育児

2020年7月27日 (月)

娘のバイリンガルな生活の結果

アメリカ生まれ、アメリカ育ちの娘。
あっという間に18歳になり、高校を卒業しました。

小さい頃は語学教育に関して、

日本語はできるように育つ?
英語はアメリカ人の子たちと同じようにできるようになる?

と心配がいっぱいでした。

結局、家では「日本語だけ」を徹底し、私は会話に英単語を入れたりする中途半端な話し方をせず、きちんとした日本語を使うように心掛けました。
でも、日本語学校や日本語補習校には通わせませんでした。
家庭でのみ、10才くらいまで日本語の勉強を頻繁にしていました。

小さいころ日本語をしっかりさせていたのは、「いつか日本に帰国したときに日本語ができないのは問題だ」と思っていたからでした。
でも、バレエやバイオリンなどの課外活動が忙しくなった頃、永住組になって日本語の重要度が減ったのもあり、結局、日本語は小学校終わりまでで終了。中学の日本語教育はできませんでした😔

娘の現在の日本語の状況はというと。。。

去年、参加させていただいた日本の大学でのインターンシップ時に、他の国の生徒たちと日本の院生や先生方の通訳に重宝されるくらいにはなりました。
SAT Subjectの日本語テストでは満点でした。
(SATの日本語テストは、親が日本人の場合、受けても大学からはほとんど評価されませんが、英語やフランス語の他に親の母国語もできるという証明のために受けました。)

ただ、日本語のエッセイを書かせると、「100%意味はわかるけれど、日本人はこの場所でこの表現は使わないな」というような部分があります💦
私は、どうしても手を入れたくなってしまいます😅

う~ん。結果として、やっぱり日本語は難しいですね💦

英語の方は、学校で習うだけでしたが、家で特に勉強をせずに宿題をするだけで全く問題はなく、アメリカ人の親を持つ子供たちと比べてもテストやエッセイなどの成績は👍でした。
(他のアジア系のお友達たちも、だいたい同じような感じです。)

「日本語を勉強させていると、英語の成績が悪くなりそう」と若いママたちから聞くことがよくあるのですが、今回は、「いちおう、英語は心配しなくて大丈夫」というお話でした。


今年の夏は、もう一度、日本語を学び直す予定の娘です😅

 

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2020年7月21日 (火)

矯正歯科からのお祝い🎁

ほぼ一年前、歯科医に娘を矯正歯科に連れて行くように言われました。
ほんの少し前歯に傾きがあるくらいなのですが、アメリカ人は歯が命(古い💦 )という感じで、当たり前のように矯正歯科での矯正が決まってしまいました。

矯正には何種類かあり、大きな違いはワイヤーを入れる普通の矯正にするか、Invisalignの矯正にするか。。。?

Invisalignは、透明のカバーを歯に被せるだけなので見た目が綺麗。
一週間に一回、新しいInvisalignに変えるだけで、ほとんど痛みがない、という利点があります。
反面、食事中に外す必要があるので、自分でケアできる年にならないと難しいという難点はあります。

ということで、十分に管理できる高校生の娘は、Invisalignに決めました。
本当は、今年の5月には終わっているはずだったのですが、コロナの自粛があり、矯正もストップ
先日、やっと、再開することができたのでした。

今も、矯正歯科の駐車場に着いた時に、メッセージでオフィスに到着を知らせ、返信の「準備できました」のメッセージを待って、娘のみ入口へ。
患者と患者が合わないように、厳しく管理されています。

 

5月に終了予定だった娘は、あっという間にInvisalign卒業の許可が下り、先生が

Invisalign、卒業おめでとう!!

