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2026年8月 1日 (土)

会社ロゴのタトゥーで即面接!? AI企業CEOが大炎上

 

サンフランシスコを拠点とするAIスタートアップ企業LのCEO、Z氏が、「会社Lのロゴなどのタトゥーを入れたら、その場で即座に採用面接を行う」 という採用企画のイベントを行いました。

 

オフィスの交流会に本物のタトゥーアーティストを招き、「L社のロゴなどのタトゥーをその場で入れた人には、即座にエンジニア職などの面接権を付与する」 というものでした。

 

またイベント後、Z氏はLinkedInへの投稿で、

「私たちは大胆で、リスクを取り、前例のないことをする」

「7人が新しいタトゥーを入れて帰った。これが2026年の仕事の獲得方法だ」

と投稿したことが批判を集めました。

 

この投稿に対し、「ただの『採用面接』を受けるためだけに、求職者に一生残るタトゥーを入れさせるのか」との非難が殺到しました。

そして、特に昨今の厳しいIT業界の転職市場を背景に、「仕事が欲しい求職者の弱みや必死さにつけ込んだ、優越的地位の乱用(パワーダイナミクスの悪用)であり、極めて非倫理的でディストピア的だ」 と厳しい批判が相次ぎました。

 

その後、Z氏は問題の投稿を削除し、LinkedIn上で 「私が間違っていた」 と公式に謝罪しました。

 

「楽しんでもらえる思い出作りのつもりだったが、現実には無謀であり、採用活動と永久的なタトゥーを結びつけるという、極めて思慮に欠ける判断だった。

採用におけるプレッシャーや力関係を理解しておくべきだった」

 

実際にタトゥーを入れてしまい、後から後悔している参加者に対しては、会社側が責任を持ってタトゥーのレーザー除去費用を全額負担する と申し出ています。

 

なお、実際にタトゥーを入れた7名については、現在も選考プロセスが進行中であると報じられています。

 

実は、このCEOは娘と同じ時期にスタンフォード大学に在籍していた人物です。

(つまり、まだ20代前半!)

娘本人に面識はありませんが、学生時代から話題になることが多い人物だったようです。

 

それにしても、今回は誰も全く考えつかない採用基準を考え出したということで、本当に驚きました。

 

就職難の時代だからこそ、「面接を受けるためなら何でもしなければ」という気持ちになってしまう人もいるかもしれません。

でも、自分を大切にしながら仕事を選ぶことも、長い人生ではとても大切なことなのでしょう。

実際、卒業後すぐではなくても、努力を続けて就職した人もいます。

焦らず、自分を大切にしながら、冷静に就職活動を進めることが、これまで以上に大切な時代になったと感じました。

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2026年7月 8日 (水)

先が読めない時代のエンジニアたち


最近、知人のエンジニアたちの話を聞いていると、「本当に未来は読めない」と感じることばかりです。
ほんの数週間の違いで、人生が大きく変わってしまうこともあります。


シリコンバレーの有名フィンテックI社に勤めていたAくん。
定期的な1対1の面談で、マネージャーから「君は重要人物としてマークしているから、レイオフの心配はしなくていい」と言われていました。
それでも、ご縁があって別の会社へ転職することに。
その1週間後に、彼の元マネージャとその部下が全員レイオフになってしまいました。
マネージャを信じて働いていたら、自分もレイオフだったのだと肝を冷やしたそうです。


大学時代、シリコンバレーメンロパークのビッグテックM社でインターンをしたBくん。
M社からは卒業後の正社員オファーが来ましたが、G社にどうしても入りたくてG社の採用担当者に事情を話してチームマッチングを早めてもらい、無事、G社に入社。その直後に8000人レイオフのニュース。
採用フェーズを早めてもらって本当によかったと、後から安堵したそうです。


同じM社では、あるドクター卒の男性も、ちょうどM社から別のM社に転職したところで8000人レイオフのニュースが入り、短期間での転社ではあったものの、良い決断だったとホッとしたようです。

 

