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2021年8月27日 (金)

大学一年目が終わりました

娘が大学に入学したはいいけれど、コロナで全てがオンラインになってしまった大学生活一年目。
どうなることかと思いましたが、一応無事に一年が終わりました。

同級生の親御さんたちで構成されている交流サイトでは「次の学期のクラス登録はいつから始まるか知っている?」と会話している親御さんたちもいて、子供たちが家にいると心は高校生の親と変わりなく、子供が大好きなのだなぁとママの愛情にほっこりします😊
そして、身の回りのことを親に言わず、親にはもう何かと関与されたくないという、既に心が成長している子供の気持ちもわかり、精神的に自立して生活しようとする子供の姿に逞しさを感じました

私はというと、娘が大学生になったので精神的に今までとは違うだろうと思うようになりました。
そのため、高校までの生活とは一変し、ほとんど平日に私からは声をかけなくなりました。
いつも勉強しているので声をかける空きもないというのもありますが。
友人と午前4時まで勉強をしていても何も言いません(忍耐、忍耐💦

普段は、姿は見えていても違う次元で生活している感じです。
Zoomで友人達と話をしているのが聞こえても、何も聞いていない素振りをしているし、スマホのメッセージを見ながら微笑んでいるのを見ても、何も気づかない振りをしています。
(「何か面白いことあったの?」と聞きたいのが本心だけど😅

でも、生活が本当に忙しいのは見ていてわかるし、友人もいて安心できているので、このちょっと距離を置いた生活が娘にはいいのだろうと思います。
前に自宅通学の大学生の親子関係についての心理学者のコラムを読んだ時、「できればガレージを部屋に改造して子供の生活空間にして距離を取るのがいい」などと書いてあったのですが、さすがに我が家はガレージとしてのガレージを手放したくないので、今までの生活空間を維持しています。

気分に余裕がある時には、今まで通り話しかけてきてくれるので、その時には心に溜めてあった面白いお話を一挙にしています。

ところで、今日は、娘が院生のクラスメートに課題を説明していた時、提出する(プログラミングの)コードを送ってもらえないかと言われていました。
何と答えるのか心配していたら、
コードは渡せないわ。
 私ができるのは、あなたの問題の解決方法を説明することだけよ。
 コードをあげるのは許されていないことだから、送ってあげられないの。
 わからないことがあったら、また聞いてくれれば説明するから。
ときっぱり断っていて、安心しました。
(娘レベルのクラスに院生がいたことに驚きも。。。大学の不思議の一つです。)

小学生の頃、娘はとても大人しくて、
同級生に嫌がらせをされて校長先生にクラス分けリクエストの手紙を書いたこともあったのに、今は年上の相手に対する問題でも自分で解決できるように成長していたことに安心しました。
オンラインの時代でなかったら私が成長に気づくこともなく心配だけしていたはずなので、オンライン時代というのも悪いことばかりではなかったと思えました。

さて、大学によっては、もう新年度に向けての入寮が始まりました。

MITに入った娘の高校の同級生は土曜日にシリコンバレーを出るということで、昨日、久々に会ってきました。
ミッドタウンのTeaspoon(タピオカティーのお店)で会うというので、送迎してきました。
お友達のお母さんも同じようにTeaspoonの前まで送り迎え。
高校卒業とコロナ蔓延の時期が重なってしまったので、友人たちもまだ免許を取っていない子が多いです。
(特に、高校時代に努力を重ねてきた子達は、免許を取る余裕のなかった子が多いです。)
今は、まだ都合の良い母親でした。。。

写真は、迎えに行った公園の入り口です。

20210825_1

風向きがよく、山火事の影響がない日で、きれいな青空でした。

そのため、ほとんど日陰にいたにも関わらず、赤く腫れて痒くなってしまった娘の手。
袖の痕が。。。
20210825_2
やっぱり、知らないうちに太陽に強くなっているってことはないですね💦

 

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2021年8月20日 (金)

スタンフォード大学の下見に

一か月後に始まる新年度。
娘もキャンパスに通うことになるので、下見をしてきました。

というのも、娘が友達から「自転車買うよね?」「買わないの? 離れたところだと30分もかかるよ」と言われたそうです。
でも、娘が頻繁に行き来しそうなコンピュータの建物とMain Quadとバレエのスタジオの場所って、そんなに離れていないような気が。。。ということで、徒歩ではどの程度の時間がかかるのか、そして自転車が本当に必要なのか検証するのが目的でした。