とプレゼントをくれたそうです。

20200719_orthodontics

シャンペンの変わりのSparkling Ciderと、お菓子と歯ブラシと、Retainer(これから半年間、別の透明カバーを付けて、再度動き出さないように固定するそうです)をもらいました。

Invisalign を付けた日と比べると、歯はまっすぐになりました。

20200719_teeth


今はまだRetainerを付けているので、写真では歯の周りがボケていますが。。。何も無くなる日が待ち遠しいです。

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2015年2月25日 (水)

パロアルトのタイガーマムたち

 Battle Hymn of the Tiger Mother

4年前、 Battle Hymn of the Tiger Motherでヒットした言葉「タイガーマム」。
子供に高い期待をかけ、たくさんの規則で縛り、期待にそぐわなかったり規則が守れなかった時には残酷と思われるくらいに厳しくしつける母親のことですが、この言葉は今でも広く浸透してます。

パロアルトに住む子供同士でも「
あの子のとこって、タイガーマムだよね。」などと会話に出るし、母親同士の会話でも「私は、ほんのちょっとだけタイガーマムだから。」などと出てきます。

学校の選択科目も、もちろん親が口出しするので、オーケストラクラスや語学クラスはタイガーマムの子供たちである子タイガーたちがたくさんいます。

娘が見たところ、「
オーケストラクラスの子の6割の親はタイガーマムじゃないかと思うわ。」とのこと。

なぜかと言うと、授業の様子から「楽器が好きに見えないのにオーケストラを取っている」子達が6割にも達するらしいのです。

でも、まだ子タイガー。
タイガーマムの言葉に従う年齢です。

先生が学年末に「他の生徒たちに自分の演奏を聞かせる機会」を作り、希望者に演奏を弾かせてくれた時には、子タイガーたちは「
これはエクストラポイント(成績に上乗せされる点数)になるだろうから やりなさい、とママが言う」からと、率先して手を挙げました。

その時バイオリンを弾いた子は、「下手だよね」「タイガーマムの子だからね」とクスクス笑われる中で演奏していて、それが何ともかわいそうだったと娘が話していました。

なんだか、すご~く精神衛生上よくなさそうですが。。。
お母さんは、こういう状況が想像つかないのかな。

親に学校のことを話さなければいい!と思っても、この時代、学校の様子がインターネットですべて把握できるようになっているのです。

テストの成績はもちろんのこと、学校で行われている細かな行事や、先生から生徒への連絡などがすべてネットで親が確認できてしまいます。
(FBのようなイメージで)

だから、ドラえもんの のび太が0点のテスト紙を隠して。。。みたいなことは起きないのです。

先週末は、理科の小テストの結果がネット上に出たそうです。

その結果が悪かった娘の友人の家庭では、お母さんが
大激怒!!

タイガーマムは その女の子を座らせ、

ずっとここに座って、自分の将来について考えなさい!
 何も食べずに、何もせずに、ずっと考えなさい!!


と怒ったそうです。
お母さんは、同じ部屋の中にいて、その女の子を監視していました。

長いこと「
将来について」というより、「どうしたらママの怒りが収まるだろう」と考えていた女の子ですが、

私、お医者さんになろうかな。

と、これなら大丈夫かな?と言ってみると、

そんな簡単に言わないの!
 もっといろいろ考えなさい!


と許してもらえなかったそうです。

今日、土曜日だから習い事あるのに食事どうするんだろう。
 食べさせてもらえなかったら動けないなぁ。


と考えていたら、その日は家から出してもらえず、ずっと動かず座って考えさせられていたそうです。

タイガーマムの子供たち、大変です。
でも、皆、がんばっているのですよね。

「考えろ」と怒っても、「ママの怒りの沈め方」を考えているのだから、それよりはテストのできなかったところを学び直した方が建設的な気がしますが。

 

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2015年1月 8日 (木)

モンペ ママのいい分を検証!?


「くるみ割り人形」公演の準備を進めていた時、同じクララ役を演じる友人&その親が、私の作った衣装を羨み、面倒なトラブルになっていた件の続きです。


実はクララ役の家族は、チケットを購入するときに優遇してもらえるという特権があります。
他の生徒たちとは別に、先にいい席を予約できるのです。
それはクララの公演だけでなく、クララ以外の役をする場合にも適用されるので、今回はすべての公演でいい席を取ることができました。

つまり、公演を観るときには、そばの席に同じクララ役の家族が座る可能性が高くなるということですね。

今回は、クララの他に、高校3年生のお姉さんとのダブルキャストでコロンバイン人形を踊ることになっていたので、その公演を見に行きました。
(実は、この黄色のチュチュも、学校の既存のチュチュを細くし、お尻を小さくしたりと私の手が入っています。

Columbin

いい演技ができて、ほっとしていた幕間のとき、隣の席から娘の名前を何度も発している会話が聞こえてきたのです。
普段、アメリカ人の早口の会話に耳をそばだてる習慣はないのですが、さすがに娘の名前を連呼されると
ん!?」とつい、聞いてしまいました。

本当に、頭にきたのよ!
 だって、りり娘衣装だけ、ぜ~んぶ豪華なのよ!
 りり娘だけ特別なの!!


