教授子息/息女と大学レガシーは最強なの?
周りの友人達から遅れを取りましたが、やっと、第二回目ワクチンが終わりました。
頭痛などの一般的な副反応を経て、やっと回復してきたところです💦
さて、大学受験のお話の続きです。
教授子息/息女やレガシー(家族が大学の卒業生か在校生)の生徒は、Admissions Fileに大学関係者であることを記述され、合否判定で考慮される、というお話がありますが、どれだけ影響があるのか気になるところですよね。
高校のカウンセラーによると、スタンフォードは数年前(5年くらい?)にローカルの生徒の合格者数を控えたらしく、パロアルトの生徒たちはとても影響を受けているそうです。
(ローカルの生徒の合格者を減らしたのは、アドミッションオフィスの担当者が変わって更なる多様性を求めようとしたからなのでは、と言われています。)
そのため、娘は「教授子息/息女やレガシーの多いパロアルト公立高では、アーリー受験ではレガシーや教授子息/息女でないと受からないから受けないでほしい」と高校カウンセラーに言われました。
そして、「大学はハーバードやMITだってあるのだからいいじゃない! レギュラー受験でも、教授子息/息女やレガシーが多くて一般生徒にスタンフォードはとても厳しいのよ!」と。
(かなりきつく言われたので、他に何か受けてはいけない理由があるのではないかと思ったほど。。。)
確かに同じ高校からスタンフォードに受かっている多くの生徒は教授子息/息女やレガシーです。
でも、教授子息/息女やレガシーはすごく有利なのか、と聞かれると、私自身は何とも言えないと思っているのです。
(周りの人とは違う意見かも。。。)
確かに一般の生徒よりは、ある程度、有利であるとは思いますが。
何故、そう思うのかというと、私は入試願書に添付するアートポートフォリオ(芸術系の課外活動をする生徒が提出するビデオ)の作成を手伝うことがあるのですが、教授子息/息女やレガシーからの依頼である場合があります。
そしてアートポートフォリオの規定は大学によって違うので、スタンフォード用のものである事を知ることになります。
そういう教授子息/息女やレガシーで、とても優秀な生徒でも実は合格していないのです。
課外活動で所属する団体の中ではトップクラスでも、コンクール受賞経験はないなど、ローカルな活動を超えた目立つ実績がない場合です。
そして、そういう生徒が決まった大学が、UCバークレーでした。
UCバークレーは、公立大学の中でもとても優秀な生徒の集まる一流大学です。
それほど優秀な生徒で長年の課外活動歴があっても、目立つ課外活動実績がなければ、教授子息/息女やレガシーという待遇でも受からない、という厳しい現実を見てきたからなのです。
一般的に教授子息/息女やレガシーは、いろいろな分野でとても優秀です。
優秀な両親のDNAを引き継いで、きちんと考えられた教育方針の下に育つので、優秀な生徒に成長するのは納得です。
また、そういう優秀なご両親達は、私にも何かと教えてくれたり手助けしてくれたりする方々が多く、そういう姿を見て育ったお子さん達は社会貢献も自然に身についているのだろうなぁと感じます。
彼らは全てに秀でていることが多いため、受かる生徒が多いとも言えると思うのです。
でも、もちろん、教授子息/息女やレガシーが全員とても優秀なわけではありません。
そして、パロアルトの特に成績優秀な生徒たちが、
「スタンフォードは教授子息/息女やレガシーばかり取るから好きじゃない。
XXXXX君は成績もよくないし、大した実績もないのに受かった。」
と言うことがあるのも事実なのです。
私は、それは「教授子息/息女やレガシー」だから受かったのではないのではと思っています。その他に、もっと影響を持つであろう「寄付金を出した家庭」タグがついているのだと思っています。
(そう考えないとおかしいような能力差なので。)
でも、優秀な生徒たちは、特に優秀でない生徒が受かると親を調べ、「教授子息/息女やレガシーは受かる」と噂してしまうのでしょう。
きちんと能力が評価されて受かった教授子息やレガシーにはつらいですね😥
知人が、スタンフォードで働きだした時、
「子供が大学に入るまでは、スタンフォードで頑張って教えようと思うんだ。
教員の子供は、受かりやすいし高額な学費が無料になるんだ。」
と喜んでいました。
でも、一年経つ頃には、「先はどうなるかわからない」と。。。
周りを見て厳しい現実を知ったからなのかもしれません。
(注)その後、情報をいただき、大学授業料は職員の労働時間により最大50%支給されるということがわかりました。
無料にはならないのですね。彼に伝えないと。
ということで、私見としては「教授子息/息女やレガシーでも合格は難しい」、そして、合格するのに最強なのは「教授子息/息女や大学レガシー」ではなく「お金」だと思っています😅
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コメント
もっと優遇度が高いかと思ってました。優遇されていて優秀なお子さんを持つ人は子供が受かると思っているでしょうからショックですね。優遇される立場なら、少ない寄付でも受かるとかあるのですかね。遠い世界のストーリーですが。
投稿: MikuM | 2021年7月 6日 (火) 14時13分
MikuMさん、こんにちは!
