莫大なのでしょう。。。

安全で穏やかなクリスマスをお迎えください🎄

 

| | | コメント (2)

2022年10月 6日 (木)

午前3時半にERへ

前回の記事で少し触れましたが、娘はインターンの日々の後、やっと夏休みを楽しめると思って気が緩んだのか、ERのお世話になってしまいました。

夜中から腹痛を訴えていたのですが、深夜の3時半、一番具合が悪くなったら大変な時間というのに、ついに我慢ができない状態に。

ネットで医療機関を検索し、マウンテンビューにあるホスピタルのERが開いていることを確認し、とりあえず連れて行きました。
3時半過ぎの道路は、とても空いていました。

入り口に着くと、私と娘、別々にチェックイン
私はIDとして免許証を確認され、チェックイン済みのシールを洋服に付け、病院規定のマスクをつけさせられました。

広いロビーは誰もいなかったので、娘と二人で席に着くと、すぐに診察室に招かれました。
成人年齢の18歳を超した娘について診察室に入ってはいけないのかなぁと思い、ロビーで待とうとすると、受付にいた女性が来てくれて、

あなたも入る?

と声をかけてくれました。

私を診察室に入れると、今度は、お医者さんが

お母さんもあなたといていい?

と娘に確認し、娘が了承すると私も一緒にいることができました。


検尿と検査が必要というので、最初の診察のお医者さんとはここまででお別れ。
診察室を出て、奥の病院内部に入ることになりました。

病院内部へのドアに娘が入っていくのをロビーから眺めていたら、またもや、先ほどの受付の女性が来てくれて、

あなたもついていきたい?

と聞いてくれました。

ということで、私も病院内部に入ることができました。


連れて行かれたのは、個室の病室でした。
病室には、専用の大きなお手洗いもついています。

5dd46964071747c09bcaefa304a5642e

そこで、尿を取ったり、別のお医者さんの診察を受けました。
点滴もつけられ、痛々しい姿に。。。

超音波やCTの検査をする必要があるけれど、緊急手術の可能性がありますね。
 その手術は。。。

と手術前提の話し方で、娘も私も真っ青。

お母さんが手を握っていてくれるから大丈夫だよ

などと、お医者さんたちに励まされながら、検査を受けに、検査室を巡ることになりました。
とはいえ、娘は移動式ベッドに寝ているだけ。

お医者さんに、

お母さんは、どうしますか?
 検査室までついて行かれますよ。
 CTの検査室に入る時には、部屋の前で待っていることになりますが

と言われ、私もついていくことに。

CTの検査室の外で待っていると(20分くらい?)、ガラガラと娘を乗せたベッドが出てきました。

そして、そのベッドのまま、超音波の検査室へ。
超音波検査室は、私も一緒に入ることができました。

女性の検査技師が、検査の用意をしながら、

あなた、性体験はあるの? あなたはバージン?

と質問してきて、びっくり。
こんなに性犯罪の多い国なのだから、トラウマのある子は多いだろうし、何かトラウマがあれば体調が悪化してしまいそうだと心配してしまいます)

どうも、経験の有無によってかかる確率の高い病気が違うことがあるようで、医学的な興味での質問らしいのですが。
確率の話なら、先入観にとらわれず見てほしい。。。という、切羽詰まった気持ちでした。


長い検査の末、結局、大きな問題はなく、ウィルス性の病気だろうと言うことで、ほっとしました。
しばらく消化によいものを食べ、ゆっくり休めば治るだろうとの見解でした。

その後、いろいろな検査結果をまとめた資料が出来上がるのを個室で待ち、検査結果の分厚い冊子をもらうと、やっと帰ることができました。


いつの間にか、6時間が経過していました。

受付の女性には、本当に感謝です。
もし、彼女が私に声をかけてくれずに娘と一緒に病院内部に入ることができなかったら、娘が無事でいるのかわからないまま、私は一人で6時間もロビーで待つことになっていたのですから。
帰りにお礼を言いたかったのですが、もうシフトが変わってしまったようで、受付には別の方しか見当たりませんでした。


子供が18歳のお誕生日を迎えても、このような時には、子供についていていいか病院職員に聞いてみるといいのですね。
子供が許可すればついていられます。

ただ、女の子の場合、今回のようなプライバシーに関する質問を受けることがあるので、もう大学で親元を離れていたり、それまでにボーイフレンドがいたりする場合には、親は遠慮してロビーで待つ方が、賢明なのかもと思います。
そして、検査だけで何時間も待たされる可能性があるので、あまり気を揉まずに本でも読んで待つのがいいのだろうと思います。


