文化・芸術

2026年3月25日 (水)

寄付でもらったパズルから見えた、大学の変化

 

大学からは、寄付の案内がよく届きます。

一応、年に一回は寄付するようにはしていたのですが、去年は、おもしろい募金がありました。

 

100ドル以上の寄付をした人には、大学のパズルが送られてくる、という企画でした。

もうその年は寄付をしていたものの、パズル🧩がもらえるというお話につい心が動かされて、もう一度寄付してしまいました。

 

同じような人がたくさんいたようで、そのパズルがもらえる寄付は、あっという間に寄付が殺到し、そのパズルは制限数に達して短期間で終了してしまいました。

(寄付自体は、いつでもOKなのですが、パズルはもらえなくなってしまいました。)

 

そして、届いたのが、このパズル。

 

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1000ピースある大きなパズルのため、忙しくてなかなかできなかったのですが、やっと作り出しました。

似たような色が多いので、ちょっと大変。

 

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出来上がり!

 

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このパズルは、1943年の大学キャンパスの地図になります。

 

このパズルを作っていて気づいたのですが、当時は男性のジムと女性のジムは離れていたのですね。

それも、キャンパスの東側と西側。

当時は、まだ女性差別が大きい時代だったのですよね。

スタンフォード大学も同じでした。

 

1891年の開学当初、女子学生の割合は約20%〜25%でしたが、1899年には40%(463人)にまで急増しました。

これに対し、スタンフォード大学の創設者の一人であるジェーン・スタンフォード氏は危機感を抱いたとされています。

亡き息子さんのために作った大学。

女子学生が大幅に増えていくというのは。。。

 

そして、女子学生の数に制限を設けました。

大学の憲章を修正し、「女子学生の数は、いかなる時も500人を超えてはならない」という法的制限を追加しました。

 

その後、1933年の世界恐慌による財政難から、授業料収入を確保するために「500人」という絶対数ではなく、「男女比率(約3:1)」の維持へと緩和し、1973年に裁判所の承認を経て、ようやく創設許可証から性別による人数制限が完全に撤廃されました。

 

このパズルの時代は、男女比率(約3:1)の維持の時代だったのですね。

 

今の大学の男女比は、ほぼ半々。

そして、白人中心だった大学から、今やアジア人が多数の専攻もある大学にと変わりました。

開学当時の人々が、もしこの状況を知ることができるとしたら、どれほど驚くでしょう。

 

時代は、変わりましたね。。。

何気なく作ったパズルから、こんな歴史に触れられるとは思いませんでした。

 

 

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2025年11月 3日 (月)

手作りハロウィンコスチューム🎃

 

娘が「今年のハロウィンは、Octocatになる!」と言い出しました。

Octocatというのは、GitHubのマスコットです。

 

名前から想像つきますが、頭は猫🐈‍⬛、体はタコ🐙という形をしています。

Octocat

 

 

GitHubは?というと、簡単に言うとソフトウェア開発のプラットフォームで、娘が大学時代からよく使用していたし、会社でも使っています。

ソフトウェアエンジニアや研究者なら、大体の人は知っている&お世話になっているものなのです。

 

つまり、ちょっとオタクな出し物になるので、市場にコスチュームは存在しません。

一から作らないといけないので、私は忙しい娘の手伝いをして、二人の共同作業でコスチュームを作ることになりました。

 

まず、黒いユニタードと猫の耳のついた帽子を見つけて購入!

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そのユニタードに、水色のフェルト(タコの吸盤)をつけていきます。

 

でも、ユニタードを着て伸びた時にフェルトが綺麗に見えないといけないので、布用接着剤だけではうまく定着させられず。。。

結局、全ての吸盤の周りを縫って、なんとか落ち着きました。

出来上がりは、こんな感じ😊

ユニタードだけではセクシー過ぎるので、黒のミニスカートも着用しています。

Costume

日本のサイトに倣って、顔にはスタンプを

 

ヒゲもつけて出社🏢
会社でのエンジニアたちのウケもよく、楽しいハロウィンを過ごせたそうです🎃

 

ちなみに、ハロウィンのコスチューム代金は会社が出してくれるらしく、たくさんの社員がコスチューム姿で出社したそうです。

シリコンバレーのテック企業だなぁという感じですね😄

 

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2025年8月18日 (月)