また、娘はある大企業に新卒として短い期間働きましたが、その直後に社員20%レイオフの発表がありました。
少し後ろめたい気持ちもありましたが、考え方を変えれば、結果として会社の人員は一人減っていたわけで、そう考えると少し気持ちが救われるような気もします。

 

偶然にも、転職した人たちは結果的にレイオフを避ける形になりました。

でも、それが正解だったかどうかは、その時点では誰にも分からなかったのです。

本当に、未来は見えません。

 

知人は、会社が「パフォーマンスベースのレイオフをする」と発表し、自分が該当すると思ったので(個別面談で仄めかされたそうです)、経歴に傷がつかないようにすぐに退社することにしました。

でも、その後、半年経ちますが再就職先は見つかっていません。

 

 

AIの進化や景気の変化で、シリコンバレーは今、大きな転換期を迎えています。

「どの会社に行けば安心」という時代ではなくなってしまいました。

今のエンジニアたちは、誰もが細い綱の上を歩いているような気持ちなのかもしれません。

 

あと2〜3年で状況は改善すると予測する専門家もいます。

それまで、皆が心身ともに健康で、この時代を乗り越えられることを願っています✨

Tempimagenujoin
会社の無料カフェでは、店員さんに余裕があればラテアートが🎨

 

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2026年5月 1日 (金)

テクノロジーでは救えなかったもの

 

以前、パロアルトの線路に設置された監視システムについてブログに書いたのは、2021年のことでした。

2018年、Caltrainは、線路上に人がいることを検知し、警察に通知する150万ドルの電子検知システムを導入しました。

「これで自殺を防げるのではないか」
そんな期待があったのを覚えています。

 

それから数年が経ちました。

しかし現実は、決して簡単ではありませんでした。

2022年1月以降、線路上で亡くなった方は54名
その中には、昨年のパロアルト学生3名も含まれています。

システムは人を検知することができても、その情報を受け取って、すぐに人が対応するという部分には限界があったのかもしれません。

 

そして今、再び動きが出ています。

パロアルト市の線路に24時間体制で監視員を配置する案が検討されました。

警備会社による常駐スタッフを配置し、人の目で見守る体制に戻そうという試みです。

 

実は先日、実際に線路の近くを通ったとき、すでに監視員の方が立っているのを見かけました。

ちょうどそのとき、遮断機が降り始めるタイミングで、一台の車が線路に入りそうになったのですが、監視員の方がさっと前に出て対応していました。

事故にはなりませんでしたが、その様子を見ていて、人がそこにいる安心感を強く感じました。

 

テクノロジーが進化した時代に、人の目に戻るという選択。

一見すると「後退」のようにも見えますが、もしかするとそうではないのかもしれません。

 

シリコンバレーは、世界で最もテクノロジーが進んでいる場所です。

それでも、人の命や心に関わる問題は、テクノロジーだけでは解決できないという現実があります。

センサーが検知することと、誰かがその場で声をかけることは、やはり違うのですね。

 

便利さや効率を追い求めてきたこの場所で、改めて「人の存在」の意味を考えさせられます。

 

もし、そこに立っている人が、ただの監視員ではなく、「誰かが見ていてくれる」と感じられる存在になれるのだとしたら。

それは、テクノロジーにはできない役割なのかもしれません。

 

時代は進んでも、最後に必要とされるのは、やはり「人」なのですね。

Trackwatch

 

 

 

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2025年12月11日 (木)

自動運転タクシーWaymo体験🚕

 

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週末、娘と二人でダウンタウンに出かけたついでに、話題の自動運転タクシー Waymo に乗ってきました!