さて、その後、今回のERの請求書を受け取りました。
診察や尿検査、血液検査、点滴、超音波、CTといろいろしましたが。。。
深夜ということもあり、なんと$30,000越えでした💦
(日本円だと、現在レートで433万円超えですね😰)

でも、保険カバーがあるので、実際の支払いは、その10%にはならないと思います。
それでも高いですが😅

健康には気をつけなくてはいけないですね😔

 

| | | コメント (2)

2022年9月27日 (火)

医療機関コロナ対策それぞれ

この1ヶ月、医療機関のコロナ対策は、ずいぶんばらつきが出てきました。
患者とその付き添いに対する対応をご紹介します。

この場合の付き添いとは、18歳未満の子供である患者の付き添いではなく、18歳を超えた患者を送迎する場合の付き添いです。

この辺りでは公共の乗り物で病院に行くのが一般的ではないため、患者をその家族が医療機関に連れていくことが多くなります。
付き添い不可の医療機関では、患者を送迎した人は車の中などで患者の診療が終わるのを待つ必要があります。

 

✴︎某歯科医院(Sunnyvale)
マスクをした患者のみ、医院内に入る事が可能です。
付き添いが医院内に入るのは不可。

 

✴︎某矯正歯科(Palo Alto)
前日にコロナに関する問診票を記入し、提出します。
医院に着いたら、入り口で医院のオフィスにメッセージします。
医院からの診療許可メッセージを受けた後、マスクをした患者のみ歯科医院ドア前に進み、迎えのスタッフがドアを開けるのを待ち、医院内に入る事が可能になります。
付き添いが医院内に入るのは不可。

 

✴︎某皮膚科医院(Sunnyvale)
マスクをしていれば、患者も付き添いも、ロビー、診察室共に入る事ができます。

 

✴︎ホスピタルビル内の某内科(Mountain View)
ホスピタルビル入り口でチェックインし、洋服にチェックイン済みのシールを貼ります。
マスクをしていれば、ホスピタルのビルには付き添いも入れます。
内科オフィスの中は、患者のみ入る事が可能です。
付き添いは内科オフィスの外で待機する必要があります。

 

✴︎ホスピタルビル内の某ER(Mountain View)
入口で渡される医療用マスクに変える必要があります。
N95など医療用マスクより高品質なマスクをつけたい場合は、渡されたマスクの下につける事が許されています。
患者、付き添いは別々にチェックインし(付き添いはIDの提示が必要です)、洋服にチェックイン済みのシールを貼ります。
付き添いは、患者と一緒にいる事が可能です。(X線の検査室以外)

 

夏の間は、車の中や外で診療を待つのは大変ですが、これからの季節は楽になりそうです。
とはいえ、どの医療機関でも、付き添いもロビーに入れるような時代が早く来るといいですね。

 

| | | コメント (0)

2022年7月23日 (土)

コロナ禍の大腸カメラ検査

娘がインターンをしている夏休み。
いつもより時間があるはずなので、大腸カメラ検査をすることにしました。
(すぐには予約が取れないので、2ヶ月前に予約!)


大腸カメラ検査というと、日本では「食事が食べられないのは検査当日のみ」とも聞きます。
それは、とても楽でいいですね。
私が受けた検査は、かなり大変でした。

まず、5日前から食事制限が始まります。
フルーツや生野菜は食べられなくなり、柔らかいよく火の通ったお肉や魚、白米、白い食パンなどが推奨されます。
野菜を摂りたい場合は、よく煮れば食べられます。

そして、コロナ禍なので、3日前にコロナの検査を受けるように指示されました。
手術や検査を受ける人専用の検査場が用意されていて、いつ何のための検査なのかも確認されます。
ドライブスルー方式で、車の中で椅子に座ったまま窓の外から検査してもらいます。

20220721_1
検査担当の医療従事者がコロナに感染しないように、私は口をマスクで覆ったまま鼻だけ出して検査されました。
私には、検査結果は通知されません。
手術や検査を受ける病院に直接知らされるそうです。