久々に異文化を感じる

 

私の周りの中国系の友人は、台湾や香港から来た人がほとんど。

皆、アメリカの生活にすっかり馴染んでいて、あまり驚きはありません。

 

今回、本土から来た中国人の知人に食事に連れて行ってもらいました。

ミルピタスには、たくさんの中国系レストランが集まっているモールがあります。

とても賑わっていて、駐車スペースを見つけるのも一苦労。

 

訪れたのは、Liu Roast Fishというレストラン。

周りはお客さんも店員さんも中国語ばかりだし、本当に中国の勢いを感じます。

 

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牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉が楽しめます。

ただし、中国本土では、こうしたお料理に珍しい肉が使われることもあるそうです。

中国本土で提供されているお肉が一体、何の肉なのか気になったものの、

 

いや、何の肉かはわからない。

ただ、美味しいから私たちは気にしない。

 

とのことでした。

 

えぇ!?

たぶん、何の肉かおおよその見当はついているのかもしれません。

ただ、それをアメリカに住む人間に話す気にはならないのかもしれないですね😅

 

写真の奥にあるトマトは、「まず、食べてみて!」と言われたお料理。

白い粉がかかっているのでお塩かと思ったら、お砂糖でした。

 

中国本土を離れたばかりの人が、「レストランで、この料理を見るのは初めて」と話していました。

これは、家庭料理らしいです。

中国を遠く離れて祖国の食べ物を恋しがる人たちに、家庭の味を楽しませてあげようと、通常、中国のレストランでは提供しないお料理を出しているのかもしれませんね。

 

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肉料理だけでなく、海鮮料理も提供しています。

 

日本料理は健康的で、日本人は皆、長生きできる。

中国料理は不健康だけれど、中国人は美味しいものを食べて皆が幸せな気持ちになるから長生きできるんだ。

 

と説明してくれました。

ポジティブですね〜😊

 

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レストランのお隣に、たい焼きのお店がありました。

一人がいつの間にか買ってきて、レストラン内で皆に配ってくれました。

 

他のお店で買ってきたものをレストランで食べるのは日本だと驚かれるかもしれませんが、中国系レストランでは案外柔軟なんですね。

(中国語を話さないお客さんが同じことをしたら見逃してくれるかわからないですが)

 

少し驚きの楽しい異文化を知ることができました😊

 

 

 

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2024年10月29日 (火)

成人記念の振袖写真撮影👘

 

娘が20歳になる時、コロナの時期で日本に行くことはできませんでした。

その翌年は、法事で忙しくしていて、他の事はできませんでした。

 

そして、22歳の今年、やっと余裕ができたので、成人記念の写真を撮ることにしました。

 

1日で振袖選び、着付け、髪結いと写真撮影ができそうなところを、いろいろ調べ。。。

できれば、なるべく身体の負担が無いように(まだ暑い9月だったので)、全てが冷房の効いた一カ所でできるスタジオが理想です。

 

結局、 東京、川崎、横浜のスタジオの中から、横浜ランドマークプラザにあるスタジオに決めました。

 

振袖選び・着付け・髪結いがセットになっていて、写真を50枚のデータでもらえて、5万円弱。

1ヶ月後に出来上がる写真データは、通常CDでもらうらしいのですが、ダウンロード受け取りをお願いすることもできるので、海外在住の我が家にはとても便利。

 

撮影にあたって自分で用意するものは、着物用肌着と足袋 とフェイスタオル5枚でした。

持ち込めない場合は、スタジオで購入することもできます。

 

私は着物屋さんを見つける時間もないので、スタジオで購入させてもらいました。

 

 

当日は、まずは振袖選び。

 

そこで知ったのは、(振袖・着付け・髪結い、写真50枚の)セットで借りられる振袖の他に、追加料金でもっと高級な振袖が選べるということ。

 

通常の振袖と比べると、追加料金のかかる振袖は、やはり見栄えが全然違うのですよね。

 

娘が選んだ振袖は、追加料金が4万円。

でも、温かい時期の振袖貸出半額キャンペーン中だったので、半額で借りることができました。

 

振袖が決まると、娘は着付けやヘアセットに入りますが、私は写真撮影までの間、しばらく横浜ランドマークプラザ内をぶらぶら遊んでいられました。

 

