ディズニーランドホテルで深夜の緊急避難体験!
我が家恒例のディズニーランド滞在中の出来事。
宿泊していたディズニーランドホテルで、深夜に大音量の非常ベルが響き渡りました。
「すぐに、ホテルから出て避難してください!(もちろん英語)」
熟睡していた私たちですが、一瞬で飛び起きました。
娘も もう中学生なので館内アナウンスだけで何が起きたかを理解し、何も話さず、さっと靴だけ履いて逃げる準備。
私も、靴を履いて、貴重品の入ったバッグだけ肩から掛けました。
すぐに部屋から出て見渡してみましたが、特に煙も無く。。。
ホテルの大音量アナウンスは、英語からスペイン語に。
そして、日本語のアナウンスに変わりました。
私達の階では一番に部屋を脱出した私たち家族は、すぐに非常階段に向かい、非常ドアを開けて階段を下り始め、後ろから別の家族たちがついて来ました。
非常ベルの鳴ったAdventure Towerから無事に脱出し、Fantasy Towerへ移動しだすと、下の階からの避難者が前に歩いていて、そのままぞろぞろと避難の列ができました。
他の避難者たちは、軽装(真冬なのに半袖や短パンで寝てるものなのですね)や裸足で逃げています。
小さい子供たちは親に抱かれている子も多くいました。
Fantasy Towerに着くと、私達のように早く逃げ出した人はソファを見つけて座っていました。
後から来た人たちは、ソファが足りないので、床にホームレス状態。
でも、「無事に逃げられてよかったね」という感じで、ただホテル従業員を待っていました。
しばらくすると、従業員が来て、
「しばらく、このままお待ちください。」
とスペースブランケットを渡してくれました。
スペースブランケットは、4cm×6cmくらいのとても小さい塊で、バリバリと引き離すと大きなシートになっていきます。
すごーく薄くて、「これで温まるの?」という感じ。
これにくるまって、寒さをしのぎます。
(全然、しのげないのだけど。。。)
「後でホットチョコレートとコーヒーをお持ちしますから。」
の従業員の声に、子供は
「やったー!」
その声に皆で笑って、ちょっと和やかな雰囲気に。
私は、「ホットチョコレートだと、これからどこかで寝ろと言われた時に虫歯になりそう。コーヒーだと眠れなくなりそう」と変な心配をしていました。
そのまま20分くらい経ってからか、特定の数部屋以外は部屋に戻っていいと言われ、コーヒーをもらうこともなく私たちは部屋に戻りました。
いったい何が起きたのでしょう。
従業員たちは、「調査中です。」だけ。
それからは部屋に戻って、少しだけ眠って朝になりました。
ホテルはいつもと変わらない雰囲気。
何度か、ネットで検索しましたが、それらしいトラブルの記述は見つけられませんでした。
夕方遅くになり、ホテルの従業員に「深夜の緊急避難の原因は?」と聞いてみると、口が重くなり、「まだ調査中です。」と、何だか触れてほしくない様子。
結局、このまま「調査中」で終わるのかな。
でも、無事に帰れたから、貴重な体験ということで。
スペースブランケットは、ディズニーランドホテルからのお土産(!?)になりました。
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