え!?
一人だけ小さいから、違う衣装なのは仕方ないのでは。。。

うちの娘が、あの豪華な衣装を着ないなんて。
 長さが違うだけなのよ!
 どうして、うちの娘が着ちゃいけないのよ!


え!?
長さよりも、太さの方が大きく違ってファスナーが閉まらないのに!?
長さと太さが違うということは、サイズが違うんだから仕方がないじゃない。。。

本当に、りり娘だけ豪華な衣装で。ずるいわ!

ひぇ~~~っ! 
まだ、こんなに怒っていたとは。

なんと、あのモンペママは私の隣の隣に座っていて、私の隣の人に話しかけて怒っていたのでした。
私は怖くなって、ひっそりと座っていました。


本当に、そこまで怒るほど、娘の衣装は特別豪華だったのでしょうか。
衣装はライトに照らされて細かいところはよく見えないし、舞台の上にいる女の子たちは小さく見えます。

クララの衣装を検証してみると。。。

まず、クララのドレス。
一番左が娘真ん中がクララドレスLサイズ。がクララドレスSサイズ。

Claradresses

首元が開いているから豪華で格好よく見える?
スカートがふわっと華やかに見えるけど、ペチコートは全員同じなので、ウエストがまだ細いからだけでしょうね。


次にクララのネグリジェ。
一番左が娘真ん中がLサイズ。右がSサイズ。

Clarang

これこそ、ウェディングドレスと同じで好み次第な気が。

それほど豪華~
特別扱いでずるい~というわけではない気がしますが。


公演の後、アメリカ人ママ友にこの話をすると、

まだ怒ってたの!? 
 それなら、自分の娘さんのを ご自由にご用意ください!って感じよ。


と一笑に付していました。そして、

りり、こんなトラブル、これからもっと起きるわよ。
 まして、りり娘は他の子よりうまいんだから、やっかみも出るし。
 バレエはまだいいわよ。
 うちの他の子達はバスケなの。
 試合中にちょっと手足がぶつかっただけで文句言う親たちもいるしね。
 子育ては、こんなこと気にしてるようじゃダメよ。


なるほど。さすが、高校生を筆頭に3人も育てている先輩ママ!
親は強くないといけないのね。
そして、また理不尽な要求をされた時には、毅然とした対処をしないといけないのね。
私も、もっとがんばらないと。

(クララの写真は顔がわかりませんが、念のため問題の女の子の写真は使用していません。) 

 

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2014年12月19日 (金)

モンスターペアレント(!?)との遭遇(-_-#)


娘のバレエ学校で行われる「くるみ割り人形」公演。
クララになるために、古いドレスを生き返らせ、そのドレスをリフォームし、クララのネグリジェを作った後、今度はドレスの下にはくパンタロンのリフォームまで頼まれ、精力的に働いていた私でした。

他のクララの親たちは、通常のボランティアの他に何もすることはありません。
優雅な時を過ごしていた(!?)わけですが、まぁ、私の娘はまだ若くて小さいので仕方がないと割り切って衣装作りをしていました。

そんな状況で私も娘も全く気づかなかったのですが、実は次々とできていく娘の衣装は注目の的だったようです。
それも、どの衣装も既存の衣装よりもずっと豪華で美しい、と他のクララたち&ママ達の目には映っていたようです。

女の子たち(&一部のママ)は、羨ましかったのですね。
娘の何もかも。

自分たちが着たくても、ドレスもネグリジェも後ろのファスナーが閉まらないとわかっているので我慢していたのですが、私がパンタロンを仕上げたとき、

パンタロンなら、ウェストがゴムだから私たちもはける!!

