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2009年2月 9日 (月)

公立小学校への寄付金いくら?


アメリカの小学校では、よく寄付をするように言われます。
もちろん、貧富の差が激しいアメリカ。
特別な措置を受けている家庭は必要ないのですが。
通常の家庭は、学校に寄付をしなくてはならないのです。

寄付の形態は、学校によって違います。
募集段階で「年間、○○ドルを寄付する必要があります」と明記している公立学校もありますが、通常は、入学してから「これだけの寄付が必要になるものなのね~!」という感じです。
だいたいは、大きな学校行事の時に寄付したり、年数回の行事のたびに寄付します。

金額もまちまちです。
同じ公立学校でも、特別学校の場合には、月当たり3~4万円が必要な場合もあります。
もちろん、そこまで高額な公立学校の場合は、入学前に事前説明がありますが。

さて、そんな寄付金事情について、あちこちの公立学校の親たちと話をしていました。
日本人は寄付金に慣れていないので話題になるだろうけれど、アメリカ人にとっては当たり前で特に何も感じないものなのかなぁと思っていたら、やはり気になる内容だったのですね。

(話題に上っている寄付金額は、年間の支払額です。)


Cupertino市在住1
「うちの学校の寄付金って、行事のたびに支払うのよ。
             全部で軽く250ドルにはなるわよ。」


Sunnyvaleの私
「あら、うちより高い! 
           確か200ドルちょっとだったと思うから。

            それも、他のところよりも強制的じゃないわ。
            貧乏な人もいるし、払わない人もいると思う。」

Cupertino市在住2「え、いいじゃない。
            うちは300ドル以上だったわ。
            同じCupertinoでも金額が違うのよね。
            それも、うちのPTAは大したことしてないのに。
            PTAの食費になってるのかもって皆で話してるのよ。」

Cupertino市在住1「うちの学校の方がPTAはいいものね。
              運が悪かったわね。」

Los Altos在住
「SunnyvaleやCupertinoはいいわよ。
           うちは、400ドルよ。」


Sunnyvaleの私「それだけ払える家庭が揃ってるからねぇ。」

Cupertino市在住1「そうそう、りりはLuke覚えてるでしょ?
            Saratogaの小学校で、700ドルの寄付が必要らしいのよ。
            それも、子供一人当たりの金額だから、Lukeのところは
            3人分で2100ドルですって。
            大変ってぼやいてたわ。」

Sunnyvaleの私
「それは高いわね! 
            毎月、寄付用に積み立てなくちゃね。(庶民の発想
            でも、私立に行かせることを考えれば、まだいいわよ。」

気になる あちこちの寄付金事情。
お引越しを考えるときには、子供の数と、通う小学校の寄付金額を調べないと、ですね。
 

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