食事制限のある生活を4日間続け、検査前日は一日中、絶食になります。
水、コーヒー、紅茶、お茶、リンゴジュースなどの色の薄いジュース、コンソメスープ(もちろん、何も入っていない透明なもの)、Jelloだけは口にして構いません。
そして、それらを口にする気にもならないほど、下剤の入った薬(&水)を摂らなくてはならないのです。

この薬は、事前に薬局に取りに行かなくてはいけないのですが、薬局とお医者さんとの連携がきちんとできておらず、薬局では在庫がないと言われてしまいました。
お医者さんに連絡すると、別の薬局にある違うメーカーの薬に変更されたのですが、入手後に、お医者さんからのメールで、入手したメーカーの薬剤だと十分でないので、もう1キット購入してほしい、処方箋を薬局に送ったと言われましたが、再度、薬局に行くと、処方箋が届いていないと言われ。。。
お医者さんに処方箋が届いていないことを伝えて、もう一度発行してもらい、やっと薬剤入手。
検査直前までバタバタした、アメリカでは「あるある」なトラブルが起きていました。
このようなトラブルを想定して、薬は二週間前には取りに行ったほうがよさそうです。

ちなみに、薬代は1キット190ドル
1キット分は保険が40ドル出るので150ドル。
2キット買わされたので、合計340ドルでした。
薬代だけで、低所得者は検査ができないかもしれません😥

さて、その下剤の入ったですが、検査前日のお昼に飲み始めます。
12時に薬16オンス(約473ml)と水32オンス(約946ml)を飲みます。
そして、夕方6時に、再度、薬16オンスと水32オンス

検査当日は、朝6時に起きて薬16オンス(約473ml)と水32オンス(約946ml)
この水32オンスは、一時間以内に飲まなくてはいけません。

とはいえ、水を飲むのよりも、下剤の入った薬を飲むのがきつかったです。。。
薬の量がとても多いのは、日本ではあまり小さいポリープは取らない検査が主流ですが、アメリカでは、どんな小さなポリープでも可能なら取るという考えがあるため、腸を完全にクリーンな状態にしないといけないからだそうです。


コロナ禍ということで、検査に関しては、前日に検査センターから電話がありました。
体重、身長、病歴、アレルギー、手術歴、薬歴、コロナ関連の質問をされました。
そして、当日の手順、迎えの手順などの説明を受けます。
全て電話で口頭で行われるようになったので、かなり時間がかかります。
ドキュメントにして患者に送り、読んで回答を書き込んだ後、サインして送り返せば、わかりやすいし効率的なのに、とも思うのですが💦

当日の検査は、コロナ禍ということで、マスクをしたまま行います。
マスクの下に、酸素の管を入れて検査します。
私は管を入れた後、すぐに記憶がなくなってしまいました。

検査の後は、ジュースとグラハムクラッカーをもらいました。

20220721_2

検査後は、体や頭が正常に動いていないということで、付き添いがいないと帰れません。
でもコロナ制限があるので、検査が終わると病院から家族に電話をして、家族が病院の駐車場に着くと、その場所まで看護士の方が車椅子に乗った私を連れていき、家族に引き渡す、という手順になりました。

興味深いのが、ポリープが見つかった場合は、検査代は保険で全額支払われ、ポリープが見つからなかった場合は保険全額支払いにならず(多分、2000ドルくらい負担することになる)と言われたことです。

いろいろ大変でしたが、無事に検査が終わってほっとしました。

 

| | | コメント (0)

2022年6月 5日 (日)

学生とコロナ後遺症


なかなか大学のコロナ感染者数が減りません。

厳格な対策をしていれば、そうそう感染することもなさそうだともわかりましたが、感染しないように一人でしか食事をしない生活など、学生にできるはずもありません。。。
コロナ感染者が珍しくない環境なので、周りには過去に感染した学生も多くなりました。

ほとんどの学生は、しばらくの療養の後、問題なく通常の生活に戻っています。
周りのサポート(自分のやるべき勉強やリーダーシップ業務が遅れて周りの助けが必要になるという意味で)も、療養生活から戻った後、1〜2週間あれば問題ないようです。

でも、まれに、とても苦労する学生がいます。
以前は、いい学業成績を維持しながらも、他のリーダーシップ業務もこなしていた学生が、急に人が変わったように何も進められなくなってしまうのです。

やらなくてはいけないという気持ちはあるので、
2日遅れそうです。すみません。よろしいでしょうか。
と延長の許可を取っても、結局できず、そのうちにしなくてはならないことが積み重なって身動きが取れなくなってしまいます。