 

想定外のトラブルだったのは、私が配車を依頼した場所が、なんと歩行者天国の道路

コロナ以降、車両の進入が禁止になっていたことをすっかり忘れていました💦

ミスに気づいた私たちは、焦って車の入れる道へ移動し、プチパニック。
(多分Waymoも混乱していたはず。。。)

 

その後もしばらく巡り合えず、さらにオロオロ。
今思えば、なかなか車が来ない場合でも、配車場所でじっと待っていればよかったのですよね〜

 

 

無事乗り込むと、アナウンスが静かに流れ、スイスイと快適に動き出しました。
安心感のある走りで、とても気持ちよかったです。

 

この後、車内で音楽が流れたのですが、私たちが盛り上がって騒いでいたので、その部分の動画はカットしました。。。

 

 

ひとつ、驚いたのは、目的地直前での謎のルート変更。

家の近くまで来たところで、なぜか突然の右折


「えっ、そっちじゃないのに。。。?」と思っていると、次の交差点でも右折し、住宅街へ入っていきました。

どこに降ろされるのか少しドキドキしましたが、
「まあ、この辺なら歩いて帰れるからいいか」
と二人で見守っていると、

しばらくして再び我が家の方へ戻り、最終的には無事到着!

 

余分に5分くらい走りましたが、その分長くWaymoを体験できたのでむしろ大満足でした😊

 

 

日本の幼馴染にビデオを見せたら、
「こっわ〜〜!」と言われました😅

でも、もし5年前の私だったら、同じ反応をしていたかもしれません。

 

WaymoはMountain Viewに本社があるので、近辺ではもう長いこと、Waymoと共存して生活してきました。


そのため、私たちはずっとWaymoの“成長”を見守りながら生活してきました。

 

  • 運転席に人がいる状態での走行
  • ついに完全自動運転になった姿
  • ぎこちない走り
  • いつの間にか自然で滑らかな走り
  • 最近は加速もよく、ちょっとカッコいい走り

 

こんな変化を身近に見てきたので、自然と「もう大丈夫だな」と感じるようになったのだと思います。

 

特に女性にとって、車に乗るときの安全性はとても大切なもの。
自動運転タクシーの存在は、犯罪リスクを下げてくれる安心材料のひとつでもあります。

ようやくここまで来たのかと思うと、なんだか嬉しくなりました🚕✨

 

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2025年9月 3日 (水)

Z世代は親も一緒に就職活動!?

 

先日、「Gen Z job seekers have their parents write their resumes, apply for gigs and bring them to interviews, shocking study shows」という記事をNew York Postで読みました。


アメリカの若い世代、いわゆるGen Zの就職活動に親が深く関わっているという内容で、とても驚きました。

実際、このニュースは就職に関する番組やコメンテーターの話題にも取り上げられているようです。

 

記事によると、ある調査では次のような数字が報告されていました。

 

  • 77%が親を面接に連れて行った
  • 90%が親に求人探しを任せている
  • 63%が親に応募手続きをしてもらっている
  • 31%が親に履歴書を書いてもらっている
  • 48%は親が課題テストを代わりに行った
  • 86%は親がパフォーマンス評価を確認している
  • 73%は職場での課題を親に手伝ってもらっている
  • 57%は親を実際に職場に連れていった

 

数字だけを見ると、ほとんどの学生が就職活動を親に大きく委ねているかのように感じられます。

私はこの記事を読んで本当に衝撃を受けました。

Genzinterview


ただ一方で、これらの結果にはサンプリングの偏りがあるのではないかとも思いました。

なぜなら、ここまで子どもの就職活動に時間とエネルギーを使える親というのは、ある程度の教養があり、経済的にも精神的にも余裕がある人に限られるのではないかと思うからです。

アメリカ全体で考えると、こうした親がどのくらいいるのかという疑問が残ります。

したがって、記事にあるような高い割合をそのまま「Gen Z全体の傾向」と受け止めるのは少し違和感がありました。

 

それでも、この調査が示しているのは、世代間で「親の関わり方」が大きく変化しているという事実です。

 

親が子どもの就職活動を助けること自体は悪いことではないと思います。

精神的な支えになったり、情報を共有したりするのは大切な役割ですよね。

ただ、あまりに介入しすぎると、子ども自身が自立して成長する機会を奪ってしまう可能性もあります。

どこまで関わるべきか、その線引きはとても難しいですが、こうしたニュースをきっかけに改めて考えさせられました。

 

 

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2025年7月 3日 (木)

レア物サイバートラック

 

