秋からの大学生活は?
あっという間に、コロナの自粛生活も4か月を超えました。
3月13日に娘をバレエ学校から連れ帰った時には、最後のバレエ公演が本当に無くなって、ず~っと家にいる生活が続くとは思いませんでした。
せっかく主役のジゼルに決まって、それが卒業公演になると思っていたので、周りの人たちには、
「卒業公演のジゼルが無くなってかわいそう。」
「高校の卒業式が無くなって可哀そう。」
と言われていましたが、今では、
「りり娘は、本当にラッキーでよかったね。間に合ったって感じよね。」
とさえ言われるようになりました。
(いえ、誰にも会わないので、「LINEなどに書かれるようになりました」ですが💦 )
高校生を持つ家族からしたら、これから大学受験はどうなるんだろう、と不安がいっぱいなので、今年、大学が決まっている生徒たちは「ギリギリセーフだった」という表現になるのですね。
楽しみだった卒業間近の各行事が全てキャンセルになったのも、現在の状況を考えると、小さなことに思えるようになりました。
さて、秋からの新年度、大学はどうなるのでしょうか。
まだ、はっきりとは決まっていないのですが、少しずつ、いろいろな大学が方向性を示してくれるようになりました。
私の目を引いたのは、次の3つです。
一つめは、「来たい人だけがキャンパスに来る」ということ。
最初は、自宅からのオンライン授業のみにしようという意見もあったのですが、「高い学費を払って、キャンパスに行かれないなんて!」という声が強く、キャンパスに来られるようにと計画する大学が多くなりました。
ただ、全員キャンパスに来る、ということになると、生徒に万一の事態が起きた時、訴訟になったりすると困るので、あくまでも希望するとキャンパスに来られる、という大学が多いようです。
スタンフォード大学は、奨学金でスカウトしたアスリートたちでさえ、オンライン授業のみでキャンパスに来なくてもOK。奨学金もそのままもらえるそうです。(現在の予定では)
二つめは、「キャンパスや寮の密度を減らす」ということ。
キャンパスに生徒たちが来ることを認める大学も多いようですが、生徒の密度を減らして感染リスクを減らすため、学期によってキャンパスに行かれる学年を変えたり、ある学年だけは登校してよいなどと決まりを設けるようです。
スタンフォード大学は、一年を4つの学期に分け、一つの学期には2つの学年がキャンパスに行かれるようにして、寮の密度を半分にし、通常2人一部屋の寮を、全個室にします。
ただ、コロナを避けるためにオンライン授業を受けたい生徒たちがいるのと同じように、キャンパスに行きたくない先生たちも多くいるのです。(増して、先生方は年齢も上なので)
そこで、学生はキャンパス内の寮に住めますが、寮の部屋からオンライン授業を受けることがメインになるそうです。
三つめは、「コロナ寮を作る」ということ。
どう考えても、コロナに感染する生徒が出てくるだろう、との予測から、コロナ陽性者の寮を設ける予定の大学が多くなりそうです。
スタンフォード大学も、一つの棟をコロナ寮にする予定です。
「寮は全員が個室で、部屋から出るときにはマスク着用の事」というルールを作っても、若い大学生はこっそりと誰かの部屋でパーティーしてコロナが広がりそうですね。
あまり羽目を外さないように、そしてコロナ寮がいっぱいにならないように祈るばかりです。
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