大統領選&学校選挙
先日、米大統領選で民主党のバラク・オバマ大統領が再選されました。
前回の大統領選では、もっとオバマ応援が熱狂的で驚いたのですが、今回は前よりも静かな気が。。。
2回目だからかな、などと思っていました。
でも、よく考えたら、私、パロアルトにお引越ししたのでした。
年収25万ドル超世帯も多いパロアルト住人の中には、こっそりと共和党のミット・ロムニー氏を応援している人々が結構いるのかも。
娘の小学校の父兄たちとは、大統領選の話が出ていませんでした。
選挙当日、ご近所の友人と二人っきりでいたときには、さすがに大統領選の話になりました。
「もう、投票した?
私が行った時には、すごい行列だったの。」
「ううん。私、グリーンカードしかないの。
だから選挙権はなくて。
日本は二重国籍を認めていないから、アメリカで市民権を取るのは日本国籍を捨てることになって勇気がいるのよね。」
「そうなの。選挙権がないなら、選挙の話も気楽にできるわね。」
と、選挙の話になりました。
「シリコンバレーって、オバマ派が多いのよねー
どうしてかしら。
"変わる"ことはいいけれど、彼の政策はフェアじゃないのに。
うちはロムニーを応援しているけれど、どうなることやら。」
彼女は、ロムニー派なのでした。
オバマ派は声が大きく、「OBAMA!」、「GOBAMA!!」などと騒いでいますが、その中で、おとなしく会話を聞いて発言しない人の中には、こっそりロムニー派がいるのですね。
それで、その率が わりと高いパロアルトの友人たちからは、大統領選の話を聞いていなかったのかも。
さて、娘の小学校では、生徒会の投票がありました。
アメリカ人のママ友から、
「一人、韓国から来て数ヶ月の女の子が、まだ英語がよく話せないのに立候補したんですって。
別の韓国の子が言うには、韓国では選挙があると生徒みんなが立候補するから当たり前のことらしいのだけど。
でも、みんなが立候補したら全員が自分に投票するから、何も決まらないわ。
どうなっちゃうのかしら。」
と笑い話のような噂話を聞いていました。
私が想像するには、「みんな」は本当に全員じゃなくて、八割方などという意味では、と思うのですが。
娘を迎えに行った時、
「今日、投票のためのスピーチがあったんでしょ?
アメリカに来たばかりの子が立候補したって聞いたけど。」
と聞いてみました。
「うん。まだ英語がよく話せなくて、生徒みんなにスピーチを笑われてかわいそうだった。」
とだけ教えてくれました。
知らない場所に引っ越して、勇気を出して立候補しただろうに。
小学生だと、まだ相手を思いやることができないのでしょうね。残念。。。
かわいそうに。
嫌な思い出にならないといいけれど。
学校選挙でも、クラスメートが泣いたり、笑ったり、いろいろな出来事があったようです。
いろいろな経験をして成長していくのね。
ちょっとうらやましい気がしました。
| 固定リンク
「小学5年生」カテゴリの記事
- いじめ@アメリカの小学校(2013.03.28)
- トランス・ジェンダー生徒の学校生活(2013.07.13)
- いよいよ、卒業式♪(2013.06.26)
- 公園で最後のパーティ♪(2013.06.24)
- 卒業前の表彰式♪(2013.06.20)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 生徒たちが引いた先生のジョーク(2017.05.05)
- 国民性の違いを感じたゲーム(2017.04.22)
- 女子高生とB.F.(2017.02.18)
- 人種差別(2017.02.02)
- PA中学。体育授業中の感動物語★(2016.03.23)
コメント