愛車名を言いにくくて、こんなふうにテスラのロゴの上にステッカーをつける人もいた数ヶ月前。

このスティッカーには、「BOUGHT BEFORE   ...YOU KNOW...」の文が。
こういう攻撃的でない表現の方がいいな。
かなり過激なステッカーもあるので。。。

Boughtbefore


車購入時の優遇措置があるからか、今では市の大衆車と感じるほど多くの人がテスラに乗っています。

気づけば、テスラに四方を囲まれていることも。。。

 

そんな生活の中、まだ時々行かなくてはいけない大学のキャンパスで、派手なテスラのサイバートラックに出会いました。

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すごい!

これは、サイバートラックのファウンデーションシリーズで、限定モデルでした。

現在は、販売終了しています。

 

それにしても、とても目立つ!

車体に何て書いてあるのか気になったものの、中国語??

読めない。。。

 

ChatGPTに聞くと、「ハートの中に「マチ」と書かれているように見えます。」

Perplexityに聞くと、「ハートの中にカタカナで「マイ」とデザインされています。」

Geminiに聞くと、「ロゴの文字は、「M2T」と読めます。これは、スマートフォンアクセサリーなどを販売している「Dockem」というブランドのロゴのようです。」

 

。。。皆、回答が違う!

こういうものは、不得意なのね😅

 

中国人の友人に聞いてみました。

 

「これは、心動って書いてあるの。

your hart is touched

って感じよ。」

 

なるほど。

 

 

レア物サイバートラックのそばに近づいてみると、何ヶ所か縦に不自然な傷がつけられていました。

故意につけられてしまったのだろうなぁ。。。

 

 

今やサイバートラックでも毎日1〜3台見かけるかな、という頻度で出会います。

(1日に30分くらいの運転時間です)

複数台並んでいることも。Tempimagett0d0d

 

今日は、マイクロソフトの9000人レイオフのニュースが流れ、さらに先行きが不安ですが、これだけのサイバートラックが走っているシリコンバレーをみると、まだまだ大丈夫?と少し安心するのでした。

 

 

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2025年4月12日 (土)

真面目な人が損をする?ソフトウェア面接の今

 

掲示板型ソーシャルメディアサイトRedditで、求職中のエンジニアが嘆いている投稿を目にしました。

 

「僕は真面目にジョブインタビューを受けていて落ちている。一方、カンニングをしながらインタビューを受けている知人たちが職を得ている。やるせない」

 

ジョブインタビューのカンニングって、どうやって?――と思ったのですが、

最近はオンラインインタビューでの不正行為が大きな問題になっているようです。

 

テクノロジーニュースサイトのGeekWireには、「あるテクノロジー企業のリーダーが、コーディングインタビューにおいて、候補者の80%が、禁止されているにもかかわらず、LLM(大規模言語モデル)を使用している疑いがあると語りました。」と出ていました。

(この発言が、ソフトウェアエンジニアの技術面接を専門的に行っているKaratの社長なのだから、びっくり)

 

 

そんな状況に目をつけて、最近、CS学生やソフトウェアエンジニアのインタビューで不正行為を支援するツールを開発した大学生がいました。

彼は、コロンビア大学のコンピューターサイエンス専攻の学生。

 

ツールを使用していることは、ZoomやGoogle Meetのような一般的なビデオ会議アプリでは検出されず、ウェブカメラの監視にも強いそうです。

彼は、そのツールを使用してMeta、Amazon、TikTok、Capital Oneのインターンシップを受験して合格し、そのツールの有効性を証明しました。

 

彼は、Amazonのインタビューで、このツールを使っているところを録画してYouTubeで公開。

それに気づいたAmazon側は大激怒し、著作権を理由にYouTubeからビデオは削除されましたが、公開中に約10万回再生されたそうです。

 

Amazonは、コロンビア大学に「私たちはコロンビアがこの生徒に対して適切な措置を取ると信じている」と書面で通知し、コロンビア大学は彼を来年5月までの停学処分にすると決めたそうです。

 

