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2014年11月12日 (水)

ドレスを生き返らせる!染物にトライ♪


今年も、「くるみ割り人形」公演が近づいてきました。

パーティーシーンを担当している先生が衣装を決めたとき、娘に与えられたクララ用の衣装は、古くて近年は着られていないドレスでした。

というのも、娘は標準的な12才の女の子よりも身体が小さめ。
通常のクララより少し若い娘は、さらに他のクララたちとは体格差が出てしまいます。

クララになる子たちは衣装を共有して着るのですが、娘は同じ衣装を着られないのです。
娘用に小さくしなくてはいけません。
そのため、娘だけ、通常着られていない古い衣装が割り当てられたのでした。

その衣装には困った問題が。
部分的に、色落ちして染みのようになっているのです。
大きいところは、7~8cmにもなる大きなシミです。

シミの部分↓
Beforedye

これは困った!

色の変な部分を染色できないか試すことにしました。

Jo-Annで見つけてきたのは、Tulip Soft Fabric Paintという染料。

Tulipsoftpaint

まずは、この
二種類の青色を使って、ドレスの裏の縫い代の大きい部分で試してみました。
混ぜてちょうどいい色を作らないと。

ところが、いろいろと調べてみると、元の生地の色と同じ色に染めてはいけないよう。
どうも、染料という物は年月が経つと、青色の方が赤色よりも早く色抜けしていくらしいのです。
そのため、このドレスの変色も、青色が抜けて赤色が残っているのですね。

この赤くなったシミを染色して元の青色にするには、染料が現在生地に残っている赤色と混じることを考えると、元の青色よりも濃い青で染めた方がいいことになります。


さて、染色開始!!

揃えた道具は、染料二色のほかに、手を汚さないためのビニール手袋、そして、色を調合するためのパレットや筆です。

Dyepreparation

この染料は そのまま衣服に絵を描いたりするもののようですが、今回の場合、水で薄く伸ばして使ったほうが綺麗に染まるようでした。

色水のようになった染料をスポンジに含ませて、パタパタと色落ちした部分に色をつけていきます。

そして、乾くまで数時間待ちます。

乾いたら、また染料をスポンジに含ませてパタパタ。

これを、ちょうどいい色になるまで繰り返しました。

そして、出来上がり!
こんな感じに染め上がりました。

Beforeafter

ドレス全体で見てみると、どこが染料で染めた部分かわかりません。

Claradressoriginal

やった!

ほっとしたところで、次は、主役のクララらしい、もっと立派なドレスにリフォームしてみようと思います。
   

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コメント

すごい。母の愛ですね。
こんな技が出来るなんて尊敬です。

投稿: thunderpanda | 2014年11月12日 (水) 09時45分

thunderpandaさん、こんにちは!

生地を染めるなんて初めてで全く知識がなかったので、とても怖かったです。
自分の洋服だったらいいのですが、バレエ学校の持ち物なので。。。
うまくいってよかったです♪

投稿: りり | 2014年11月12日 (水) 15時46分

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