去年、大学に入学した娘ですが、コロナでリモート授業になったため、ギャップイヤー(一年、入学を送らせる制度)を取った同級生は多くいました。
そのため、今年の大学全体の学生数は例年よりも多くなってします。
その弊害として、事件などが多くなるのではと心配されていました。
(もともと、大学では秋学期に事件が多くなる傾向があるそうです。)
現在、どのような状況になっているかというと。。。今年、急性アルコール中毒でスタンフォード・ホスピタルに送られた生徒がとても多いそうです。
下の表は、毎年9月にスタンフォード・ホスピタルに運ばれた人数です。
| |
2016年 |
2017年 |
2018年 |
2019年 |
2021年 |
| 一年生 |
0人 |
3人 |
3人 |
2人 |
4人 |
| 二年生以上 |
2人 |
1人 |
5人 |
1人 |
6人 |
| 合計 |
2人 |
4人 |
8人 |
3人 |
10人 |
今年は一年生の人数が例年よりも多いことから一年生で酩酊した生徒が多かったとも考えられますが、二年生以上の生徒でもたくさんの生徒が病院に運び込まれています。
病院に送られた人数が10人というのは、大学全体から考えるとそれほど多くないと感じるかもしれませんが、大学にとっては大きな懸念事項だということでした。
それはそうですよね。最悪の場合はレイプ事件になったり、命を落とすこともありますから。
アルコールやドラッグに関する教育は大学でも行っていますが、家庭でもできることはあります。
大学がアルコールやドラッグ問題で親に望むことは。。。親子間のコミュニケーションだそうです。
とはいえ、親がコミュニケーションの一環としてアルコールの話をしようとすると、子供は自分が信頼されていないと感じるらしいのです。
特に10代などの若い生徒は、親を信頼し、親に信頼されていると感じている状態の時にはアルコールの量が少なくなる傾向があります。
(え? 10代でアルコール??)
疑念を抱いているわけではなく、助けになりたいと思っているという雰囲気で話しかけるのが得策だとの提案がありました。
例えば、
「あなたを信じているのよ。
あなたがお酒やドラッグについて、健康を考えて行動すると信じているわ。
だけど、お酒やドラッグというのはとても重要な問題だから、あなたがどのようにすればいいのか考えるための手助けをしたいのよ。
あなたがどうしたらいいのか情報を共有したいわ。
いろいろお話したいの。」
というように話を進めていく方法が効果的。
また、子供は飲酒したりドラッグを経験していることを親に知られると、なにか制裁を受けるのではないかと恐れている場合が多いそうです。
「私がドラッグしたことあるって話したら、どうなるか想像がつくわ。
私の学費を止めるって言うんでしょ。」
と思っているらしいのです。
それには、
「私、絶対に制裁なんてしないって約束するわ。
ただ、会話したいだけなの。
大学に行くということは、大人への一歩を踏み出したということなの。
私はあなたの言う事を真剣に聞くから、きちんと私と向き合ってほしいの。」
などと安心させる必要があります。
そして、子供と話をする時には、ゆったりとしている時間を選ぶようにとのことです。
お互いに落ち着いた気分のとき、例えば、夕食時だとか、ランチに連れ出すとか、二人でゆっくり話せるタイミングを見つけるのがいいらしいのです。
なるべく、議論にはならないように。
「あなた、(こうだから)」などというフレーズを使うと子供は防衛体制に入ってしまうので、代わりに「私、(こういうのを心配していて)」というような表現で、円満に会話をすることを心掛けるようにとの説明書きがありました。
「うちの子供はアルコールには興味がない」というのは神話で、「スタンフォードの80%の生徒は過去一年以内にアルコールを飲んでいる」というのが現実だそうです。
きちんと向き合わないといけない問題なのですね。
とはいえ、うちの娘は飲む気がないと話していました。
理由は、
「飲んだママを見て、私は飲んじゃいけないって思ったから。」
だそうで。。。💦💦 💦
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