と思い込んでしまったようです。

大人の私が考えれば、とんでもない!

日本人の娘の脚の長さと、最低でも8cmも身長の高い白人の女の子の脚の長さ同じ!?
あなたは、そんなに脚が短くて格好悪い体型だと思ってるの!?

と思ってしまうのですが。

最後に仕上げたパンタロンは、「劇場に衣装を搬入する数日前。
他のクララたちが、「
娘のパンタロンをはきたい!」と先生に懇願したのが、何と搬入の前日!

でも先生は、「いちおう、はいてみなさい」と試着を許してあげたのでした。
(私は、「ゴムが伸びる~~!」と気が気ではなかったのですが)

身長が高いということは、お尻の大きさも違うということ。
お尻が入りきらずに腰パン状態の女の子たち。

一人の子は、それでも諦めず、ウェストとヒップ周りの肉でピチピチになり生地が破けそう。。。
そして、少し短い

それでも、その女の子だけは「
これなら大丈夫!」と真剣な顔で諦めないのです。

当然、先生ははくことを許しませんでした。

ここでパンタロン問題は片付いたと思っていました。

ところが、その晩、その女の子が親に
どうしても、あの子のパンタロンがはきたい!
と駄々をこねたようで、翌朝、留守電が入っていました。

もう一度、あなたの娘さんのパンタロンを試させたいの。
 だから、今日、一刻も早くそのパンタロンを持ってバレエ学校に来て
 遅くとも、お昼までには来てちょうだい。
 このメッセージを聞いたのを確認したいから、すぐに私に電話して!


という高圧的なメッセージでした。

どうして、親まで、小さい娘のパンタロンがはけると思ってしまったのだろう。。。
どうして、先生は、もっとはっきりとパンタロンがはけない理由を言わなかったのだろう。
でも、

同じ身長でも、あなたの方が脚が短いから、あの子のは着られないわよ」はOKで平気で口にするのに、
同じ身長でも、あなたの方が太ってるから、あの子のは着られないわよ」はNGの国。

横幅に関しては神経質なので細かい説明は避けていたからこういうことになったのでしょう。
そして「背の低い彼女のパンタロンがはけるほど私は脚が短い」は恥ずかしくないので、はけると言い張ってしまうのですよね。

仕方がないので、すぐに最終修理中のパンタロンを持ってバレエ学校に行きました。
(後から、アメリカ人のママ友に「言いなりになって優しすぎたわよ」と言われて反省。

バレエ学校には、全ボランティアの統括の女性、そして衣装ボランティア統括の女性などが同じように呼び出され、集まっていました。

「衣装搬入日になって、いったい何事!?」

と口々に私に聞くのでした。

「みんな、このパンタロンがはきたいのよ。」

「はぁ。。。」

そして、その後のごたごたの後、もちろん、娘以外に娘のパンタロンをはくことは許されず、搬入を終えたのでした。

ところで、パンタロンとは、ここ↓の部分です。

Clarapantaloons

何人も巻き込んで親子で騒ぐほど、目立つ重要な衣装ではないと思うのですが。

衣装ボランティア統括の女性は、「同じに見えても、女の子たちだけにわかる違いが何かあるんじゃない? あなたが作ったのは、特別なパンタロンなのね。」と言っていましたが、私には単に、羨ましいフィルターがかかった目で見ただけな気がします。

女心は難しいものなのですね。
実は、その後、公演当日にも、そのモンペ ママの怒りに接することになるのでした。

 

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2014年8月17日 (日)

一流の学校に入れるために親が!?


娘がサンフランシスコバレエ学校に通っていた間、驚くことがありました。

お昼休みが二時間もあるので、たまには一緒にランチをしようね、ということで私がお昼にサンフランシスコバレエのロビーで娘を待っていると、馴染みのある顔が。。。

あ、友人!

