大学の和太鼓クラス
去年、娘は「日本文化を知り、高齢化社会の日本を通して年を重ねる意味を考える」というクラスを取りました。
今年も何か日本関連のクラスを取ってみようと思ったそうで、「和太鼓クラス」を選びました。
二人いる和太鼓の先生は、二人とも日系3世。
少し日本語ができるようです。
そして、初日に持って帰ってきたのは、バチと紙やすり二種類。
最初の宿題は、このバチを紙やすりで削って、端を丸くすることでした。
娘は、夜中、ずっと無言で作業していました。
シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!
と、研磨作業の音が家中に響き渡り、将来、魔女になりたいのではないかと思うくらいの勢い😵
左が元のバチ。右が仕上げた後です。
最後に全体を細かい紙やすりで処理するので、ちょっと白っぽく、そして触った感触が柔らかい感じになります。
出来上がったバチをクラスに持っていくと、娘ほどバチ作りに情熱をかけた学生はいないらしく、先生が素晴らしいバチだと感動してくれたそうです。
そして、先生方やクラスメート、皆が順番に触って学んだとか。
バチ作り名人として有名になり、友人がたくさんできたようです🤣
週に二回、太鼓の授業があるのですが、一クラスは太鼓をたたく実技の授業で、もう一クラスは太鼓や文化の勉強の授業でした。
三単位ももらえるので、さすがに太鼓を叩くだけの遊びのクラスにはならないよう。
授業で教材として読む資料には、
「太鼓を作る人たちは、昔はあまり社会的な地位が高くなかった。
何故なら、太鼓の上にかぶせる皮を用意するのに動物の殺傷が生じるからだと思われる。」
と書かれていたそうで、とても驚きました。
(執筆者は、日本人ではないです)
私自身は、曾祖母に育てられた母に育てられたので、そのような歴史を知っているのですが、通常の私の世代では知る人もあまりいないような。。。
そういえば、前の「日本文化を知り、高齢化社会の日本を通して年を重ねる意味を考える」クラスでも、Omoni(重荷)、Amae(甘え)、Meiwaku(迷惑)などの言葉を授業で習うのに驚きました。
アメリカから遠く離れた日本のこととはいえ、大学の授業ともなると日本文化の暗部も臆せずに学ぶのですね。
さて、今日は、先生がお菓子を学生たちに配り、皆で食べたそうです。
そのお菓子が、これ。
先生が、
「「はっこりおいしい?」これ、どういう意味?」
と聞くので、
「これは、「は」ではなく、「ほ」です。
「ほっこりおいしい甘じょっぱさ」です。」
「ほっこり、というのは気持ちが暖かくなる感じ。食べ物だったら、蒸かしたジャガイモを割った時に湯気が出てくる雰囲気とか。。。」
と、袋に書かれている日本語をそれぞれ説明したそうです。
皆さんに日本の「ほっこりおいしい甘じょっぱさ」の味を、よろこんでもらえたといいのですが😊
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