そうですね。優秀なのに合格でなかったときには、かなり落胆されていました。
大学職員はお子さんが他大学に行ってもスタンフォードからお金が出るそうですが、そういう問題ではないですよね。
教授子息/息女やレガシーなら一般人よりも少ない寄付金で受かるか、ということですか?
知らないです。。。
ただ、自分の苗字がついた建物が大学にできている場合は、教授子息/息女やレガシーでなくても受かるとは聞きます。
本当に遠い世界のお話ですね。
でも、大学受験の説明会みたいなのに行くと、「一般的にどのくらい寄付金を出すと受かりますか?」と聞く人がいますよ。
あるところにはあるものなのですね~😅
投稿: りり | 2021年7月 6日 (火) 18時33分
前回に続き情報をありがとうございます。課外活動がとても重要なことがわかりました。でもこれはとても難しいことですね。表立って表彰されるほどに得意なことがない場合、今から何か始めるには遅いよう様な気もします。良い大学に入るには小さい頃からの親の意識が大事なのですね。
昔に戻って、日本にいる自分に教えてあげたいです。
投稿: anne | 2021年7月 7日 (水) 00時25分
anneさん、こんにちは!
今からでも間に合うと思いますよ!
何かコンクールで賞を取るのでなくても、「これは特別にすごいぞ!」とアピールになる業績を作れば大丈夫です。
たくさんの人々が助かるような活動をする組織を作るとか、他の人が思いつかないような何かですね。
うちの場合、他の人が思いつかない事はうちも思いつかないので、そういう方向はダメでした💦
でも、ハーバードやイェールなどの超名門校でなければ、そこまで厳しく要求はされないです。
ちなみに娘の高校の卒業生の進学先を見た時、30%くらいはなかなかいい大学に進学している印象だったので、高望みしなければHonorな生徒でなくてもよかったのねと思いました。
あまり深く考えずにストレス溜めずに高校生活を楽しく過ごすのが一番かもしれないですね😊
投稿: りり | 2021年7月 7日 (水) 17時45分
大学教職員には、授業料の全額?半額?免除のベネフィットがあることなど、貴重な一次情報ありがとうございます。それを踏まえますと、概念的(りりさんではなく)に、教授から寄付金を取ってその子を入学させることと矛盾すると思われます。そして留学支援団体の方が話していらっしゃったことにいっそう確信が持てました。以下ではその時の話をブログ記事とすり合わせて考えてみました。
そもそも大学はその継続と発展のために行動している。そのために必要な資本は、金銭だけでなく人的資本が重要であると。スタンフォード大学教授は、ブレイクスルー研究をけん引する人物であったり、看板外科医であったり、素晴らしい教え子を多数育ててきたりして、どの大学も民間もあの手この手で手に入れたいし留めておきたい。ただ、お金を積み上げても限度がある。そこでプライスレスなインセンティブは何か。その一つは、子弟の合格を優遇することである。もちろん、その子が大学を落第しないだけの学力は必要でしょう。
一方、一般枠で合格してくる生徒は、学校の良い成績はデフォルトで、通常全州・全米・国際大会と、個人または団体のキャプテンとして勝ち抜いてくるようなスーパー高校生である。教授の子弟がそれ以下で合格してくるなら、やはり優遇されていると言っていいでしょう。なぜなら、一般枠では、それ以下なら合格しないのだから。
