YAGP N.Y.ファイナルまで あと少し!
一ヶ月以上前に、Youth America Grand Prix (YAGP) のサンフランシスコ セミファイナルを見学に行きましたが、その決勝戦(ニューヨーク ファイナル)が今週末に迫りました。
実は、YAGPのサンフランシスコ セミファイナルで一位になった男の子が、娘とは違うバレエ学校に所属しているものの個人的には同じ先生にファイナルに向けての特訓を受けています。
そのため、この数週間は週に一度、彼と一緒に練習をし、その後は彼のリハーサルを見学していました。
彼は13才。
とはいえ、とても背が高く、160cmの私よりも高いくらいです。
娘とは3才と違わないとは思えない体格差があります。
一緒に練習している時間は1時間半。
汗だくになって荒い息も収まらないというのに、その後すぐに彼だけリハーサル。。。
過酷です。
疲れている中での練習なのに、女子とは全く違う ものすごい跳躍力に見入ってしまう私。
でも、もう疲労しながらの練習なので、途中で転び、何度も全身を強く床に打ち付けてしまうのです。
倒れこんでも、彼が ちらっと先生を見ると怖い表情で睨んでいて。。。男の子は、何度も立ち上がって練習を続けるのです。
実は、先生は、セミファイナルに出た他の生徒たちには優しいのです。
「うん。だいぶよくなってるね。」と笑顔です。
期待度と厳しさは比例していることを思い知らされる練習でした。
練習を眺めていながら、あまりにも厳しい特訓に、関係のない私が「彼は疲れてるから少し休ませてあげて!」と飛び込んでいきたくなるような気持ちでした。
練習中は、彼のお母さんがスタジオの外で針仕事をしていました。
私が「これ、衣装なの?」と声をかけると、
「そうなの。私はこうやって衣装をがんばって、息子は舞台でがんばるのよ。」
と笑顔で答えてくれました。
皆の期待を一身に背負っている13才。
今週末のファイナルまで、あと少し。
いい結果が出せますように
写真は、プライベートレッスン中に娘が全身を床に打ち付けて豪快に転んだときに、どこか身体を悪くしていないか心配している先生の様子です。
まだ小さい子扱いの娘も、いつかは同じような厳しい特訓に耐えなくてはいけない日が来るのでしょうか。。。
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