教育現場の首吊りゲーム
かなりショッキングなタイトルになってしまいましたが、教育現場とはアメリカの小学校のことです。
ある日、娘が
「ママ、ゲームしようよ~」
と紙と鉛筆を持ってきました。私が
「何のゲーム?」
と聞くと、
「Hangman Game!」
と、笑顔で答えてくれました。
ゲーム名に驚きつつも、詳しく聞くと、小学校で授業中にするゲームだとか。
ゲーム名はショッキングですが、いちおう単語ゲームなのです。
ゲームの方法は、
- まず、首吊り台だけを描きます。
- そして、出題者が解答の単語を考え、そのアルファベットの文字数分の下線を引きます。
- 解答者は、その文字数から考えて、適当なアルファベットを一つ答えます。
- 出題者は、そのアルファベットが解答の単語内にあれば、下線の上にアルファベットを書きます。
もし間違っていれば、余白にアルファベットを書き、首吊り台に頭を描きます。
- そして、解答者は、また新たなアルファベットを一つ答えます。
出題者は、解答が合っていれば下線上にアルファベットを書き、間違っていれば、首吊り台に胴体を描きます。
こうして解答と解答が当たっているかのチェックを繰り返していくのです。
首吊り台に描かれる人は、最初は頭、次は胴体と進み、一本の足、もう一本の足、片手、もう一本の手、片側の髪の毛、もう片側の髪の毛、目、鼻、口と進んでいきます。
先に首吊り台に人が描き終わってしまえば(口まで描いてしまえば)出題者の勝ち。
首吊り台に人が書き終わる前に単語が当たれば解答者の勝ちになります。
私は、最終的にどんな絵になるのか気になって、わざと間違った解答をして、全部の絵を描いてもらいました。
ちょっとびっくりなゲームですが、アメリカ全体でよく知られたゲームのようです。
多少、首吊り台や描かれる人の絵が違っているバージョンもあります。
最近は、「教育的なゲームのような、教育的でないゲームのような」ということで、「Hangman Game」という名前は使っていても、描く絵は変えて遊ぶ場合もあるそうです。
ただ、子供たちは何故か、このHangmanの絵で遊ぶのが好きなものなんですけれどね。。。
このゲームを、オンラインでも遊ぶことができます。
興味のある方は、このサイトを どうぞ。
日本の小学校で、このゲームをしたら、すぐに問題視されるような気がしますが。。。
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