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2016年3月23日 (水)

PA中学。体育授業中の感動物語★

娘が通う、パロアルトにある公立中学での出来事です。

娘と同じ体育のクラスに、左半身が麻痺している男の子Aくんがいます。
左半身が全く動かないわけではなく、少しは動くのですが、麻痺が残っているという感じだそうです。(小児麻痺の後遺症?)

Aくんは元々の運動神経がいいので、
右半身の運動能力と左半身の運動能力を足して二で割って左右に分けたら、普通の生徒よりも体育はできるだろうと推測できる男の子でした。

ある日、中距離走の授業がありました。
クラスのグループを6つに分けて走りましたが、そのグループは能力別。

短距離と長距離の記録からグループが分けられたので、娘はグループ3。
男女一緒にグループ分けするし、身体も小さいし、決して足が速いことはない娘なので、グループ3でOK!goodという感じです。coldsweats01

その男の子Aくんは、障害があっても運動神経はいいからか、グループ6ではなくグループ5に入ることができました。

そして、全員がスタート!run
runrunrunrun

能力別でも走る距離は同じなので、グループ1から走り終わります。
娘はグループ3なので、走り終わった後、グループ4~6が走り終わるのを眺めていました。

すると、Aくんは一生懸命走りつつも、だんだん左半身が重くなり、走れなくなってきたそうです。
それでも、他の子達と同じように走り終えたいと、ずっと重い左半身を引きずるように動かし、堪えながら走っていました。

どんどん遅れて、グループ6にも抜かされていき、最後に一人で走っている
Aくんの姿を見て、先生が

! もう走らなくていいよ。
 半分走ったから十分だ。


と声をかけたそうです。

Aくんは、普通に走れない自分が悔しくて悔しくて、涙を流し出したそうです。

クラスもシーンとなってしまいました。

先生が、
皆、がんばったから早く終わったな。
 授業終了まで少し時間があるから、次は、えっと。。。


と言ったところで、
Aくんが涙を流しながら、

僕、残りの半分走りたい!」と言ったそうです。

そして、また走り始めたそうです。

それを見ていた別の男の子が、

僕も一緒に走るよ!

と隣に並んで一緒に走り出しました。

クラスの残りの生徒たちは、もうぐったりしていたので、走る二人を眺めていました。


Aくんは、さらに左半身が重くなり、前かがみになりながらも、必死に左足を引きずりながらヨタヨタと走り続けました。
といっても、普通の人が歩く程度の速さでしか走れなくなっていたのですが。
並走の男の子は、速度を合わせながら一緒に走り続けました。

そして、生徒たちが見守る中、やっと二人がゴールしたそうです。

ゴールする瞬間に皆が拍手をし、並走した男の子が
AくんにGood Job!」とハイタッチ!
すると、生徒たちも一斉に
Aくんに走り寄り、ハイタッチしました。
Aくんは、やっと笑顔happy01になりました。
先生も、よくやった!と笑顔happy01でした。

Ground
感動した娘は、その後、グランドを後にして友人たちとロッカールームに向かったそうです。
その時、友人の一人が、

「Aくん、何でまた走ったの?
 一人だけ半分しか走らなくていいって言われてラッキーだったのに。」

娘「え!?(Aくんの気持ち、わからない。。。?coldsweats02)」

アメリカでは、よく、感動物語がこんなオチになったりします。coldsweats01

 

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2016年3月19日 (土)

最悪な週末。最悪なYAGP(-_-#)


少し前に、バレエ・コンクール、ユースアメリカグランプリ(YAGP)のサンフランシスコ・セミファイナルがありました。

去年、入賞者に入りステージに上がった娘は、今年も出場しようと秋からがんばってきました。

そして調子のいい時にはトゥシューズで5回転ピルエットもするようになり、かなりいい感じで練習が進んでいました。
食事にも気をつけて、いい状態でYAGPに臨めるようにと私も頑張っていたのですが。。。think

コンクールの一週間前、セミプライベートのコンクール準備のレッスンに行くと、先生が風邪をひいてしまっていました。shock

うん? ゴホゴホ結構ひどくない?wobbly
これってまずい?bearing
でも、今、キャンセルして帰ると、私ってすごく神経質な親っぽくない?coldsweats02


