私のChatGPT活用法
最近、世の中を騒がせているChatGPT(人工知能チャットボット)。
いろいろ問題も起きています。
バンダービルト大学ピーボディ校では、ミシガン州立大学で銃撃事件が発生し死傷者が出たことに関して哀悼のメッセージを作成しましたが、その文章をChatGPTで書いたことがわかり、学生たちの非難の的になりました。
シリコンバレーでも、サンタクララ大学の学生がAI倫理のクラスのエッセイにChatGPTを使用したのが発覚しました。
教授曰く、「問題のエッセイは正確には話題に沿っておらず、また、ある意味、ロボットのような感じがあった」ということでした。
その後、教授は予定していた「人工知能における倫理」の最終プロジェクトのエッセイは取り止め、代わりにプレゼンテーションに置き換えることに決めました。
AI倫理のクラスでの事件というのが皮肉ですね。
ChatGPTの作成する文章は、当たり障りがない感じではあるものの美しいです。
ただ、ちょっと機械的には見えるのですよね。
そのため、フォーマルな文を作りたい場合にはそれほど違和感がないのではとも思います。
日本語もできるので、試しに和英翻訳を頼んでみました。
翻訳の場合、和文と英文が一対一対応になるようなので、一文一文の文章は美しいのですが、全部を合わせて読むと機会的な雰囲気になってしまいます。
でもDeepLでの翻訳より良い感じなので、今までDeepLで翻訳していて ただ英語に直してくれればいい、という人にはいいかもしれません。
次に、英文の校正を頼んでみました。
私が書いた英文の手紙を「もっと良いAmerican Englishの手紙に書き換えて下さい」と頼んでみます。
内容としては、「一時期、娘と一緒に仕事もしたことがある私の古い友人がAppleに勤めていて、今回、娘がAppleを受けるに当たってリファレンスになってくれた。3回もの大変なインタビューを終えて、無事、職を得ることができたので、私からもお礼の手紙を書いた」という体でのメールでした。
(ちょっと夢が入ってるような内容🤣)
すると。。。
文を追加してくれるし、文の入れ替えもしてアメリカ人が多く使う表現に直してブラッシュアップし、いい感じに直してくれました。
こういう、ちょっとフォーマルな場面に使う文章を書くときには、なかなか使えそうです。
つまり、あくまでもアメリカ人が100%理解できる文章は書けるけれど、細かい文法ミスを直したり、外国人臭を消してほしい、という用途に向いているという感じです。
娘にもチェックしてもらったところ、「とってもいいね。この使い方、友達に教えよう!」と言っていました。
大学の友人も親がアメリカ育ちではないので、100%アメリカンな文章は書けず、フォーマルな文章は彼女がチェックしてから出しているそうです。
ちょっと限定的な使用方法ではあるものの、いい利用方法が見つけられました。
他にも、プログラミング系が得意のようで、質問すると「こういう方法でできますよ」とコーディングして見せてくれます。便利です。
反対に、これはダメだ!と思ったのが、日本語で回文をお願いしたときでした。
長い回文を作ってもらえたら面白いなぁ、と思ったのですが、流石に実現方法を考えてみても厳しいですね。
いろいろ楽しいChatGPTでした。
日系スーパーで売られていた「あまおう」
アメリカで食べられるなんて。
食も時代が変わった!
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