全ての作業は、とてもスムーズで、スタッフの方たちの感じもよく、楽しく撮影を終えることができました。

 

写真データは、思ったよりも早く数週間で出来上がり、着物の柄の写真なども入れてくれていて、60データをもらうことができました。

 

下の写真は、その写真の一部です。

Umbrella通常の背景で、傘あり傘なしの写真を撮りました

Whitewindow窓を背景に

 

Hair右後ろからの髪型も見えるように。
写さなかった場所がないように、色々な角度から撮ってくれます

 

Washitsu

とても和な背景もありました
読んでいただきありがとうございました

 

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2024年6月22日 (土)

スタンフォード大学卒業式

先週末は、大学の卒業式でした。


この時代なので、持ち物の規制は厳しく、事前に細かなリストが公開されていました。

禁止物は、銃やドラッグはもちろんですが、ボールやフリスビー、フラフープ、自撮り棒、風船、球形などの固まった果物🍊(たぶん、投げて凶器になるから)、ドローン、リモコンで動く車、飛行機、ヘリコプター、花火、ハイドレーションパック、金属ボトルなどがあり、よく思いつくなぁと感心してしまうリストでした。

 

持ち込みのバッグにも規制があり、なかなか販売されていない本当に小さなサイズのバッグは所持できるものの、通常はサイズの決まった透明のトートバッグを持ち込むように言われています。

1ガロンサイズのジップロックをバッグ代わりにして良いとのことだったので、ジップロックに所持品を入れている人たちもいました。

 

飲み物は持ち込み禁止(ただし、空のプラスチック製のボトルは持ち込み可能)。

でも、スタジアムの外には、大量の水のボトルが用意されていて、あちこちでもらえます。

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スタジアムの入り口には可動式の金属探知機がたくさん並んでいて、危険物を持ち込んでいないかチェックされました。

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スタジアムに入ったのは、開始40分前くらい。

それでも、わずかにある日陰になる場所はもう人がいっぱいで、ほとんど空いていませんでした。

 

一応、開始前は日陰になる場所に着席。

太陽が動いていくので、開始時刻には火に当たってしまいましたが。。。

 

掲示板には、「Stanford University、133rd Commencement」の文字が書かれていました。

いよいよ、卒業なのね〜と感慨深いです。

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空には、小型飛行機が飛んでいました。

Mazel Tov Grads?

Good Luck Gradsということですね。

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卒業式は9時半に開始というスケジュールでしたが、本当に9時半ぴったりに始まってびっくり。

といっても、大学院生の入場に時間がかかり、学部生が入場するまでには50分もの時間が。

その間、観客席の人たちは日差しに耐えられず、奥の廊下(?)から立って眺めている人たちもいました。

学部生の入場が始まると、仮装している学生もいて華やかです。

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持ち込んだ仮装のグッズは、スタジアムの端に置いて、ガウンだけの姿になって着席します。
使い終わった仮装グッズが山積みになっていきます。

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卒業生の入場にあまりに時間がかかり、卒業生が会場に入りきったのは、スケジュールの終了時間をとうに過ぎていました。

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やっと卒業式が始まってプレジデントがスピーチを始めると、卒業生たちの席から人の列が生まれて、スタジアムの出口に動いていきました。

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??

卒業生は、スピーチをここでは聞かないの?

アメリカの卒業式ってそういうもの?

と思いながら、よく見ると、小さな旗を持っている卒業生たちが何人も。
親パレスチナの卒業生たちが抗議のために退席しているのでした。

後からのニュースによると、数百人が退席したそうです。
大学は抗議者のために、 あらかじめスピーチのできる場所を用意していたので、そちらに移動したのかもしれません。


スタジアムでは何か起きるわけではなく、平和に卒業式が進められました。

今年のゲストスピーカーは、メリンダゲイツ氏。

私の席からは柱で見えなかったので、大きなスクリーンに映った姿を眺めていました。

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今回の卒業式に、我が家は誰もゲストを呼びませんでした。

スタジアムは、ずっと太陽が照り続けて、かなり暑いだろうと誰かを呼ぶのは憚られました。

でも、偶然、卒業生の親でない友人が2人来ていたと後から知りました。

結構、気楽に友人を招待するもののようです。

私にとっては肉体的に過酷でもある卒業式だったので、アメリカ人のフットワークの軽さに驚いたのでした。

 

