Stanleyくん、世界を旅する♪
学年が終わって、小学校から持ち帰った大量の作品や小物を整理していました。
そして出てきたのが、学年末に行ったプロジェクトの一つ、Stanleyくん。
Stanleyくんは、「Flat Stanley」というお話に出てくる主人公の男の子の名前です。
ひょんなことから「ぺったんこ」になってしまい、その「ぺったんこ」という特性を生かして、あちこち冒険するというお話なのです。
小学校で、このお話を教材に使う学校は多く、そこから派生した Stanleyくんプロジェクトも多く行われています。
このプロジェクトは、まず、生徒たちが Stanleyの絵を紙に描き、その紙を切り取って「ぺったんこ」なStanleyくんを作り、封筒に入れて、遠くに住む知り合いに送るというものです。
受け取った知り合いは、Stanleyくんをあちこち連れて行き、その様子を写真に撮り、冒険を説明する手紙と一緒に、小学校に送り返します。
オバマ大統領も、このプロジェクトで Stanleyくんを受け取り、Stanleyくんを冒険させたとことがあるという有名なプロジェクトです。
そして、娘の学校でも Stanleyくんを作り、生徒たちは、遠くに住む家族、親戚や知人に Stanleyくんを送ったのでした。
学校に戻ってきた Stanleyくんは、受け取った順番に先生が手紙を読み、写真を眺めて、壁に貼ってくれました。
アメリカ国内を旅した Stanleyくんたち。
世界を旅した Stanleyくんたち。
みな、遠くに旅してきたので、なかなか戻ってこない Stanleyくんたちもいます。
写真を撮った時点では、まだ戻ってきたのは半数くらい。
最終的に、学校が終わるまでに戻ってきた Stanleyくんは、8割くらいでしょうか。
オレゴン州に行った Stanleyくんは、気球に乗ってきました。
ミズーリ州に行った Stanleyくんは、トルーマン州立大学を見学してきました。
ハワイに行った Stanleyくんは、ウミガメに会ったり、サーフィンを楽しんで来ました。
イスラエルに行った Stanleyくんは、乗馬をしてきました。
中国に行った Stanleyくんは、たくさんの中華料理を食べて来ました。
イギリスに行った Stanleyくんは、遺跡巡りをしてきました。
受け取った人たちも、迷惑がらずに、いろいろと考えて、あちこち連れて行ってくれたようです。
そして、日本に行った Stanleyくんもいました。
もちろん、娘の Stanleyくん。
私の会社員時代の同期女子で、英語の手紙が書ける友人が協力してくれました。
日本では、柴犬と遊んだり、鎧兜に登ったりしたそうです。
どちらも日本を知らせるには とてもいい教材で、クラスのお友達は真剣に手紙を聞いてくれたそうです。
柴犬と一緒の Stanleyくん。
とても立派な兜によじ登り、膝の上で得意そうにしている Stanleyくん。
今度は、「親戚、知人にまで迷惑をかけてしまうプロジェクト!?」と思いましたが、子供たちにとっては、とても楽しい、思い出深いプロジェクトだったようです。
協力してくれたジャスミンさん、ありがとね!
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