まずは、駐車場の場所がわかっている、高校時代にも来ていたことのあるバレエのスタジオのあるジムから出発。

20210815_roblegym

この建物の中にバレエのクラスが行われるスタジオがあります。
所属しているバレエカンパニーの先輩たちも、時間があるときにここの空いているスタジオで練習しているそうです。


ここからエンジニアリングの方に歩いて行くと、Science & Engineering Quad CourtyardにPars pro Totoがありました。
今年の4月にできたアートです。
16インチ(約41cm)から98インチ(約249cm)の12個のいろいろなサイズの球形の石が飾られています。

20210815_stanford2


ということで、ここからちょっとでエンジニアリングの建物に到着。
雰囲気がエンジニアリングっぽい。

20210815_stanford3


そこから、道を挟んだ向かいにあるのはゲイツ・コンピュータサイエンスの建物。
ゲイツは、あのビル・ゲイツのゲイツです。
6ミリオン(約6億5700万円)の寄付金が送られ、その寄付金を含めて建てられたので、彼の名前がついています。
今は、工事中でした。

20210815_gates
出発点からここまで、8分くらいでした。
これなら、自転車は必要なさそう。


最後に、Main Quadに向かおうとしたら、野ウサギ?
他でも見たので、あちこちにいるようです。

20210815_hare

やっとMain Quadに到着。

ゲイツ・コンピュータサイエンスから6~7分くらいかな?

この辺りに来ると、この時期でも観光客がちらほら見られました。
きちんとマスク着用でマナーの良い方々がほとんどでした。
娘が「観光客がぞろぞろいるそばの建物でも勉強するのって変な感じ」と言っていましたが、確かに、高校には観光客はいなかったものね
😅

20210815_mainquad

 

最近、親御さんたちとの情報で、かなりスタンフォードの治安が悪化していると聞きました。
夏学期を取っている同級生たちが寮に置いておいた自転車は、あちこちで盗まれているそうです。
自転車のタイヤが盗まれて、新しいタイヤをつけた3日後に今度は自転車ごと盗まれた、という生徒も。
警察はスタンフォード独自で運営していて、いろいろ学生からの要望もあり、現在はかなり弱くなっているらしく、どの場所でも自転車盗難が相次いでいるそうです。
確かにあちこちに車輪のない自転車が放置されていました。

(学生が盗むのではなくて、外部からの侵入者のようですが)
パロアルトの治安はまだ(スタンフォードに比べれば)いいのに、だからこそ、スタンフォードで盗まれてしまうのかも、と話し合っていました。

そういうことも考えると、やはり自転車は買わない方が賢明かも。

よく考えると、娘が以前乗っていた自転車にはプリンセルが描いてありました。
それだけ長いこと、自転車には乗っていませんでした💦
あっという間に大学生になってしまうとは。
時間が過ぎるのは早いです
😌

 

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2021年8月13日 (金)

パロアルトの線路監視システム


生徒達の自殺が多いパロアルト。
2009年に連続して10代の生徒たちが自殺したときから、市民は危機感を持って対処を考えてきたそうです。

まずは、親やボランティアたちが交代で踏切近辺を監視するところから始まりました。
午前1時の終電まで踏切を監視していたそうなので大変な労力だったと思います。

そのため、市が線路監視プログラムを作り、24時間体制で監視員を置くようにしました。
ところが、その業務を委託した業者の質に問題があり、市民の批判が噴出してしまいました。
一番ひどい監視員は、業務中に近所の家に強盗に入ってしまって逮捕されたとか。他にも2人の逮捕者が出たそうです。
(ず~っと踏切を眺めていると、ご近所の動きが見えてしまうので、確かに怖いかも。。。)

これではいけないと、別な業者に委託先を変更しましたが、年間$1.2M(約1億3300円)が経費として取られることになりました。

その後、人で線路を監視するのは人件費がかかりすぎるので、2018年には線路監視システムが導入されることになりました。
システムの構築費用として$1.5M(約1億6580万円)かかり、維持費として年間$300,000(約3300万円)がかかるそうですが、長い目で見ると この方が効率がいいですよね。

この線路監視システムには熱センサーがついていて、パロアルトの4つの踏切にカメラがついているそうです。
カメラの映像を監視してAIで線路上の人を検知するようになっているそうです。
そして、人を検知するとパロアルト警察に通知されるようになっています。

監視員が踏切にいた時代、私はいつも踏切の監視員に感謝しながら踏切を超えていましたが、雨の日も寒い日も暑い日もあるので、やはりこのようなシステムが入ったのはよかったと思います。

