言葉の力がつなぐ、やさしい大学生活
6月に大学を卒業した娘は、まだクラブ活動の引き継ぎなど少し残務があり、週末にはまた大学に行く予定だそうです。
そうした大学とのつながりも、時間が経てば少しずつ薄れていくのかと思うと、少し寂しさを感じます。
本人はとても楽しそうですし、大学で出会った仲間たちは言葉の選び方が上手で、皆とても社会性が高いのです。
大学に合格するためには、エッセイの力がとても重要です。
発想力や表現力が求められ、それを磨くために高校生のうちから時間をかけています。
だからこそ、大学に入学した後の人間関係の中でも、その「言葉の力」が自然と発揮されているのではないか、と感じることがあります。
たとえば娘は、肌が弱く、日光に当たると赤く腫れてしまうため、暑い日でも長袖を着たりUVスパッツを履いたり、帽子をかぶったりしています。
ふつうなら「暑いのに、なんで長袖着てるの?」と聞かれそうな場面ですが、娘の友人は
「君は日光を避けるのが本当に上手だね。
もし君が僕の家に生まれていたら、うちのママはすごく喜ぶよ。
ちゃんとしてるから。」
聞き方ひとつで、相手の気持ちがこんなにも軽くなるのだなと、感心しました。
また昨秋のバレエのクラスでは、新入生が娘のことを同じ新入生だと思って「今度のバレエ団のオーディション、受ける?」と話しかけてきたそうです。
娘が「もう大学は卒業していて、いまは大学院生なの。」と返したところ、その学生は驚いて
「ごめんなさい!でも若く見えるのって、素敵なことだと思う。
だって、それってスキンケアが上手にできてるってことだもの。」
この返しは、まさにパーフェクト!
娘の高校生のような体型が理由だったとすれば、他の学生には「私たち大学に入ってから太ったし…」といった気まずさを生んでしまいかねません。
でも「スキンケアが上手」と言い換えることで、今この瞬間の魅力を自然に褒めているのです。
うまいなぁ、と感心しました。
大学がエッセイ力を重視して学生を選ぶのは、そうした表現力や思考力が将来の社会性につながると見込んでのことなのかもしれません。
卒業後、それぞれの世界で活躍することで、結果として大学の評判も高まっていく、という循環もあるのでしょう。
大変な世の中ですが、こんなふうに思いやりのある言葉を使える若者たちを見ると、未来は捨てたものじゃないと思えます。
どうか、皆に明るい未来がありますように✨
夏の大学
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