友人も私に気づいて、話しかけてくれました。

実は今年、彼女の娘さんもサンフランシスコバレエのSummer Intensiveを受けたらしいのです。
でも、運悪く受け入れてもらえなかったそうです。
もう高校生なので、入学するのはとても大変なのでしょう。

その後、彼女はサンフランシスコバレエ学校のボランティアをしようと決めたそうです。

ここのボランティア登録は、形だけの登録はもちろんダメ。
きちんとボランティア希望者用の講習に出たり、一定時間のボランティア労働が義務付けられているそうです。

彼女の自宅から片道一時間もかかるのに、ボランティアなんて。
偉すぎる!

ここでボランティアをしたからと言っても、来年、娘さんが受け入れてもらえる保障はありません。
もしかしたら他の生徒よりは優遇されるのかもしれませんが、特に規定はないようです。

そこまでするのは、娘さんが一流のバレエ学校に入れる確率を少しでも上げて、一流のバレリーナにしたいから?
というと、そんなことはありません。
とても優秀な友人に、とても優秀な娘さん。
将来はバレリーナではなく、いい大学を狙う予定だそうです。

それなのに、なぜ?と思うかもしれませんが、いい大学に入るのには、それなりに立派な高校時代の経験が必要なのです。
どのような活動をしていて、どのような結果が得られたのかが大学の合格を左右します。

例えば、バレエの
Summer Intensiveなら、サンフランシスコバレエ学校に行っていただとか、アメリカンバレエシアターならニューヨーク校に行っていたとか。
活動をした学校の格も大学側は情報を持っているそうです。

また音楽ならば、どこのユースシンフォニーに属していた、その中で どのような役割をしていた、どういうところで教育を受けた、など。

どのようなコンクールでどのような成績を収めたかも重要な活動の評価になります。
コンクールには、運動系、音楽系、勉強系、いろいろなコンクールがありますが、それぞれ どのようなランクのコンクールなのかも情報を持っているらしいのです。

そして、超一流の大学に入学した友人のお子さんたちは、やはり錚々たる活動をしていました。

日本では、「アメリカの一流大学は生徒会長だと入りやすい」と噂がありますが、活動は生徒会だけではありません。
別の友人は、なんと お子さんのために会社を設立し、そのお子さんを役員にしたり、いろいろとバラエティに富んだ活動が見られます。

どのような活動にしろ、裏には ご両親のサポートがあってのことなのですね。


子育てを終えた後に後悔しないため、自分のできるサポートは何でもしてみる
皆、親として素晴らしい

私?
サンフランシスコで、ただブラブラ
これじゃ情けないけれど、内向的な私は友人たちのような立派な親にはなれそうにありません。。。

   

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2012年7月26日 (木)

CA州のSTARテストで大トラブル!


カリフォルニア州に住む公立学校の2年生(小学生)から11年生(高校生)が毎年受ける STARテスト(カリフォルニア州の標準テスト)

教育熱心なシリコンバレーでは、勉強の不得意な生徒を集めて早朝講義を受けさせる熱心な学校もあります。
そんな地区に育つ子供は、「
STARテストは真剣に受けるもの」という意識があり、テスト期間には緊張が見られます。

とはいえ、広いカリフォルニア。
STARテストは一生懸命に受けるもの、という生徒達がたくさんいると思えば、「
そんなのどうでもいい!と思う生徒達もたくさんいるのです。

このSTARテスト、例年では 7月から8月の始めに成績表が各家庭に送られてくるのですが、今年は8月末から9月中にまで遅れることになりました。

というのも、このSTARテストをテスト終了時に携帯で撮影してネットに載せた生徒たちが たくさんいて、The California Department of Educationが それに気づいたからなのです。

実は、実際にテストを行うのは学校によって日が少しずれています。
そのため、撮影したテスト内容を、他校の生徒が利用してテストを受けていたら。。。という懸念がでてきたのです。

ネット上を調査してみると、Facebook、Tumblr、Twitter、Instagram、そして Pinterestの全てにSTARテストのデータが見つかったそうです。

関与していた生徒は 249人で、442枚ものファイルがネット上に見つかりました。

ほとんどのイメージデータの場合、「
やった~! 終わった~!」などというコメントと一緒に閉じた問題用紙と解答用紙が写っているだけで それほどの問題はなかったのですが、一部、問題のようなものが隅に写っているデータがありました。

