学校と自由
アトランタの銃器乱射事件を受けて、遺憾の意を表する内容のメールが大学のアジア系組織から届きました。
こう連日、アジア系が襲われる事件が起きている状態では納得です。
ただ、その文面の中に、「トランプ前大統領がコロナに関して中国を批判したことが、暴力行為の急激な増加を煽った」という記述が。。。
大学の名前が入っているメールに、前大統領という立場の人を非難する内容が書けるということに、ちょっと驚きました。
かなり以前、娘の小学校や中学校では政治に関してオープンでした。
選挙があれば、自然に選挙の話題になり、学校の先生も生徒たちに普通に話題に出していました。
娘が小学校1年生の時の大統領選では、生徒全員でアメリカ大統領就任式の中継を見たり、オバマ大統領塗り絵を楽しんだりしました。
オバマ大統領が再選されたときには娘は5年生だったので、塗り絵をするほどの暇が授業中にありませんでしたが、それでも、皆、普通に大統領選の話をしていました。
がらっと雰囲気が変わってしまったのは、高校生になってからの大統領選。
トランプ大統領が当選したときには、学校から
「トランプ大統領がすべて政治を決めるわけではない。将来に関して悲観的な気持ちになったら学校に相談してもいいし、いのちの電話でも相談ができる」
というメールが来たし、地元のいのちの電話がパンクし、繋がらない事態にもなりました。
そして、学校では選挙の話はしないように、政治の話はしないように、と言われることになりました。
高校では、他にも「自分の成績を人に言ってはいけない」「早期受験で大学が決まった!などと声を出してはいけない」などと、いろいろな制約がありました。
思えば、娘が中学から高校にかけて、娘の高校では自殺が続きました。
中学の同級生が、
「あの高校に行く子の気が知れないわ。自殺する時に高校のせいだって言い訳がしたいから行くんじゃない?」
などと心ない発言をしているのを聞いたり、なかなか大変な時代でした。
そして、あちこちから「あの高校は、偉い人の子供が多いから、競争が激しくなっていてストレスで自殺に追い込まれる」と言われ、何か対策をということで、特に高校生のストレスの原因になりそうな内容を禁止事項にしていったのではと思います。
大学に入ってからは、
先輩が
「トランプ大統領が再選されなくて、本当にほっとしたわ。よかったわよねぇ!」
などと話していたり、
同級生が、皆の前で
「先生!僕、コーディングのテストの点数が全部、中央値を少し切っているのですが、これでもコンピュータ専攻に入れますか?」
などと普通に話しています。
よく考えれば、
「大学生が政治について話さなくて、いったいいつ話せるの?」
「自分のテストの点数を言うのは、個人の勝手でしょう」
という話なのですが、今まで制約の多かった学校生活から急に自由な大学の世界に入って、娘は驚き、少々とまどっているようでした😅
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