そういう学生の対処としては、メンタルヘルスの問題としてカウンセリングを受けたり、アカデミックアドバイザーに会って対策を練る(教科のドロップなど)ことが考えられます。
でも、あと少し、時間をかければ元に戻るかも、と思う気持ちから誰にも相談できず、最終的にどうにもならなくなってしまいます。


でも、こういう子供が窮地に陥っている時、親は知ることができません。

今まで親に自慢の子だと思われて過ごしてきた子供には、どうやって助けを求めたらいいのかも、わからないでしょう。

教授に皆の前で叱られて、必死で言い訳して謝って、でも結局、リーダーシップ業務はクビになってしまった。
勉強も進まなくなったし、どうしてこんなになってしまったのだろう。
自分が情けなくて仕方ない。
などと、親に言えるわけがありません。

でも、もし親が知ることができたら、
今まで長い年月、がんばり続けてきたのだから、しばらく家で療養したら?
数ヶ月休んで、身体が元に戻ったら大学に戻ればいい。
と言ってあげられるかもしれないのに。

現在は、親と大学の間に大きな距離があるという問題があるので、こういった体調の変化が起きた場合には、親に通知がいく許可を予め学生が与えておくシステムを作る動きが出ているようです。
病気の後に急に能力が低下してしまった場合には、教授などの周りは気づけるので、そんなシステムが実現したらいいのに、と思います。

そうなるまでは、病気から復帰した学生の親は、子供の脳に急な変化が起きていないか、様子を探る必要がありそうです。
本当に、早く平和な時代に戻りますように。。。

20220527

キャンパスに咲いていた お花(名前は不明💦
→情報提供いただき、「アキレア(のこぎり草)」とわかりました!


 

| | | コメント (0)

2022年5月 1日 (日)

身体接触とクラスター


大学のコロナ感染者数が上がってきています。

確かに娘の周りでも感染者が続々と出ています。
身体が思うように回復しないTA仲間の業務が滞り、学生たちに影響が出ないようにとバタバタしていることが増えました。

そして、所属するバレエ団の方も。。。
バレエは、たくさんの身体接触を伴い、それもリハーサルともなると「はぁはぁ」と人の息を感じながら運動するので、かなりハイリスクなのです。
でも、来月には春の公演が控えていて、毎週末、リハーサルでスケジュールが埋まっています。

そんな中、とうとう、バレエ団にクラスターが発生してしまいました。
とうとう来た~という感じでしたが、よくよく聞いてみると。。。

クラスターの発生した週末、コロナに感染した学生たちは全員、練習の後に(一部の団員で)集まって開いた会食をしていた学生達でした。
そして、驚いたことに、そのクラスター発生源の学生と接触しながら踊っていた学生たちは、(会食に参加した学生を抜かせば)誰もコロナには罹患していなかったということでした。

クラスターを引き起こす強い感染力を持つコロナ患者と「はぁはぁ」しながら激しい身体接触をしていても、マスクをしているだけで誰もうつらなかったということです。
それもバレエなので当然、室内!

皆が使っているのは、ほとんどがサージカルマスク。
そして、学生たちが19歳~27歳くらい?の、体の抵抗力が強い世代というのも、誰も罹患しない理由でもあったのかもしれません。

バレエの練習に参加していても、それほどの危険はないと、ちょっと安心した出来事でした。
もちろん、その次の週末に予定されていた全団員のパーティーが中止されたのは言うまでもありませんが💦  

ちなみに、娘が使っているのはサージカルマスクではなく、日本から取り寄せた高級マスクです。
一枚7,700円もするマスク(前に記事にしたマスクの新バージョン)で、サージカルマスクよりも性能がよいものなのですが、アメリカで売られているサージカルマスクで安全なら ちょっともったいなかった?と一瞬頭をよぎりました。

とはいえ、「2時間、休みなく講義して喋りっぱなしで疲れた」というハードな使用方法をした日でも「息が楽で(ワイヤーなしなのに)マスクが落ちることもなくて快適だった!」というので、マスクへの出費は意味があったような気がします。

バレエの春の公演まであと二週間。
無事に公演が開けますように

 

【注意】室内でも皆でサージカルマスクさえしていれば、どんなに感染力が強いコロナ感染者がいても絶対うつらない、というわけではないと思います。
団員は、とても若い、抵抗力のある世代で幸運でした!

