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2023年6月24日 (土)

私たち黄色い人?

 

人種差別に敏感なアメリカ。
差別的にならないよう、気をつけて話すことが多いです。

 

例えば、人種を表す言葉を考えると、White peopleは白人を指す言葉で問題はなく、Black peopleは黒人を指す言葉として普通に使っていますが、ネイティブアメリカンをRed peopleと呼んだり、アジア系をYellow peopleと呼ぶと差別的に感じるので避ける必要があります。

 

シリコンバレーのようなリベラルな場所では、特に気をつけることが身についている人々が多いと感じています。

 

そのような中で、以前、娘がリベラルアーツのクラスを取った時、なんと教授が失言をしたそうです。

「いろいろな人々、例えば、White peopleBlack people、そしてYellow people

 

皆、固まった後、ちょっとアジア系の学生達と視線が合ったものの、全員が何も言わずに授業が終わったそうです。

 

さすがに年配の偉い教授を相手に、一般の学生はなかなか指摘できないものですよね。

大学新聞に学内の著名な方の疑惑を載せられるようなジャーナリズムの学生なら、「教授が知らないことが問題だ」ときちんと指摘したかもしれません。

 

 

さて、娘の春の公演前に、先輩が黄色い髪飾りを持って、ニコニコしながら娘に駆け寄ってきたそうです。

 

ねぇ、この黄色い髪飾りを見つけたの。

ピンクの髪飾りは合わないから、こっちの髪飾りに変えるといいわ。

やっぱり、Yellow peopleには黄色が合うわ

 

それをそばで聞いていた別の先輩が、「ちょっと!」と急いで遮りました。

髪飾りを持った先輩は、すぐに気づいて、

 

ごめんなさい!

私、そんなつもりじゃなかったの。

ごめんなさい!

 

娘は思わず大爆笑。

 

実は娘の着ていたドレスがこれ↓

Img_2138

 

先輩は、黄色いドレスを着る人→Yellow peopleとの表現を使いましたが、そのYellow peopleは二人、それが偶然、二人ともアジア系だったので、差別表現をしたように聞こえてしまったのでした。

ピンクのドレスを着るPink people は偶然、白人。

着る衣装が逆で、白人の子にYellow peopleと言ったのなら問題はなかったのですが。

 

娘のバレエ団は、アジア系比率も多く、肌の色を気にすることもない仲のいい仲間同士なので、差別用語に敏感ではなくなっていたのですね。

いつか、どこでも、そんなふうに肌の色の違いを忘れてしまえるようになったらいいですね。

 

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2023年6月15日 (木)

電気関連の修理


「バスルームの床暖房が暖かくならないな」

「このコンセントが使えなくなったなぁ」

と、細かい電気関連の不具合を気にしながら住んでいましたが、先日、試しに起動した(全館)冷房が動かないことに気づいたので、業者さんに依頼しました。
ソフトウェアエンジニア家庭は、こういう家のトラブルには弱い人が多いのですよね。。。


ネットで業者さんを探して、依頼してから2日で来てくれたのは2人の電気作業員。

12時から2時までに来てくれる予定だったので、きっと2時頃に来てくれると思っていたら、12時になる前に呼び鈴が鳴ってびっくり。
この辺りは、たいした事のない案件でも、自分で解決しない(or できない)人が結構いるので、スケジュールが前倒しになったのかも。

 

まずは、室外機を確認してくれました。
DMM(Digital Multimeter)でチェックして、

「これは、電気系統じゃないね。室外機の問題だから、そちらの作業員を探してください」

ということで、ほんの5分で終了。

 

次は、コンセントのチェック。

コンセントが急に使えなくなった場合は、まず、コンセントまで電気が来ているかDMMで調べ、もし、コンセントまで来ていない場合はブレイカーが壊れている場合が多いそう。

ブレイカーが壊れたら、他の電気も同時につかなくなって気づくのでは。。。と思っていたのですが、細かくブレイカーが分かれていて、偶然、壊れた部分は、他で使っていないブレイカーである場合、なかなか素人は気づかないそうです。

 

そして、ブレイカーチェックをしてもらったところ、本当にブレイカーの故障でした。
ブレイカーは2つも壊れていて、1つがコンセント、もう一つが床暖房につながったブレイカーでした。

このブレイカーは、外すことができて、自分で作業することもできるそうです。

Amazonなどでも、一つ12〜15ドルで売られています。

Untitled_artwork_20230615181101

結局、プロの方々から見ると、あまりに簡単な作業だけだったので、彼らの我が家での滞在時間は30分ちょっと。
作業だけを考えると20分くらいしかかからずに終わってしまいました。
それでも、料金は360ドル。


次回からは、自分でできるかな。
DMMは、我が家には3つもあったということに気づきました。
(2つは、娘が大学でもらったもの)
もっと活用しなくてはいけないですね。

 

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2023年6月 8日 (木)

有名バレエ団で将来安泰?