でも、カメラには1000フィート(約305メートル)までの距離しか映りません。
そのため、どこかから線路に入り込み、カメラの死角から飛び込むことができてしまうのですよね。
「完璧な防止策はない」と言われています。。。
(現在、道路と線路を分けるような方法を検討しているそうですが、どこからも線路に入れないようにするのは難しいですよね。)

今月の学生の死亡事故で、今年の線路上の合計死者数は6名だそうです。
どんなに恵まれた経歴を積み上げていっているように見えても、実際には心がつらくなってしまうこともあるのですよね。
線路監視システムを考えるだけでなく、どうしたら悩んでいる学生に気づけるかということが一番の課題ですね。
今まで中高校生の心が不安定で難しいと思っていましたが、大学に入ってからも更に成長して内面を隠すことができてしまう分、心の中は気づいてあげにくくなるのかもしれません。

私は娘が悩んでいる時、気づくことができるのだろうかと考えてしまいました。

 

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2021年8月 7日 (土)

牧場でのボランティア体験

今回は、二年前の夏、高校時代に経験した課外活動の一つについて書きたいと思います。


娘は高校時代に いろいろなボランティアをしてきましたが、バレエ学校や卒業した中学校でのお仕事がメインでした。

そこで、高校最後の夏休みにもっと人の役に立つようなボランティアも経験してほしいと思い、いろいろ探していました。

といっても、娘の皮膚は太陽に弱いので長時間の屋外労働はできないし、暑くても具合が悪くなってしまう。。。というボランティアの人材としては致命的な欠陥が😥

娘でもできる何かそれほどハードでない お仕事を探して「被災地ボランティア」を検索していたところ、南三陸にボランティアの案内を見つけました。
(現在はコロナが蔓延しているので、受け入れてはいないと思いますが。)

いろいろな種類のボランティアがあった中、娘の気を引いたのが羊を育てている牧場「さとうみファーム」でした。
ここのファームの羊は、ワカメの未利用部分を飼料として食べているそうです。

わかめを食べて育った羊は、羊特有の癖も少なく、ジューシーで旨みたっぷりのお肉になるとか。
銀座の高級レストランなどに出荷されているそうです。
その他、羊毛や毛糸を販売したり、体験学習を提供したりなど、いろいろな活動も行っているようです。

娘(私も!)がボランティアに入ったのは、羊毛を扱う工房でした。

工房は入り口近くにあるのですが、もっと牧場の奥に行くと たくさんの羊に会うことができました。
まずは、羊にご挨拶
😊

20210806satoumi1
普段、動物を見る機会のない私たちにとっては、ちょっとした動きでもとても興味深い。。。

働くのは、工房の隣にある作業場で、屋根のあるところ。
太陽に弱い娘には、とてもありがたい作業場所でした。

まずは、刈られた羊毛を袋から出して広げます。
土がたくさんついているので、この土を取って綺麗に洗っていく作業をしました。

20210806satoumi2


少しずつ羊毛を手に取り、たらいの中に入れて洗っていきます。
たらいの水が汚くなったら、水を入れ替えてまた羊毛を手に取って洗う、という作業を繰り返していきます。
きれいになった羊毛は、ネットの中に入れてまとめます。

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きれいになった羊毛と、土で汚れたお水の入った たらい
👇

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きれいになった羊毛は、ネットごと外に並べて乾燥させた後、少しずつ手でほぐしていきます。

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きれいになった羊毛をほぐす作業は、工房の中でしました。
窓の外は、緑がいっぱいののどかな景色。

20210806satoumi6

こんな素敵な工房で作業できるなんて。
。。。本当は、ボランティアで苦労する予定だったのに😅

最終日は、ボランティアをした後、糸紡ぎを体験させてもらいました。
工房の方がすると、早く綺麗に!という感じなのですが、素人の娘にはなかなか難しいようでした。

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楽しかった一週間のボランティアは、あっという間に終わってしまいました。
さとうみファームは、とてもいい方々ばかりが集まっている場所だったので、帰らなくてはいけないのがとても寂しかったです。

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私達が帰るのを眺めていた羊さんが、「また来てね~!」と言ってくれているような気がしました。
パンデミックが終わって落ち着いたら、また、南三陸に行ってみたいと思います
😌

ちなみに、ここで出会った「わかめを食べる羊」が、娘の大学受験の一番大きなエッセイに入ることになりました。
無事に合格できたので、それも含めて さとうみファームには感謝です😊


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