私たち黄色い人?
人種差別に敏感なアメリカ。
差別的にならないよう、気をつけて話すことが多いです。
例えば、人種を表す言葉を考えると、White peopleは白人を指す言葉で問題はなく、Black peopleは黒人を指す言葉として普通に使っていますが、ネイティブアメリカンをRed peopleと呼んだり、アジア系をYellow peopleと呼ぶと差別的に感じるので避ける必要があります。
シリコンバレーのようなリベラルな場所では、特に気をつけることが身についている人々が多いと感じています。
そのような中で、以前、娘がリベラルアーツのクラスを取った時、なんと教授が失言をしたそうです。
「いろいろな人々、例えば、White people、Black people、そしてYellow people」
皆、固まった後、ちょっとアジア系の学生達と視線が合ったものの、全員が何も言わずに授業が終わったそうです。
さすがに年配の偉い教授を相手に、一般の学生はなかなか指摘できないものですよね。
大学新聞に学内の著名な方の疑惑を載せられるようなジャーナリズムの学生なら、「教授が知らないことが問題だ」ときちんと指摘したかもしれません。
さて、娘の春の公演前に、先輩が黄色い髪飾りを持って、ニコニコしながら娘に駆け寄ってきたそうです。
「ねぇ、この黄色い髪飾りを見つけたの。
ピンクの髪飾りは合わないから、こっちの髪飾りに変えるといいわ。
やっぱり、Yellow peopleには黄色が合うわ」
それをそばで聞いていた別の先輩が、「ちょっと!」と急いで遮りました。
髪飾りを持った先輩は、すぐに気づいて、
「ごめんなさい!
私、そんなつもりじゃなかったの。
ごめんなさい!」
娘は思わず大爆笑。
実は娘の着ていたドレスがこれ↓
先輩は、黄色いドレスを着る人→Yellow peopleとの表現を使いましたが、そのYellow peopleは二人、それが偶然、二人ともアジア系だったので、差別表現をしたように聞こえてしまったのでした。
ピンクのドレスを着るPink people は偶然、白人。
着る衣装が逆で、白人の子にYellow peopleと言ったのなら問題はなかったのですが。
娘のバレエ団は、アジア系比率も多く、肌の色を気にすることもない仲のいい仲間同士なので、差別用語に敏感ではなくなっていたのですね。
いつか、どこでも、そんなふうに肌の色の違いを忘れてしまえるようになったらいいですね。





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