アメリカの警察署体験!(事件の届出)
アメリカで、ID theft事件に巻き込まれてしまった私。
警察署へ出向き、事件について報告しようと試みていましたが、なかなか担当の警官に会うことができません。
その後、警察署へ三回目の訪問をしました。
すると、また、
「今、担当者がいないの。明日来て。」
と言われてしまいました。
帰り道、「明日って、よく考えると日曜日だけど、アメリカの警察所って日曜日もやっているのかな。」
不安に思いながら、翌日、警察署へ四回目の訪問。
ところが。。。やっぱり、日曜日はお休み!でした。
そりゃ、そうよね~
ということで、週明けを待って五回目の警察署訪問を試みました。
受付前のロビーで待つこと一時間。
すると、写真の受付左側にあるセキュリティのかかったドアから、一人の警官が出てきました。
アメリカの他の州からシリコンバレーに来た人たちは、「シリコンバレーには小さい人が多くて びっくりした。」と言いますが、警察官や消防士たちは、普通のアメリカ人のように身体が大きくがっしりとしています。
シリコンバレーにどっぷり浸かっている私などは、逆に「この人たちは、どこから来たんだろう!?」と思ってしまいますが。
そんな普段見慣れない立派な体格をした警官の後について、どきどきしながら警察署の中へ連れられていきました。
セキュリティのドアを入ると、そこは小部屋になっています。
事務机が並んでいて、椅子を勧められました。
そして、ID theft事件について詳しく説明しました。
警察官は、事件の経緯を書類に書き込んでいきます。(身体に似合わず、小さなきちっとした字なのに、びっくり!)
犯人が書いたカードの申込書や、何の調査もしないままカードを発行してしまったクレジットカード会社の督促状など、すべてが証拠書類になります。
これらの資料をコピーして、クレジットレコードを持ってくるように言われました。
そのクレジットレコードを見て、現在も犯罪に使われていないかチェックするそうです。
ということで、また警察署を後にしました。
クレジットレコードは、インターネットで取り寄せることができます。
たった一晩でクレジットレコードが得られて、すぐに警察への準備が完了になりました。
そして、今までの資料やクレジットレコードを警察に渡せるようにすべてコピーして、警察へ届けました。
これで、警察への届出は すべて完了。
ただ、犯人は、私のSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)と名前だけは知っているはずなので、また悪用されることもあります。
でも、警察への届出が完了したので、犯人に知られているSSNを変更することも可能になりました。
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