長時間、太陽の下に座っていたので、翌日は足に赤い斑点(?)がいっぱい出てしまいました。。。薄いスカートだったけれど、スカートに隠れた部分は問題ありませんでした。

次の機会があるとしたら、座っても膝の隠れる丈のスカートを履こうと思います。


それにしても、この数ヶ月、卒業生の親たちは現在の治安についていろいろと心配していましたが、無事に平和に卒業式が終わってほっとしました😊

 

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2023年3月 3日 (金)

大学のファミリーウィークエンド

大学には、家族が大学キャンパスに行って大学生になった子供に会い、大学生活を見学するというイベント、ファミリーウィークエンドがあります。
子供の寮の部屋を見たり、大学のレストランで一緒に食事をしたり、催しを一緒に見たり。。。と楽しみにする親御さんも多いです。

でも、うちは地元の学生なので、娘は私を連れてキャンパスを歩くことに興味を示すことはありません。
(ローカルな生徒でなかったとしても、娘は興味なかったかも😅)

ということで、私は参加したことがありませんでした。
先日は、娘が春のバレエ公演リハーサルのためにキャンパスにいたので、私もブラブラと一人でファミリーウィークエンド中のキャンパスを歩いてみました。

催し物が行われている場所に行ってみると、コロナ禍になってからは見たことのない人混みがあちこちにありました。
懐かしい人混み!
昔に戻ったみたい。
とはいえ、よく見ると10%弱の人々がマスクをしているので、やはりタイムスリップはしてないのですよね。

日本では、アメリカではマスクをする人なんていないと言われていますが、実際には、この辺りにはぼちぼちいます。
マスクをしている人種も、特にアジア系というわけではなく、人種によらず、です。
通常のキャンパスで10%弱のマスク率ということは、各地から人が集まるファミリーウィークエンドの催しでは全員ノーマスクなのではと思っていたら、そんなことはありませんでした。ちょっと意外。

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ドリンクスタンドがあり、コーヒーなどが自由にもらえました。

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スナック系のスタンドもあり、私はアメリカンなチョコチップクッキーをもらいました。
コロナ仕様で全て個包装にされていました。
こういうものの準備は、ローカルな父兄がメインでボランティアしているのですよね。
本当は、私も手伝うべきなのだと思うのですが。。。なかなか敷居が高くて参加できません💦

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あちこちで、学生たちがパフォーマンスをしていました。

これは、大学のCardinal CalypsoというSTEELPAN BANDが演奏しているところです。

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大学のBasmati Raasというグループのインディアンダンスもありました。

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広場で舞っていたのは、チャイニーズ・ライオン・ダンスのグループでした。

Lion Dance Clubというのがあるので、その生徒たち?

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ちなみに、娘の所属するバレエ団は公演リハーサル中ですが、ファミリーウィークエンドは家族をバレエスタジオに連れてきて見せてもいいそうです。
でも、娘には「まだリハーサルを始めたばかりで、一緒に踊る子たちが(休んだりして)覚えていないからダメ。先に覚えている私が家族を連れてきたら、すごく嫌な思いをさせてしまうでしょ」と頑なに断られてしまいました😢

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あいにくの曇り空でしたが、キャンパスでは あちこちにロイカデンドロン(Leucadendron)が咲いていて春の訪れを感じられました。


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2021年5月 4日 (火)

日本文化の講義に早大教授♪

娘が取っている「日本を題材にした大学の授業」に、ゲストの講演者が来ていました。
私は、少し離れたソファに座っていたり家事をしていたりするので、ちらっと聞こえているだけなのですが、日本語の単語がちょくちょく入っているので、つい気になってしまいました。
講演者の英語発音に訛りがあったので、ゲストの講演者は日本人だと勝手に思っていたら、後から娘に聞くと、ペート・バックハウス氏というドイツ人の方で早大教授だそうです。
こういうZoom時代だから、日本の大学教授が簡単に日本から講義ができてしまうのですね。
どんな授業だったの?と娘に聞いてみました。


最近、日本では高齢者の品位を保つために、高齢者関係の呼び方に気を付けるようになったそうです。
Toshiyori(年寄り
」などと呼ばずに「(Koreisha)高齢者」と呼ぶようになりました。
また、シルバーシート優先席と呼ぶようになったし、高齢者施設では高齢者を「おじいちゃん」「おばあちゃん」などと呼ばずに苗字で呼ぶようになったとか。

ただ、呼び方に関しては、今でも日本で有名な司会者の「みのもんた」はテレビ内で「おばあちゃん」などと話しかけたりするので、今でも一応、一つのオプションではある、などと説明がありました。

みのもんた!?
まさか、その名前がスタンフォードの授業で出てくるとは、びっくり!