彼は、大ごとになったことに関して反省している様子は見られず、その書面のコピーに「LOL」と書きながら、「Meta、Amazon、Capital Oneからのサマー・インターンシップのオファーが取り消された!」とSNSに公開しました。

 

彼にとってインターンシップのオファーを受けるということは、ツールの有効性を示すためのものだったので、取り消されてもショックはなさそうで。。。

現在、彼は そのツールへのアクセスを月額60ドルで販売していて、月間購読料が17万ドル(2400万円以上!?)に達しているそうです。

 

 

NBCニュースによると、彼は、

「現在では誰もがAIの助けを借りてプログラミングをしています。AIを使用しないことを前提とした面接形式は理にかなっていません」と語っていたそうです。

 

Googleでは「今や新規コードの25%以上をAIが生成している」と明らかにしているほど、AIが浸透している世の中。

もしかしたら、AIを上手に使用しながらのインタビューに変更になる日も来るのかもしれません。

 

そうして、仕事の効率が上がり、今ほどにはソフトウェアエンジニアが必要でなくなる将来。

これから大学の専攻を決める学生たちは、いろいろ悩むことでしょう。

 

 

昨日、車を運転している時に、隣に青いテスラが走ってきました。

若い男性が運転していたのですが、よく見ると、Uberをしている車でした。

いろいろ考えてしまったのでした。

InterviewBy Gemini

 

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2024年10月 9日 (水)

大学入学選考のレガシー禁止令

 

ニューサム知事が、大学の入学選考で卒業生の子供を優遇するレガシー入学をカリフォルニアの私立大学で禁止する法案に署名しました。

この法案では、寄付者の子供に対しても入学優遇措置が禁止になるそうで、来年9月から適用されるそうです。

(寄付者は、大学の卒業生である場合も、そうでない場合もあります)

 

 

スタンフォードの在校生や卒業生の間では、わりと賛成意見が多いように感じます。

 

「裕福な子供たちは、例えば私立学校での教育、家庭教師、大学入学選考のエッセイを書くために雇う専門家、経歴を華やかにするための課外活動など、成長する上ですでに有利な条件を持っている。 そのような利点があっても入学できないのであれば、入学する資格はない。」

というような意見が多く見られます。

 

それは、大学入学した後の競争の激しさを知る人たちからすると、自分の子供も実力がなければ入らない方がいいと思うのでしょう。

そして、レガシーというだけでは(一般学生よりは合格確率は高くなるけれど)、簡単に合格するものでもないことを知っているので、それほど大きな打撃には感じないのかもしれません。

 

 

それよりも、寄付者の子供の優遇措置が禁止されることの方が気になる人が多いように感じました。


「スタンフォード大学の学生の多くは、寄付金で入学許可を得ている人からの恩恵を受けている。

つまり、その寄付金が私のファイナンシャルエイド(学費の補助)を支えてくれたのだ。」

 

「富裕層出身でない才能ある子供たちに全額のファイナンシャルエイドを与える代わりに、金持ちが自分の子供たちのために合格枠を買うことを支持したい。」

 

スタンフォードでは、約70%の学生たちがファイナンシャルエイドを得ています。

(親の収入によって、受け取る金額は違いますが)

 

確かに、寄付者の子供も優遇禁止となると、寄付金は減ってしまうかもしれません。

今でさえ、「思ったほどの金額は出なかった」と聞くファイナンシャルエイドの金額が減る家庭が増えると、そこまでの苦労をして子供を入学させてあげようと思う親は減るかもしれませんね。

 

自分がファイナンシャルエイドによって有意義な学生生活を送ってきた学生にとっては、今後の受験生たちのことを考えると複雑な気持ちになるのでしょう。

 

 

別の大学ではどうかというと。。。南カリフォルニアの某私立大学(特にお金持ちの子女が多い)の匿名掲示板では、もう少しレガシー禁止に対する反対意見が多いそうです。

 

そして、別の見方もされているようでした。

 

「州がこのような入学を阻止するために実際に何かできるとは考えにくい。」

 

「学校がしなければならないのは、法律を遵守していたことを示す年次報告書を毎年提出することだけらしい。子供が実力で入学したかのようにデータをごまかす方法を簡単に見つけることができるだろう。」

