日本文化の講義に早大教授♪
娘が取っている「日本を題材にした大学の授業」に、ゲストの講演者が来ていました。
私は、少し離れたソファに座っていたり家事をしていたりするので、ちらっと聞こえているだけなのですが、日本語の単語がちょくちょく入っているので、つい気になってしまいました。
講演者の英語発音に訛りがあったので、ゲストの講演者は日本人だと勝手に思っていたら、後から娘に聞くと、ペート・バックハウス氏というドイツ人の方で早大教授だそうです。
こういうZoom時代だから、日本の大学教授が簡単に日本から講義ができてしまうのですね。
どんな授業だったの?と娘に聞いてみました。
最近、日本では高齢者の品位を保つために、高齢者関係の呼び方に気を付けるようになったそうです。
「Toshiyori(年寄り)」などと呼ばずに「(Koreisha)高齢者」と呼ぶようになりました。
また、シルバーシートは優先席と呼ぶようになったし、高齢者施設では高齢者を「おじいちゃん」「おばあちゃん」などと呼ばずに苗字で呼ぶようになったとか。
ただ、呼び方に関しては、今でも日本で有名な司会者の「みのもんた」はテレビ内で「おばあちゃん」などと話しかけたりするので、今でも一応、一つのオプションではある、などと説明がありました。
みのもんた!?
まさか、その名前がスタンフォードの授業で出てくるとは、びっくり!
ちなみに、娘はみのもんた氏を知っています。
ケンミンショーで知ったそうです。
(最近は、司会者が変わったそうですね)
授業は、日本語の単語を交えていたので、娘以外の生徒には少し難しいところもあったかもしれません。
「Boke Rojin(ぼけ老人)」など品位を落とす言葉を使ってはいけない、などと聞いても、娘は「そりゃそうでしょ」と爆笑でも、他の生徒はピンとこないですよね。
授業の中では、日本の感覚を知ってもらうために、短いお話を紹介してくれたそうです。
娘の記憶、少し違っている部分もあるかもしれませんが。。。
私がバス停で立っていると、知らない男の人が「おばあさん!」と声をかけてきました。
どうも自分に向かって「おばあさん」と言ったようで、ちょっと複雑な思いがしました。
そして、その男の人に、本屋さんの場所を聞かれました。
気持ちを抑えて、男の人に本屋さんの場所を教えてあげました。
すると、その男の人はお礼を言って去っていきました。
私は、その男の人の後姿を見ながら思いました。
「その本屋さんまで、歩いたら20分はかかるでしょうね」と。
というお話でした。
「おばあさん」と呼ばれて怒るのも大人げないし、でも、本屋さんまでの道を教えるとき20分もかかることは伏せて、ちょっとだけ意地悪してしまったところ、「ふふっ」と思わず笑ってしまいました。
その女性の気持ち、わかる気がします。
長い年月日本を知らない私には、なかなか興味深い授業でした。
生徒たちは、日本で生活する教授から日本の状況が直に聞けて、とてもいい経験だったのではと思います。
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コメント
こんにちは♪おばあさん、って呼ばれるとやはり少なからずショックですよね。でも、呼びかけ方って難しいですね。一般的には「すみません」でしょうか?これだと個人を指定できなくって困ることがあります。
息子はまだ6歳なのですが、公園で名前を知らない子と遊ぶときはその子にはYou,というのですが、これを日本語にも当てはめていて相手が日本人の時はあなたって呼ぶんです。子供がいうセリフにしては微妙に変ですよね。
それにしても授業が多岐にわたる内容でとても興味深いですね!小難しい授業からほっと一息、、、と思いますが、日本人以外からみたらそうでもないのかな?
投稿: anne | 2021年5月 5日 (水) 05時27分
ニュース記事に、スタンフォード大学の1・2年生は、夏学期があると書いてありました。お嬢様は、学生寮に入られますか? そんなだったら、いよいよ大学でのバレエの方も始められますね。インターンシップの機会がより多い夏に、他の学生さんは集まってくる様子ですか? 体感でよいので教えてください。ちょっと変わった感じがするので、興味があります。
投稿: まり | 2021年5月 5日 (水) 14時18分
anneさん、こんにちは!