例えば、下のデータです。

Starontumblr

このデータは、私のブログに合わせてデータ縮小していますが、実際には、もうちょっと解像度が高いです。
とはいえ、私が拡大してみても、きちんとは理解できませんでしたが。

同じように The California Department of Educationがネット上のイメージデータに関して問題がないか調査しているので、STARテストの結果が遅れるということでした。

ちなみに、生徒がマークシートの答案用紙にデザインした "YOLO!" というのは、"You only live once!"の略字だそうです。
この事件の記事を書こうとした記者たちも始めは「
YOLOって何!?」と思ったそうですが、10代の子供たちに聞くと、だいたい意味を知っていて教えてくれるそうです。

ここまで、テストを捨ててしまう生徒たちもいるということなのですね。


一度しかない人生、適当に楽しく!がいいのか、一度しかない人生だから真剣に将来を考えて生きるのがいいのか。。。


現在、このようなデータをネットに出してしまった生徒のいる学校にはペナルティを考えているそうで、来年からは試験監督が厳しくなることでしょう。

この騒動を知った10才の娘は、ものすごく驚いていました。

こういう生徒のお父さん、お母さんは、自分の子供がこんなことをしてどう思うのかしら

とつぶやいていました。

(たぶん、笑うのだと思いますが。。。


 

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2012年7月21日 (土)

アメリカンママの子育て&子離れ


アメリカで子育てをするのは、当たり前ですが日本でする子育てとは大きく違います。
アメリカでは、子供が自由に一人で外出することができないからです。


学校には、きっちり親が送り届け、連れて帰らなくては。
放課後、お友達と遊ぶ場合には、お友達の家まで送迎しなくては。
もし、公園で遊ぶなら、遊んでいる間中、ずっと付き添っていなくては。
公園でトイレに行く場合には、親が先にトイレに入り安全確認してから子供を中に入れなくては。
習い事には、毎日送り迎えしなくては。


と面倒。
そのお陰で、わが娘も、学校や友人宅でのプレイデート、習い事の場所以外、私とは離れたことがありません。

また、子供の送迎以外でも、しなくてはいけないことがたくさんあります。

学校でのボランティア、習い事でのボランティア、それぞれの習い事(特に個人的に習うもの)のスケジューリングに関する先生たちとの交渉、それぞれの先生とのコミュニケーション、他の親たちとの情報交換、学校や習い事の情報収集、子供の宿題の手伝い、家庭で習い事の練習がある場合のサポート。
子供が平均的でない能力だった場合には、勉強を教える必要も出てきます。

ず~っと子供のことが頭にあるので、中学生になっても、まだ小さい子供のような気持ちになってしまう親たちもいます。

中学生になると、一週間くらい、東海岸へ修学旅行する場合があるのですが、もう親の付き添いボランティアを断られるそうです。

でも、子供が心配。。。ということで、子供が乗る飛行機を個別に予約して、同じホテルを予約して、こっそり(できるのかな)後追いをしよう!などと考える親たちも出てきます。

すごい
気力、労力、経済力!とびっくり。

そんな育児の人生を歩んで18年。
子供たちは大学に入るため、巣立っていきます。

母親たちは、生きがいを失ってしまうのでは!?と、将来の自分の姿と重ねつつ、友人たちが気になっていました。

日本では、ちょうど、子供の巣立ちと更年期が重なる場合が多いので、よけいに精神的なウツ傾向が強くなるとか。

さて、友人たちはどうかというと。。。

あれ!?
結構、皆さん、元気!

子供が大学のため家を離れる一ヶ月前、感傷に浸る頃かと思えば、

あ、ママ? やっと私から解放されて、楽しく忙しくしてるわよ~!

と娘さんは一人で行動。

別の友人は、

子供に関係した仕事、見つけてね。やりがいあるわよ~!
 誰か、プリスクール世代の子、知らない?