 

なるほど。。。

数年後には、内部告発が出たりするのでしょうか。

 

 

来年9月から、どうなっていくのでしょう。

寄付金で入学許可を得るのは不平等に見えるけれど、その不平等によって、富裕層出身でない才能ある子供が平等に学べるようになる、という現実がある以上、なかなか難しい問題ですね。

 

それに、他にももっと不平等を感じる学生もいるのではと思います。

ある知人は、一人で娯楽施設に行って1000ドル使って遊ぶ余裕がありますが、「子供には、1ドルでも多く使いたくない」と言って、お子さんは安いコミュニティーカレッジに入れていました。

親の収入が高いと、スタンフォードやアイビーリーグの大学では奨学金がもらえません。

お金持ちなのに親が子供の教育にはお金を使いたくない場合は、どんなに才能があって行きたい大学に受かってもいかれない。。。ということになってしまうのですよね。

なかなか難しい問題です。

 

それにしても、アメリアの学費は高過ぎますね💦

 

Tempimagemvnwxr

キャンパスの木には、この時期は大量のどんぐりができています🍂

茶色のどんぐり&緑のどんぐり

 

 

 

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2024年2月19日 (月)

日本の野球選手がスタンフォード大学へ⚾️

 

日本の高校野球で通算140本塁打を放った選手がスタンフォードに合格したというニュースが日本を騒がせているそうです。
日本の知人たちからその話を聞くこともあり、ここのコメントでも記事にしてほしいとあったので、書くことにしました。

聞かれる内容というのが、


日本の野球選手が来ることで大きな反響がある?

日本のテレビ番組で、アメリカの大学は入学は簡単だが卒業が難しいので、彼が卒業できるか心配だと言う人がいた。
スタンフォードに入るのは難しくないの?

卒業できるかが話題になっているけれど、レガシーなどで学力が足りない学生のためのレベルの低いクラスもあるだろうから、日本の選手もいつかは卒業可能?

せっかく大金が稼げるのに、それを見送るほどスタンフォード卒の名誉は価値があるのか


という内容です。

 

まず、レガシーについてですが、レガシーで学力が足りないということはあまりないと思います。

というのも、レガシーで合格しなかった生徒たちでも、UCバークレー等、一般的な一流大学には入学しているのです。

レガシーたちの合否は、学力があるのは当たり前として、その上で輝かしい課外活動(この分野なら全米何位などの業績)がどれだけあるかということも関係していると思われるので、レガシーで合格した学生達の学力は問題ないと思います。

 

ただ、スポーツの学生は、(レガシーを含めた)一般学生とは少し違います。

学生たちには、「スタンフォード大学はスポーツの学生が一番大切なんだ」と揶揄されているくらい特別な存在であることは確かです。

 

といっても、スポーツの学生の学力は人によりけりで、他の学生に引けを取らない、驚くほど優秀な学生もいます。

でも、一般的には、やはり卒業するために希望していた専攻を諦めて簡単な専攻に移動したり、長くかかったりする学生もいます。

(まぁ、一般の学生でも、入学時点の志望の専攻を諦める学生はたくさんいます。
でも、優秀な成績を維持するために移動するのと、卒業できないかもしれないから移動するのとでは意味が違いますよね。)

 

スポーツの学生で学業優秀な学生は「アスリートの学力優秀者」として表彰されますが、その基準は一般学生の感覚からするとかなり低いです。

一般学生の平均よりも低い成績で表彰対象になります。

GPA 3.2や3.3以上くらいでも表彰されていました。

そのくらい、特別なスポーツ能力のあるアスリート学生と一般学生の扱いは違うのです。


そもそも、多くの学生たちは、GPA 3.8、3.9の維持を目指して卒業しようと睡眠時間を削って勉強しているのに対して、スポーツの学生は十分な睡眠を取って体調を維持し、スポーツを続けながら卒業することを目標とすることが多いので、大きく違います。

 