私の家から車で10分以内の場所に、バレエの習える学校は少なくとも10教室はあります。
そんなバレエ人口の多い時代に、有名なバレエ団に入ることは、本当に難しいことです。
バレエの後輩たちから羨望の眼差しを向けられているのだろうなぁと想像できます。

 

さて、そんな名門バレエ団に入った後は、楽しくバレエ生活を送れるのかというと、それもそう簡単ではないそうです。

短時間で幾つもの振り付けを覚える能力が必要だったり、細かい指示がなくても観客を惹きつけて表現する能力が必要だったりと、今までそれほど要求されてこなかった能力も必要になるのですよね。
団員になったものの、ほんの1年で契約更新してもらえない場合も珍しくありません。

 

 

日本でも誰でも知るアメリカの超名門バレエ団でも、代りのダンサーはいくらでもいるんだから!」と指導者に言われ、いつ職を失うかわからない不安があるそうです。
そのバレエ団では、シーズンの終わりに突然、数十人が解雇になったこともあるので、脅しではなく、本当に代わりのダンサーはいくらでもいるのでしょう。

 

さらに、ディレクターたちに気に入られる演技ができたとしても、身体の故障が起きることもあります。
そのバレエ団では、一つの公演の準備をしている時期に、20人以上の故障者が出たことがあったそうです。

白鳥を踊るダンサーが足りなくなって、人数を減らしたり、バレエ団付属のバレエ学校から踊れる子を連れてきて、目立たないポジションに配置することも。

 

 

ちなみに、バレエ学校から出演できた子に支払われる出演料は、一幕につき10ドルだったそうです。
白鳥で二幕出られるとしたら一回の公演で20ドルの収入になりますね。
安い!と思われるかもしれないですが、少し前までは一回の公演で10ドル支払われており、出演料は少し上がったそうです。
リハーサルや公演での拘束時間が長いことを考えると、カフェでアルバイトした方がずっと高給ですが、名門バレエ団のステージに立てるというだけでも名誉なことで、喜んで踊るダンサーは多いのでしょう。

 

そこまでの名門バレエ団でも、その格だと10ドルって、そんなにお金がないの?チケット高いのに、と思われるかもしれませんが、バレエ団の収入は、当たり前ですが、ダンサーたちが多くをもらえるわけではありません。
高価な衣装だけでなく、経費が多くかかります。

 

 

そして、実は、多くのお金がバレエ団のオーケストラに行っているそうなのです。

バレエ団員曰く、「ダンサーたちは、皆、バレエだけしてきて高校を出たくらいの年齢でダンサーになるけれど、オーケストラの人たちは違う。大学を出ただけでなく、ドクターまで出た人も珍しくない、ダンサーたちとは違う人たち」
と話していて、彼らのお給料は高いのです。

 

それだけでなく、ダンサーたちは早いうちに踊れなくなってバレエ団を去るものですが、オーケストラの人たちは職を失うという不安がないらしいのです。
一度、そのバレエ団オーケストラに入れたら、セクハラなどのスキャンダルがない限り、年を重ねても安泰だということでした。

つまり、なかなかポジションが空かないので、入るのはとても大変なのでしょう。
娘のバイオリンのリサイタルで伴奏をしてくれたピアニストが、親友が そのバレエ団オーケストラで演奏していると とても誇らしげに話していたのを思い出して納得でした。

 

まぁ、私はバレエ団側から見た話しか聞いていないので、オーケストラ側から見ると、「そんなお気楽な仕事ではないんだよ。すごく大変なことがある」と言われるかもしれませんね。

 

 

バレエに話に戻すと、将来、踊れなくなることを見越して、セカンドキャリアを見つけようとするダンサーたちもいます。

バレエダンサーの後、スムーズにセカンドキャリアに移行するためには、バレエ団所属中に大学に行かれたらいいですよね。
ただ、バレエ団のアートディレクターたちには、勉学をしようとするダンサーに対して悪感情を持つ人たちがいます。
そのため、こっそり内緒で大学に通うダンサー達もいるそうです。

ステージに立ちながら、大学のスケジュールを考えるのはとても大変ですが、最近は、通常の大学の他に、オンラインを取り入れた大学やダンサーのセカンドキャリアをターゲットにしたプログラムを提供する大学もあります。

だいぶ、いい時代になってきた気がします。

 

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