ちなみに、娘はみのもんた氏を知っています。
ケンミンショーで知ったそうです。
(最近は、司会者が変わったそうですね)

授業は、日本語の単語を交えていたので、娘以外の生徒には少し難しいところもあったかもしれません。
Boke Rojin(ぼけ老人)」など品位を落とす言葉を使ってはいけない、などと聞いても、娘は「そりゃそうでしょ」と爆笑でも、他の生徒はピンとこないですよね。


授業の中では、日本の感覚を知ってもらうために、短いお話を紹介してくれたそうです。

娘の記憶、少し違っている部分もあるかもしれませんが。。。

私がバス停で立っていると、知らない男の人が「おばあさん!」と声をかけてきました。
どうも自分に向かって「おばあさん」と言ったようで、ちょっと複雑な思いがしました。
そして、その男の人に、本屋さんの場所を聞かれました。
気持ちを抑えて、男の人に本屋さんの場所を教えてあげました。
すると、その男の人はお礼を言って去っていきました。
私は、その男の人の後姿を見ながら思いました。
その本屋さんまで、歩いたら20分はかかるでしょうね」と。

というお話でした。
「おばあさん」と呼ばれて怒るのも大人げないし、でも、本屋さんまでの道を教えるとき20分もかかることは伏せて、ちょっとだけ意地悪してしまったところ、「ふふっ」と思わず笑ってしまいました。
その女性の気持ち、わかる気がします。

長い年月日本を知らない私には、なかなか興味深い授業でした。
生徒たちは、日本で生活する教授から日本の状況が直に聞けて、とてもいい経験だったのではと思います。

 

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2021年4月10日 (土)

日本を題材にした大学の授業

大学で日本に関するクラスを取ると娘が話していました。

??
どういうクラスなのか、いまいちピンときませんでした。

実は20年以上前、私が駐妻としてアメリカに来たばかりの頃、英語力を向上させる為に あるコミュニティカレッジでクラスを取っていました。(未だに向上してないけど)

その時、文化の比較の授業で、「日本は老親を大切にするから幸せな老後でファミリー皆ハッピー」みたいな思い込みをされていて、日本の会社員時代に若い世代の苦労を聞いていた私は少し複雑でした。
(当時は、男性と同じお給料をもらいながらも家事は全て女性がし、休日は夫の親に尽くしに行く、という会社の先輩女性が何人もいました。)

それから20年も経っていますが、遠い日本に関する内容というと、勘違いをされていたり、情報が古くて時代遅れの授業になっていないのか興味津々でした。


さて、スタンフォードのその日本に関するクラスというのは、簡単に言うと、「日本文化を知り、高齢化社会の日本を通して年を重ねる意味を考える」というような感じのとても真面目なクラスでした。
そして(日米問わず)「年を取った方々が考えていること」、「年を取った方々が、どのように社会に関わるのが理想なのか」、「孤独死に対する考え」などを皆で話し合っていくそうです。

結構、重い内容の授業ですね。
先生は、日本生まれの日本人だそうです。

驚いたのは、前回の授業では「アメリカでは世代関係なく付き合い、親子も可能なら頻繁に会って時間を楽しむのに、日本ではもっと世代間に壁があったり、付き合いを負担に感じたりする。それは何故だと思うか」という内容を話し合ったということでした。

実は、私が日本にいた頃は「アメリカ人は親から早く精神的に独立することを好み、日本の方が親子密な関係を続けるものだ」と思っていたのですが、アメリカで友人が増えるに従い、「ん? アメリカの親子ってかなり関係が密なのね」と思うようになったのでした。同じように先生が感じていたとは。

