くるみ割り人形公演の舞台裏
クリスマス休暇になり、娘と先日のくるみ割り人形公演の写真を見ていました。
いつも公演の後には、バレエ学校から写真の案内が来て、気に入った写真が買えるようになっているのです。
今回は、娘も、たくさんの写真を撮ってもらっていました。
その中で、娘が軽くジャンプしている写真に目が留まりました。

「二回目の大ジャンプじゃないけれど、ジャンプの写真もあるわね!」
と娘に、声をかけると、
「あ、ほんと。でも、彼が横向いちゃってる。
最初のジャンプの時には、まだ立ってちゃいけないのに。」
「あぁ、まだ前を向いて立て膝ついてる場面なのね。」
ひょっとしたら、年上である娘のことが気になって見ているのかなぁなどと思っていました。
その後、くるみ割り人形のビデオを見たときに、男の子の動作が何となく気になって見ていると、
あれ? 最初の部分でも娘を見てる!
一緒に踊ってるときも、娘を!!
やっぱり見てる!!
終わるときも娘を!!
う~ん。
男の子は、若いうちは年上の女の子に興味を持つと言うし。。。
娘に、
「彼、あなたのことばかり見ているわよ。
不安で、お姉さんを見ていると安心するのかしら。」
と言うと、娘は
「これ、私を見ているんじゃないと思うわよ。」
とそっけなく話してくれました。
というのも、まだ7歳の男の子を目立つキャスティングで使うのは、先生方も少し不安があったよう。
そこで、ステージに立つ前には、いつも先生方二人が彼を囲んで、
「私は、右側にいるわよ。大丈夫。」
「私は、左側にいるからね。安心して。」
と声かけをするらしいのです。
そして、左右の舞台袖に分かれている先生たちは、いつ彼が見ても安心して踊れるようにと、彼のパートを踊っていたそうなのです。
つまり、彼は、娘を見ていたのではなくて、舞台袖にいる先生方を見ていたのでした!
なぁんだ!![]()
そういうことだったのね。
(やっぱり、7歳で恋心と思うのは、ちょっと早いかも。
)
「ディレクターというのはね、公演に来た観客を「あっ!」と驚かせたいの。
そして、そういう稀な人材がほしいの。」
今まで出会ったディレクターたちから聞いた言葉。
公演の話題づくりのためには、観客には見えない影のサポートがあるものなのですね。
でも、7歳の男の子、がんばったと思います。
真剣な姿が、とても可愛かった!![]()
一方、先生方にはリハーサル時から放っておかれていた、もう大人びた9才の娘。
舞台を楽しみ、ジャンプの写真を眺めては、もっといい演技ができるようにならなくてはと気合を入れているのでした。



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