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2024年2月19日 (月)

日本の野球選手がスタンフォード大学へ⚾️

 

日本の高校野球で通算140本塁打を放った選手がスタンフォードに合格したというニュースが日本を騒がせているそうです。
日本の知人たちからその話を聞くこともあり、ここのコメントでも記事にしてほしいとあったので、書くことにしました。

聞かれる内容というのが、


日本の野球選手が来ることで大きな反響がある?

日本のテレビ番組で、アメリカの大学は入学は簡単だが卒業が難しいので、彼が卒業できるか心配だと言う人がいた。
スタンフォードに入るのは難しくないの?

卒業できるかが話題になっているけれど、レガシーなどで学力が足りない学生のためのレベルの低いクラスもあるだろうから、日本の選手もいつかは卒業可能?

せっかく大金が稼げるのに、それを見送るほどスタンフォード卒の名誉は価値があるのか


という内容です。

 

まず、レガシーについてですが、レガシーで学力が足りないということはあまりないと思います。

というのも、レガシーで合格しなかった生徒たちでも、UCバークレー等、一般的な一流大学には入学しているのです。

レガシーたちの合否は、学力があるのは当たり前として、その上で輝かしい課外活動(この分野なら全米何位などの業績)がどれだけあるかということも関係していると思われるので、レガシーで合格した学生達の学力は問題ないと思います。

 

ただ、スポーツの学生は、(レガシーを含めた)一般学生とは少し違います。

学生たちには、「スタンフォード大学はスポーツの学生が一番大切なんだ」と揶揄されているくらい特別な存在であることは確かです。

 

といっても、スポーツの学生の学力は人によりけりで、他の学生に引けを取らない、驚くほど優秀な学生もいます。

でも、一般的には、やはり卒業するために希望していた専攻を諦めて簡単な専攻に移動したり、長くかかったりする学生もいます。

(まぁ、一般の学生でも、入学時点の志望の専攻を諦める学生はたくさんいます。
でも、優秀な成績を維持するために移動するのと、卒業できないかもしれないから移動するのとでは意味が違いますよね。)

 

スポーツの学生で学業優秀な学生は「アスリートの学力優秀者」として表彰されますが、その基準は一般学生の感覚からするとかなり低いです。

一般学生の平均よりも低い成績で表彰対象になります。

GPA 3.2や3.3以上くらいでも表彰されていました。

そのくらい、特別なスポーツ能力のあるアスリート学生と一般学生の扱いは違うのです。


そもそも、多くの学生たちは、GPA 3.8、3.9の維持を目指して卒業しようと睡眠時間を削って勉強しているのに対して、スポーツの学生は十分な睡眠を取って体調を維持し、スポーツを続けながら卒業することを目標とすることが多いので、大きく違います。

 

でも、平均的なスポーツの学生がスタンフォードの一般学生と差がある、というだけで、スポーツの学生の学力が他大学の学生よりも低いというわけではありません。

スタンフォードで勉学をしていくだけの学力があると評価されて合格しているので、きっと彼も努力を続ければ卒業できるのではと思います。
そして、一般学生を含めた いろいろな人と交流して、勉学以外にもたくさんのことを吸収していくのでしょう。

 

大学の学生たちの間では、佐々木内野手の入学については、特に反響はありません。

オリンピックでメダルを取っているなど、世界で一位、二位、という業績を持つ学生も珍しくないので、特に騒がれることはないのです。

大学の野球のSNSで彼の紹介がありましたが、そういうスポーツの学生たちの紹介はよくあります。

 

彼は優秀なだけでなく、人生観が同世代と比べてかなり成熟しているようなので、その彼の思考がうまくアピールできて評価されたのが合格に繋がったのかもしれません。

彼にとっては、今、大金を稼ぐよりも、もっと興味のあることがあるのですよね。

きっと彼自身が納得できる、素晴らしい人生を歩めるのではないかと期待しています✨

Tempimagem6absk

去年記事にした、大学のLake Lagunita
しばらく干上がっていましたが、最近の雨でまた少しだけ復活!

 

 

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コメント

こんにちは。
今話題の佐々木選手のスタンフォード大学進学ですが、スポーツ入学してもある一定水準以上の成績をおさめないとNCAAでプレイできないような話を知り合いの大学関係者から聞いて、いったいどの程度の成績をおさめる必要があるのだろうと思っていました。

こちらの記事を読んで、多少、成績が低めでもスポーツ入学した生徒は許されるのかな?と思う一方で、日本で野球にすべてを打ち込んできた高校生が、いきなりスタンフォードに来てついていけるのか?という疑問もあります。準備していたとは思うのですが、それにしても言葉も環境も違うところに来てついていくのは大変だろうなと思ってしまいます。

ぜひ佐々木選手には成功して欲しいと思います。が、無理はしないで欲しいとも思います。

投稿: ぴろりん | 2024年2月20日 (火) 05時17分

ぴろりんさん、こんにちは!

NCAAの規定だと、学年にもよりますが、1.8(低学年)から2.0(高学年)のGPAが必要になるようです。
一般生徒は、ずっとGPA 2.0を維持することとあるので、そう変わらないです。
ただ、ギリギリでいいや〜と諦められるかどうかというところですね。
そもそも、高校時代までパーフェクトな成績しか取ったことのない学生たちが多いので。。。

大学の要求が低くても、周りの優秀な学生を見て、なるべく自分も4.0に近い成績を取りたいと頑張ってしまって、メンタルヘルスの問題を抱える学生が多いのです。
結局、辛くなってしまって大学に相談して、休学させてもらっている学生たちもいます。
その場合は、学期単位で休学できるようです。

周りと自分を比較せず、自分が得られたものに目を向けてポジティブに学生生活を送れるかがポイントかもしれません。
佐々木選手も、心と体に気をつけて乗り切ってもらいたいです。

投稿: りり | 2024年2月20日 (火) 18時02分

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