そして教授の子弟は、もっと低い能力でも合格してくる場合があるというりりさんの証言は、すでに、生徒の優秀さ以外の要因が強く働いていることを自明にする。それがもし、大学の発展に役立ってきた教職員の順だけで合格が決まるとしたらどうか。スタンフォード大学で圧倒的な貢献度の医学部とCS学科の教授の御子弟ばかりが多く合格したら...もしその基準が容易に推測されたら、職場での士気・求心力が下がってしまいます。だから、ところどころ他の要因も加えて上手に少し不規則にして、職員皆にチャンスがあると思わせる必要あり、そうしたら、どの教職員もスタンフォードのために末長く奉公するでしょう。次の年に大学に行く年頃の子供を持つ教職員という、全米の受験生の親に比べたら非常に小さなグループに与えられた子弟枠でも合格は難しいと言うのは、子供の能力が基準の中心ではなく、大人の事情で手心が加わるので予想が難しいためだろう。ブログ記事に紹介された例にもあるように、教授の御子弟で優秀だけれどローカルな活躍があるだけの生徒が合格しなかったのは、その教授の学内事情ファクターが加算されたのに、合格するほどまではプラスに働かなかったのかもしれない。その優秀というのも単なる親情報かも知れないし。寄付金で合格する生徒は別に一定数いる。教授+レガシー+寄付金が最強かも。スタンフォード大学のアドミッション・オフィスは人事・資金調達のプロです。
だいたい、こんな話なんですが、どう思われますか?
なんだか、書き始めたら長文になってしまって、失礼しました。
投稿: まり | 2021年7月 8日 (木) 00時32分
貴重な情報をありがとうございます!
実は私の友人に、離婚した元のご主人がスタンフォードで教授をされてる方がいて、彼女の娘さんは優秀で、課外活動に乗馬や演劇もされており、高校はホームスクールでした。スタンフォードを受験したはずなので、どこの大学に決まったのか聞いたら、コミカレだったんです。ちょっとびっくりでした。おそらく受験戦略を失敗したんじゃないかと。スタンフォードの子息枠で受かると踏んで、同じレベルの数校しか受けなかったんじゃないでしょうか。本人には聞けませんけどね。スタンフォードの子息枠がとても厳しいことが、今回のりりさんの記事でよくわかりました。リリ娘さんは、全部で何校受験されたのでしょうか。10校ぐらいが平均だと聞きますが、また今度教えて頂けたら幸いです。
投稿: Tamara | 2021年7月 8日 (木) 09時23分
まりさん、こんにちは!
大学の職員の子供は、スタンフォードだけでなく どの大学に入ってもスタンフォードの学費の最大半額がベネフィットで支給されるそうです。公立大学は安いので公立大学に行けば学費はかからない事になります。仕事仲間には経済事情で公立に行ったと言うこともできるので体外的にも問題がないですが、やはり自分の働く大学への愛着があるので落胆されたのだと思います。
留学支援団体の方のお話、なかなかです。
そもそも、アメリカの大学の合否判定の方法はとても難しいので、学力やその他の活動で劣っている生徒でもエッセイから読み取れる人格が素晴らしく、その個性が大学に適していると思えるから合格させた(不合格の場合の理由は逆ということで)と言われれば納得せざるを得ないのですよね。
アドミッション・オフィスは人事・資金調達のプロというのには同感です。
(ブログには、あまり深く書かないようにしていますが)
投稿: りり | 2021年7月 8日 (木) 18時14分
Tamaraさん、こんにちは!
同じレベルの大学だと、どんなに優秀でも受かる場合と受からない場合がある(マイノリティなら別ですが)ので怖いですね。ホームスクールにした理由がはっきり説明できて、それなりの成果を出していないと、超優秀でバラエティに飛んだ受賞歴を持つ他のホームスクールの子達と差がついてしまう可能性もありますよね。
うちは怖がりなので、10校よりも多かったですよ。
といっても、受験料を払わないで急遽受けた大学も数校ありました。
受験期になると大学から無料受験のお誘いが来るので便利ですよ。(全米ランキング50台くらいの大学でも来るのでメールチェック必須です。)
投稿: りり | 2021年7月 8日 (木) 18時25分