授業中の生徒の意見としては、一般的に日本人に持つ印象から「仕事が多くて日々に忙殺されて心に余裕がないからだと思う」という生徒がいた半面、韓国人の女の子が

私の親は、よく私たち姉妹を連れて祖父母の家にいろいろな届け物を持って行っていたの。
 なぜ、私達も行かなくてはいけないの?と聞いたら
 それは、あなたが大人になった時、私達に何をすればいいのか知るためよ、って。
 親のことは大好きだけど、かなり重く感じて辛かった。
 隣の国でわりと似ている日本でも、親世代の子供世代に対する期待が大きく、子供の重荷になっていてあまり密な関係を望まないのでは。

と発言していたそうです。

そういえば、娘が高校の頃、仲のいい韓国人のお友達が親から

私はあなたを育てるのに とても苦労したのよ。
 あなたも将来、自分の子供を持って苦労しなさい。
 それが私のあなたへの復讐になるのよ。

と言われたことを愚痴っていたと、娘がショックを受けていた事がありました。

韓国では思ったことを即座に口にするだけ親子の仲のいい人が多いと捉えればいいのか。。。かなり、ダイレクトなのですね。。。


授業では、自分の経験を話したり、たくさんの意見を出し合い、皆で考えていくそうです。
こうやって話し合い、冷静に親の観察もして、大人になっていくのですね。
とてもよさそうな授業で安心しました😊

私は重荷な親にならないように気を付けなくては😅

 

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2020年11月28日 (土)

感謝祭でした♪

昨日は、感謝祭でした。
我が家は毎年、感謝祭の日には巨大な七面鳥を焼きます。
というのも、例年、感謝祭の後には娘のバレエ学校の「くるみ割り人形」公演があったからなのです。
忙しい公演中、感謝祭の日に食べきれなかったターキーを食べれば、少なくとも「公演の間に40分しかないけど、お昼ご飯どうしよう😥」などと悩む必要がなくなります。

そんな「くるみ割り人形」公演のことを考える年月が終わり、娘は大学生に。

今年は例年よりは小さい七面鳥。
ドレッシングを入れた閉じ口が少し小さく感じます。

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焼き上がり!

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このコロナ禍の今年は、娘のいたバレエ学校も公演は中止になりました。
どちらにしろ、例年のような巨大な七面鳥は必要なかったのですね。

どこにも出かけることもなく、ゆっくりとした休暇を過ごしています。

ところが、ご近所では、忙しい感謝祭を過ごした人たちも。
自宅で家族に会えない年配者たちのために、七面鳥を焼いて配達してあげるというボランティアをしてあげている人たちがいるのです。
その活動を聞いた人が、「パイが数枚余るけど、一緒に配る?」などと声をかけ、大きな動きになっていました。

そんな慈愛に満ちた人達がたくさんいるという社会が、感謝祭で感謝したいことですね。
パンデミックになったばかりの頃も、何か手助けができる人のリスト、つまり、ボランティアしたい人の自宅住所、氏名、電話番号、できること(買い物、クリーニング、薬ピックアップ、電話での話し相手)が住民たちの手によってネットに公開され、「困ったときには連絡ください」というデータベースになっていました。
個人情報に厳しい日本では危機管理能力がないと言われてしまいそうですが、何か助けになりたい人が近くに多くいると感じられるのはありがたいことです。

いろいろなことが起きて、いろいろな人を見て、考えることの多い感謝祭でした。
来年は、明るい感謝祭が迎えられますように✨

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2020年6月20日 (土)

消しゴム作り♪

もう長い年月、娘は学校の勉強だけでなく、バレエ🩰やバイオリン🎻、ボランティア、お仕事と、いろいろな活動に追われ、ず~っと多忙に過ごしてきました。

そこで、
気づいたら、小さいころに日本でもらったおもちゃが娘のクローゼットに入ったままになっていました。
娘がばぁばに買ってもらったのは、7年くらい前??

これです!

Sweets

粘土でお菓子を作り、水を入れた容器に出来上がったお菓子の形の粘土を入れて、電子レンジに入れると消しゴムができるという、おもちゃでした。
電子レンジは日本で一般的なW数表記なので、1100Wのアメリカの電子レンジだと、だいたい2分6秒くらいかな。

娘と二人で熱中すること一時間!?
かわいいスィーツが出来上がりました。

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さらに余った粘土でイチゴやクッキーも。

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小さい頃だったら綺麗ににできなかったので、今になってしまったのは これはこれでよかったのかも!?
久々に童心に返った私と娘でした。

 

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