でも、平均的なスポーツの学生がスタンフォードの一般学生と差がある、というだけで、スポーツの学生の学力が他大学の学生よりも低いというわけではありません。

スタンフォードで勉学をしていくだけの学力があると評価されて合格しているので、きっと彼も努力を続ければ卒業できるのではと思います。
そして、一般学生を含めた いろいろな人と交流して、勉学以外にもたくさんのことを吸収していくのでしょう。

 

大学の学生たちの間では、佐々木内野手の入学については、特に反響はありません。

オリンピックでメダルを取っているなど、世界で一位、二位、という業績を持つ学生も珍しくないので、特に騒がれることはないのです。

大学の野球のSNSで彼の紹介がありましたが、そういうスポーツの学生たちの紹介はよくあります。

 

彼は優秀なだけでなく、人生観が同世代と比べてかなり成熟しているようなので、その彼の思考がうまくアピールできて評価されたのが合格に繋がったのかもしれません。

彼にとっては、今、大金を稼ぐよりも、もっと興味のあることがあるのですよね。

きっと彼自身が納得できる、素晴らしい人生を歩めるのではないかと期待しています✨

Tempimagem6absk

去年記事にした、大学のLake Lagunita
しばらく干上がっていましたが、最近の雨でまた少しだけ復活!

 

 

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2023年7月10日 (月)

数学教師は女子に厳しい!?

 

娘が数学コンクールを楽しんでいた頃、ジョナサンという名前の男の子がいつも娘の上位にランキングされていました。
その後、そのジョナサンはお引越ししていなくなったのですが、新しいジョナサンが現れて、また上位にランキングしていて驚きました。
そして、そのジョナサンがいなくなった時、また更に新しいジョナサンが来て上位に。

いつもジョナサンってすごい!

と、我が家が尊敬する名前が「ジョナサン」となったのでした。

 

時は流れて、今もJonathan Leeや、Jonathan Huangなどとジョナサンがアジア系の名字とついていると、優秀な人かも?と無意識に思ってしまっている気がします。

 

ところで、少し前に、学術誌International Journal of STEM Educationに、面白いお話が出ていました。

教師たちが無意識の偏見を持っているかどうかを確認するための実験です。
アメリカ全土の400人以上の小中学校の数学教師を対象に行った調査ですが、その結果、男女平等が達成されたと考える数学教師ほど「女子生徒の数学能力」に対して偏見がある、ということでした。

 

その調査では、教師に数学の問題の解答セットを評価してもらったそうです。

その解答用紙には、性別や人種が想像できそうな名前が書かれていました。
たとえば、タニーシャ(黒人の女の子に多い)やコナー(白人の男の子に多い)などです。

それを知らずに、教師たちは採点しました。


そして、教師は学生の解答が完全に正確ではなかったとき、解答内容が同じであるのに関わらず、男子学生の解答の方を高く評価してしまうということでした。
選択式の問題ではなく、記述式の問題で部分点ももらえるような、少し曖昧な採点の場合には、女子は不利だということですね。

 

つまり、教師は、自分に偏見はないと思っていても、無意識の偏見があったということなのです。
また、その結果、男性が数学に対してより高い自信を持ち、数学を専攻する傾向があるということに結び付きそうだということでした。

 

こういう偏見は、以前から問題視されていました。
そのため、学区によっては学生をIDで管理して、解答用紙には学生が名前ではなくIDを記述し、教師に人種や性別がわからないようにする学校もあるそうです。

 

娘の学区でも、そのようなID管理の方法がいいのではないかと案が出たこともあったそうです。
でも、例えIDで管理していても、筆跡で教師は誰の解答かわかってしまうということで、その案は流れていました。
(現在、どうなっているかは分かりません)

 

娘が女子ということで「無意識の偏見がある採点」をされてきたかは分かりません。
ただ、答案を返してもらった後、部分点に異論がある場合には、先生に個別に話をしに行って加点してもらっています。
だいたい加点してもらえていたので、やはり点数は曖昧なものなのかもしれませんね。
アメリカでは、何も言わないと損をする、ということかもしれません💦

 

 

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