う~ん。と心の中で葛藤したものの、そのままレッスンを受けさせてしまったのでした。。。

これがいけなかった!!
shock

その数日後、娘は思いっきりひどい風邪の様子。bearing

なるべく早く治るようにとビタミンC錠剤を飲ませたり、プロポリスを飲ませたりと努力はしたものの、どんどん悪くなり。。。shock

水曜日、木曜日、金曜日と学校に行くこともできずに家で療養していました。

土曜日のYAGPマスタークラスは鼻と咳が止まらずに欠席。
コンクール当日の日曜日は、何とか目の周りだけお化粧して会場へ行きました。
つまり、頻繁に鼻をかむのでお化粧ができなかったのです。coldsweats01

オープンステージの時間に練習をするも、やはり身体はついていかず、本番も、急いで口紅だけつけて踊りましたが、いつもの踊りはできませんでした。
(身体のためには休めばよかったのかもしれませんが、本人が何とか踊りたいと言うので。coldsweats02

結局、当然、入賞者に選ばれることもありませんでした。
翌週も、ずっと鼻が止まらず、YAGPで踊れたのも気が張っていたからできたことで、本来なら寝込んでいたのだろうなぁと思います。think

審査員からのレポートを見ると、「三回転ピルエットの信頼性が低いなら、二回転にすべき。」と書かれていました。
「安定していなきゃ、何度も演目に入れてないですよ!gawk」と思うのですが、審査員からしたら「??」だったのかも。coldsweats01

かなりがっかりなコンクールになってしまいましたが、人生、こういうこともあるものだと教訓にはなりました。

それにしても、先生の風邪がうつったのは娘だけ。
運が悪かったです。think
そして、同じバレエ学校の出場者たちの中では、病身だった娘の成績がそれでもトップだったことを考えると、先生の落胆も想像ができ、何も言えませんでした。
(たぶん、自分が原因だと気づいているので)

秋からは高校生。重要なテストの前は、「プライベートの先生がゴホゴホしていたら即レッスンのキャンセル!」と心に誓ったのでした。

Raymonda1
写真は、状態のひどかった前日の土曜日夕方、とりあえずバレエ学校に行き、慌てて少しだけリハーサルしたときのものです。
チュチュは私の手作りでした。confident

 

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2016年3月 2日 (水)

ファッションショーでトップモデルに!?


カリフォルニアにある娘の公立中学で、8年生の理科の時間に元素についての学習をしました。
娘に割り当てられたのは「窒素」。

プレゼンテーションのために窒素さんにインタビューをするビデオを作り、無事に終わりましたが、今度は、元素ファッションショーのための支度をしなければなりません。

元素ファッションショーは、生徒全員がそれぞれ割り当てられた元素になって下級生たちに元素Tシャツを披露するものなのです。

娘は「窒素さん」になるので、窒素Tシャツを作りました。

アイロンプリントを買ってきて、後で着られる(本当!?)Tシャツを目指して作ったそうです。happy01


Tシャツの表側。
家にあった赤いベルベットと白いレースで元素記号アップリケを作りました。
Nt1


Tシャツの裏側。
袖にも情報がびっしりです。
(先生からの資料には、情報が多くないといい成績はあげないと明記。coldsweats01
Nt2

裏のデザインを拡大すると。。。
Nt3

さすがに、木や動物のイラストをPCで描く技量は娘にはないので、日本の可愛いイラストサイトからデータをいただいて、窒素の循環の絵に仕上げたそうです。
イラストわんパグさん、ありがとうございました!)


さて、このTシャツを着て、窒素になり、下級生たち相手にファッションショーを開いた8年生たち。
校長先生が娘に駆け寄ってきて、「
あなたのTシャツ、すごくいいわ!happy01」と褒めてくれたそうです。

ファッションショーでは、一人ずつ、下級生たちの前を歩いて行き、Tシャツを見せました。
でも、細かいデザインが見えるはずもなく。。。そのパフォーマンス力が試され(?)ます。

娘は、歩いて前に出た後、ピルエットでくるくると回転して、その後、開脚して腰を下ろすというパフォーマンスをしたそうです。confident

その後、もう一度、今度は皆で並んでTシャツを見せて投票が行われ、ベストファッションモデル賞ベストTシャツ賞が選ばれました。
(写真は一部のファッションモデルたちです。中央がりり娘。)
Elementf
後日の開票の結果、娘は「ベストファッションモデル」に選ばれました。happy01


かなり時間をかけて作ったTシャツも目立ったけれど重複受賞はできないので、ピルエットや開脚パフォーマンスの印象の方が投票結果に強く出たのでしょうね。

こういう目立つパフォーマンスを物おじせずにするというのは、やはり娘はアメリカの子なのだなぁと思うのでした。think

   

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