大きな自然を求めて Filoliへ
年度末に入り、学校はもう二週間以上前から、机上の勉強をする雰囲気ではなくなっています。
毎日、年度末行事の準備や遠足で大忙しです。
先日は、Filoliへ遠足&社会科見学に出かけてきました。
学校からほんの30分の場所ですが、ここにはアメリカらしい大自然が残っています。
あちこちに樹齢500年以上の木があり、そして草原があります。
カリフォルニア州の花 California poppyも、たくさん咲いています。
時間が早かったからか、つぼんだ感じに見えますが、時間によってはもっと開いてきれいな花が一面に見られます。
遠くを見つめると、鹿がいました。
でも、これ、わりと視力にいい人の目でやっと見えるかどうか、というくらいの距離。写真に撮っても。。。
ちょっとわかりませんね。
Filoliでは、ボランティアのおじいさんが、6~7人のグループに分かれた子供達を連れて、草原や山の中を歩き回ります。
「これは、コヨーテの糞だよ」などと、普段、動物のフンなど見ることのない私達に説明してくれました。
あちこちに、いろいろな生き物の足跡があります。
「これは、鳥の足跡だよ」
などと、一本の指が5cm以上もある大きな足跡を指して教えてくれました。
「これは、何の足跡だと思う?」
と聞かれてもわからない足跡もあり、皆が首をかしげていると、
「ナイキかリーボックだ」
あはは!
。。。って、笑っているの、私だけじゃない。
子供には、??なジョークを入れて滑りながらも、おじいさんは一生懸命、案内をしてくださったのでした。
山に入っていくと、体調が15cm以上もある黄色のナメクジ、Banana Slugが あちこちに歩いています。
最初は気持ちが悪くても、たくさん出会っていると かわいく思えてくるから不思議。
足跡、フン、ナメクジなど、ちょっと な物ばかりではありません。
こんな鮮やかなお花が木いっぱいに咲いているところも見られました。
近くで見ると、こんなに華やかで可愛いお花です。
これはFremontodendronという木です。
咲いているととてもきれいですが、あとの掃除がものすごく大変だそうです。
散策が終わると、おじいさんが、この近辺での昔の生活について講義をしてくださいました。
昔は動物から取った毛皮を、と説明を聞いていると、娘がうつむいてしまい、様子が。。。
このままベンチの上に倒れ、私は娘を連れて家に帰ることになりました。
といっても、山の中。
歩くことのできない娘とともに、レンジャーのお姉さんが小屋のそばに止めていた車に乗せてもらい、一般の駐車場に連れて行ってもらったのでした。
そして、残念なことに、昔この辺りに住んでいたインディアンの生活についての講義は聴くことができずに岐路に着いたのでした。
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