と。

何だか、どの友人たちも、楽しく明るく、新しい生活を始めているようです。

よく考えれば、18年。
自分の楽しみは考えず、子育て一路。
(仕事を持つ人たちもいますが、脳の多くは子供で埋まっているよう。)
やっと、自分自身のための第二の人生が始まったというところなのでしょうか。

日本では、小学校に入れば少し楽になって、中学に入ったら更に、と段階的に子離れするから楽だろうけれど、アメリカは突然、高校卒業時に子供が離れるから大変、と思っていましたが、責任を負った長い年月を終えて、ほっとする部分が大きいのかもしれません。

元気な友人たちを見て、私もそうなるのかな~と少し安心しました。

 

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2012年6月16日 (土)

演説法を習うサマーキャンプ初日♪


娘に、今年も新しいことをさせてあげたいと思い、アメリカらしく Devateのサマーキャンプ(討論の練習をする夏期講習)を考えていたのですが、ちょっと年齢不足


その学校は、教育のメッカ クパティーノに本校があるので、そちらに行けば娘の年のDevateキャンプがあるのですが、そこまではする気は。。。

ということで、今年はパロアルトで受けられる Public Speakingのサマーキャンプ(演説法を習う夏期講習)を試すことしました。

アメリカ人の友人に、「まだ小さいのに。将来、大統領にでもなるの?」と笑われたりしましたが、一般的に、親たちが入れたいと思うキャンプの一つでもあります。

子供にとってはつまらなそうですが、ちょっと変わっている娘は、とても楽しみにしていました


アメリカの学校では、たくさんのプロジェクトを行い、自分の調査結果をスピーチする機会が多いので、実践で役に立つのかな、と私も期待。


キャンプではスピーチの内容だけでなく、顔の表情、ジェスチャー、いろいろと教えてもらえるらしいのです。
家から、ほんの5分で行かれるところも嬉しい!


サマーキャンプ初日
生徒たちが集まると、想像していた通り、7割がアジア系
残りは、白人の子供たちでした。
やっぱり、こうなりますね。


集まる子供たちは、だいたい小学4年を終えた子か、小学5年を終えて秋から中学生、という生徒ばかり。
いったいどういう内容をするのか興味津々でした。

私の予想としては、


自分の学校をよくするには、どうしたらいい?とか、ホームレスのいない社会を作るにはどうしたらいい?とか、討論の議題になるような題材の解決方法を考えて主張することの練習をするのかな、などと予想していました。

でも、初日に娘が報告してくれた内容は、全然違ったものでした。
初日のスピーチのテーマは、

もし、私が家だったら。
もし、私が車だったら。

というもの。
どちらかのテーマを選び、家か車なったつもりで話すというものでした。

演劇クラスっぽい。。。


よく考えたら、この年代の生徒って、普通は(日本の子供と比べると)かなりな子供。
難しいテーマを与えたら、何を話したらいいのかわからなくなって何もできなくなってしまうのかも。

それで、最初のうちは身近な簡単に思いつく内容で、まずは人前できちんと話せるようになってから、ということなのでしょう。

こんな演劇のような内容だったので、娘は水を得た魚。


娘は家になったつもりで、

こんなところにクモが巣を作って嫌になっちゃうよ。
 あ! こんなところから、アリが!
 かゆいかゆい!


とスピーチ(というか演技)をしてきたそうです。

おかげで、先生には「Excellent Person」と呼ばれ、スピーチは一番上手、と言われるようになりました。(演技なんだけど。。。


明日は、何かキャラクターになったつもりでスピーチするらしいの。
 テレビ番組からでも何でもって言われたけれど、テレビ番組は知らないから、ミニーにしようかな。


とディズニーランドで買ったミニーの耳を取り出してつけ、ミニーの練習をしているのでした。

はい! 皆さん、私、ミニーよ
 ディズニーランドに たくさんのお友達と一緒に住んでいるの。
 ミッキーに、ドナルド、グーフィー。
 知っているかしら?


となりきり。。。

そんなとき、私が、

「ねぇ、Public Speakingクラスの子達と、お友達になれた?
 最初に、顔を見てニッコリ笑って、何のキャラクターにする?
 って話しかけたら、早く仲良くなれるんじゃない?」

などと口を出すと、娘は

そんなこと、できない。。。恥ずかしい!!