息子さん、すごくかわいい😆🤣😍
思わず、抱きしめてしまいたくなりますね!
6歳ですか。いいなぁ。
私も、その頃に戻りたい。(あ、私でなくて娘が6歳の意味です)
私も、「すみません」って声かける派です。
「おばあさん」だけでなく、「おばさん」って言うのも抵抗あります。。。
授業は、わりと笑顔が多くて、娘だけでなく日本人以外の生徒にとっても楽しそうです😊
投稿: りり | 2021年5月 5日 (水) 19時22分
まりさん、こんにちは!
娘は、もう3学期取ってしまったので、夏はお休みになって少しのユニットしか取れないのです。
そのため、寮には入りません。
スタジオでのバレエは、前のバレエ学校で公演(本番もスタジオですが)のゲストダンサーを頼まれているので、そちらですることになりそうです。
夏の寮は。。。どうなのかな。
最初は、春学期をお休みにして夏学期を取る人が多いのかと思ったのですが、周りは既に3学期取っている人が多いみたいです。
投稿: りり | 2021年5月 5日 (水) 19時24分
コメントへの返答のお礼コメントって、たいていは迷ったあげく、しないのですが、少しモヤるけれど。でも、今回は、質問に答えていただいてありがとうございました。夏学期に学生が集まらないっぽいというのは、やっぱりねーって感じです。
投稿: まり | 2021年5月 6日 (木) 22時27分
まりさん、こんにちは!
あと、寮に入ると多額の寮費がかかるので、オンラインが多いのだったら寮に入らなくても、という親もいるかもしれないですね。
コロナも怖いですし💦
投稿: りり | 2021年5月 7日 (金) 19時09分
りりさん
たびたびすみません。実は高校1年生の娘の夏休みの過ごし方がさっぱりわからず困っています。
コロナの中での転校となり、転校して3か月たった今も学校の友達も出来ず相談する相手がおりません。私にも知り合いは一人も出来ないままです。
娘は3週間ほどは市が開催する授業を受けるようですが(オンラインです)あとは未定のままです。アメリカの高校生といえばボランティアをやっているイメージですが、それも基準がわからず、何をやればよいのやら。バイトはボランティアに含まないとか、在学中に最低数百時間のボランティアしなければならない等色々聞きますが、偽の情報に踊らされているような気もします。
準備のための出だしが遅れてしまっていて、このまま夏休みに突入しそうで途方に暮れています。
失礼を承知ではありますが何かアドバイスいただけないでしょうか。ぼんやりとした質問で申し訳ないのですが、困ったことに私自身、何を聞いていいのかもわかりません。
勝手ながら、メールアドレスもお知らせしておきます。もちろんコメント上で簡単なお返事でも結構です。
どうぞよろしくお願いします。
投稿: anne | 2021年5月11日 (火) 09時38分
anneさん、こんにちは。
コメント欄も情報が入っていて嬉しいと言われたことがあるので、他の人にも必要そうな内容は、こちらに書きますね。
ボランティアとお仕事は、確かに別です。
ボランティア時間など細かい規定は高校ごとに違い、申請方法も違ってくるので、もう調べた方がいいのではと思います。
中学卒業と同時にボランティア時間のカウントが始まるので。
夏の過ごし方は、中学卒業と同時に(大学の受験で報告する)高校生としての活動実績になるので、もう決めた方がいいですね。
アカデミックなサマーキャンプ、インターンシップ、習い事のサマーインテンシブなどをした上で(期間がある程度あるものなら一つでも大丈夫)、その他にボランティアを入れるのが一般的ではないでしょうか。
今年は、バーチャルが多くてボランティアも数が限られていると思うので、自分で考えだしたユニークなボランティアもいいかもしれません。
投稿: りり | 2021年5月11日 (火) 18時08分