アメリカ公立中学の日本語授業♪
他民族が集まるシリコンバレー。
パロアルト市にはアジア人も多いものの 中国系や韓国系が多く、日本人はそれほど多くありません。
中国系や韓国系が多いとはいえ、ゲームや漫画のおかげで日本のイメージはそれほど悪くないので助かっています。
娘が通う公立中学の外国語教育は、6年生のうちは全員がラテン語を学習し、7年生になると外国語は選択科目になります。
音楽、美術、家庭科、技術、演劇、コンピュータなど、いろいろな選択科目の中から外国語を選ぶので、全員が外国語を学習するというわけではありません。
また、どのクラスも24人以上の受講希望者があれば開講されるので、通常、外国語は3ヶ国語が開講されています。
外国語クラスのうちの二ヶ国語は、フランス語とスペイン語。
そして、残りの一つは、なんと日本語です。
娘の韓国系の友人たち、私の中国系の友人のお子さんたちには、日本語を習っている子が何人もいます。
かなり意外ですね。
先日、6年生のクラスで、7年生になったときのお試しとして日本語の授業を受けました。
先生は、日系の先生だったそうです。
まずは、数字のお勉強。
英単語の発音と合わせて、覚え方を教わりました。
イチは、itchy
ニは、knee
サンは、sun
シは、sigh
ゴは、go
ロクは、lock
ナナは、bananaからbaを取って発音
ハチは、hatch
キュウは、アルファベットのQ
ジュウは、juiceからiceを取って発音
と習ったそうです。
娘は純粋な日本の血とは言え、生まれも育ちもカリフォルニア。
そのため、ちょっと普通の日本人とは違ってしまっているとは思いますが、先生の日本語と接すると、「やっぱり私はもっと日本人」と思ったよう。
例えば、
「イチ、二、サン、シ、ゴ、ロク、ナナ、ハチ、キュウ、ジュウ」
は、よかったのですが、逆に、10から1に戻って言う場合、
「ナナ、ロク、ゴ、シ、サン、二」
と言われると、違和感があったと話してくれました。
確かに!
なぜ、大きい数から小さい数に下がるときは、
「ナナ、ロク、ゴ、ヨン、サン、二」
って言うと、しっくりくるのか。。。おもしろいですね。
その他、ちょっと「ん?」というイントネーションがあったそうです。
(英語が母国語になると、日本語のイントネーションはかなり難しく感じるらしく、イントネーションが不自然な日系二世はたくさんいます。)
とはいえ、外国語のクラスというのは、自分の両親が家で話す言語を取ってはいけないと言われているので、日本語を全く知らない生徒が「ちょっと知っておく」程度の内容のようです。
バリバリの日本人先生でなくても、問題はないですね。
日本語、たくさんの生徒が習ってくれるといいな♪
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