と言うのでした。

ミニーになって、

皆さん、きっとディズニーランドに遊びに来てね~

と観衆に投げキスをして退場する練習をしている娘。

相変わらず、娘の「恥ずかしい」の感覚がわからない私でした。


  

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2012年5月26日 (土)

上位20%と30%の大きな違い


カリフォルニアの公立小学校に通って約5年が経ちました。
あと約1年で、小学校生活は終わり。
早い!!


教育にかけては とても熱心と言われるシリコンバレーでの学校生活。
学校では、クラスで上位の生徒や下位の生徒には特別な配慮をしていました。

そのときの校長先生や、学年ごとの先生のつながりの強さ、それぞれの先生によって教育は変わってくるので一概には言えないものなのですが、だいたいどこの小学校でも、どの学年でも、それらの配慮は影ながらしているものす。

ただ、特別に配慮した教育をしても父兄への通知をするわけではないので、特に、男の子などは親に話していないことも多いようです。

キンダーの頃の英語のリーディング特別教育から始まり、1年生になると能力別クラスで勉強する時間もありました。
ただ、引越し後の今のパロアルトの小学校では、学校規模が小さいからか、能力別クラスの時間は作られず、上位の子だけ難しい教材を与えるシステムになっていました。

だいたい、上位20%くらいの生徒たちが、通常の生徒たちよりも上級の教育を受けているように感じます。
(上位25%にいても運よく受けられることもありますが、上位30%の生徒が受けられることは、あまりないように感じます。)

成績が下位の生徒たちは、授業中に呼び出されて、別の教室で特別に教育を受ける時間があるそうです。
これは、だいたい15~30%の子供たちが呼び出されています。
STARテスト(カリフォルニア州の標準テスト)の前に、40%近くの生徒たちが英語の補習授業を受けさせてもらっていた年もありました。
そのような先生や学年に当たった場合は、ラッキーですね。



さて、その特別な教育と普通の教育に どのくらいの差があるかというと、

通常の生徒が受け取る4年生の単語テキストの場合、


wool, stood, good-bye, pudding, understood, full, could, pull, yours, cooked, notextbook, sugar, wolf, during, should, bush, wooden, would, woman

4年生というと、まだまだ単語は簡単ですね。

上位20%の生徒が受け取る4年生の単語テキストの場合は、


address, approve, conclude, deprive, elder, escort, fare, forlorn, hearty, inhale, merit, pounce, stingy, summon, talon, valiant, waft

と、簡単な単語もありますが、難しい単語も出てきます。
難易度が高くなるので、単語ごとに説明や例文がつき、


waft v. To move or be moved lightly over water or air; to drift.
Petals from the cherry blossoms wafted over the path on the gentle breeze.


などと書かれています。

このくらい学習内容が違ってくると、普通の教育を受けた生徒が この先、下克上をするのは大変になりそうですね。


アジア系の親たちが、なるべく上の学年で学ばせたいと思うのと逆に、

アメリカ人のママたちが、

うちの子は、9月生まれで遅いから、学年を落とすことにしたの。
 自分の学年にいるより、一年下の学年で上の方にいた方がいいから。


と言うのを聞いて、「早く生まれた子達の中で揉まれた方が、刺激になっていいのでは??」と思っていましたが、アメリカ人が学年を落として入学させるのは、こういう事情もあるからなのかもしれないですね。

算数についても、能力別クラスで上位の生徒には特別に能力開発問題を解かせた年もありましたが、今年は成績上位の子だけ、毎月、特別な冊子をもらい、宿題が倍増というだけの教育でした。

ただ、その特別冊子の問題は、


For the 3-D movies, filmmakers create a special virsion of the film that is shown at a rate of 48 frames per second. How many total frames would be in 8 seconds in 3-D?

というような、何の ひねりもない問題15~20ページで、時間ばかりがかかってしまうものでした。
特別な教材というのも、内容によってはあまり役に立つものでもないのですよね。

たぶん、トップクラスの子達は、親が宿題をしているのではと思います。
母親が解いて、父親がチェックして時間節約などという話も聞きます。


いろいろと話題になることの多いシリコンバレーの教育ですが、上下20%以内に入ると、特別に手をかけてもらえる可能性が高い、というお話でした。


   

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