 

| | | コメント (0)

2021年10月31日 (日)

マスクのアップグレード


日本から友人に送ってもらった分子マスク
ワイヤーをつけてフィット感が増すように変更し、更に安全にして娘に使用させていました。

ところが、長いこと使っていると、ワイヤーが劣化して折れてしまうということに気づきました。
そうかぁ。だから、100回洗濯しても効果が落ちないこのマスクは、仕様としてワイヤーを入れることは不可能だったのね。

ということで、アップグレードを考えました。
ワイヤーは交換可能にしたい!ということで、ワイヤーのための小さなポケットをつけることにしました。

ポケットの生地は薄くなくてはいけないし、肌触りがよくて蒸れなそうなのがいいな。
その上、ワイヤーの出し入れをするのだから摩擦力が大きすぎず、強度もあって。。。といろいろ考えました。

そうだ!
残っていたバレエチュチュのインナー用生地を使おう!
色もベージュでマスクの裏地とも近い色です。

下の写真は、バレエチュチュインナー用の生地と、縫い付け&洗濯可能な市販のマスク用のワイヤーです。

20211030

出来上がったのは、こんな感じのポケット。

20211014
マスク用ワイヤーを適度な長さに切って、横から挿入します。

作ってから数週間経ちますが、特に使い心地や耐久性に問題は出ていません。
バレエチュチュのインナー生地が手元にある人はいないかと思いますが
、古い夏用の薄いコットンのタンクトップを利用するのでもいいかもしれませんね。

 

| | | コメント (0)

2021年10月27日 (水)

大学の寮生、コロナ隔離生活とは

大学では、コロナ検査で陽性が判明すると、キャンパス内にある隔離施設(本来は院生が使う住居など)に隔離されることになっています。

20211026

キャンパスでの隔離生活が、どのようなものなのか、ちょっと気になりますよね。
先日、コロナに感染して隔離生活を送った、ある生徒のインタビューが大学新聞スタンフォードデイリーに出ていたので、参考になりそう(?)な部分を要約します。
この生徒は、幸運にも軽症だったので、隔離施設で通常の生活をしていられたようです。


感染発覚後、大学からはどうすべきか何かアドバイスを受けましたか?

私が陽性を知ったのはPalo Alto市のアージェントケアで、大学のシステム外でした。
そのため、自分で大学のヘルスセンターに電話しました。
そして、大学のヘルスセンターからのメールを受け取って、隔離生活に入る手順を知りました。
その後、小さなスーツケースに荷造りして、隔離施設の部屋のカギを受け取りに行って隔離生活に入りました。


隔離施設の部屋はどんな感じでしたか?

キッチン、ツインベッド、私専用のバスルームがありました。
ただ、キッチンキャビネットにフォークやスプーンがありませんでした。
もし、隔離されることになったら、ポットやフォーク、スプーンなどを持っていくといいかも。


食事はどうしていましたか?

ドアのところに日に2回、食事が配られます。
オプションで3回にすることもできます。
私は友達がお鍋を持ってきてくれたので、マカロニ&チーズをよく作って食べました。


出席できなかったクラスはどうしましたか?

授業を取っている教授たち全員に 、私がコロナ陽性になって隔離生活をしていることをメールで知らせました。
教授たちは全員、Zoomで受講できるようにしてくれたので、授業に遅れることはありませんでした。

私が取っているクラスの生徒達は、皆、クラスから陽性者が出たとの連絡メールを受け取ったそうです。
私にはクラスメートから「誰が陽性だったんだと思う?」とテキストが来ました。
それ、私!🤣


隔離生活に必要なものは何かありますか?

学校の物はもちろんだけど、本。
大きな枕。
備え付けの枕は小さい気がしました。
DayQuil(風邪やインフルエンザの薬)、Advil(頭痛薬)、咳止めドロップなどがあるといいです。


隔離生活を楽しむためにしたことは?

友人たちとFaceTimeしました。
あとは、Netflixを見たり、ギターを弾いたり、写真を撮ったりしていました。


その後、2回のコロナ検査で陰性が出て、現在は無事に寮に戻ったそうです。
軽症だと、部屋の中で自由に過ごせるのですね。
でも、遠くにいる親御さんは、重症化しないか心配で仕方がなかったかもしれません💦
元気に元の生活に戻れて、本当によかったです。

これから寒くなっていきますが、皆が健康で平和に過ごせますように

 

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