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2009年1月31日 (土)

クラスメートの入院


小学校の授業中、私がボランティアをしている時間に先生が話し出しました。


「Sallyが入院してしまったの。
 ほんとに、とても とても悪い状態なのよ。」


Sallyは、なぜか娘のことを とても気に入っていて、「プレイデートしたい!」「一緒にお泊りしたい!」と私に頼んでくる女の子でした。
私にもなついてくれていて、遠くからでも私を見つけると、元気に手を振ってくれる子でした。

先生の口調から察すると、かなり深刻な状態にある様子。
まだ7才になったばかりの小さな女の子が、と思うと、かなりショックな出来事です。

先生が、

「私たちの仲間なのだから、励ましのお手紙を書きましょう。
 文字と絵を描いてちょうだい。
 どんなことを書けばいいと思う?」


生徒たちは、

「Get well.」
「I miss you.」

と案を出していきます。

そして、みんなで手紙を書き出しました。

でも、驚いたことに、生徒たちは 案外、ケロッとしていました。
ニコニコと元気に教室内を走り回ったりしています。

6~7才の子供の成長度合いって、まだこんなものなのね。
ほんの数年前までは赤ちゃんだったんだものね。

私の方がショックで、一緒に働いていたもう一人のボランティアに、


「知ってた? 何の病気なのかしら。」

というと、


「癌とかの病気なんじゃないの? それで、もう。。。」

え、そんなこと言わないでよ~


先生の口調があまりに深刻な病状を思わせたのだけれど、それは生徒たちが まだまだ幼くて、大げさに言わないと「元気づけなくちゃいけない」ということがわからないから。。。と思いたい。。。

私は、何だか気が滅入って胃痛が。。。

その後の昼食も食べられませんでした。

小学校一年生という年齢の子供たち。
もう生意気なことを言う女の子たち、理解力があると感じる子たちでさえ、他人の気持ちになって思いやるという感情の部分が、まだ未発達のよう。
だから、大人でも 環境などによって成長しきれていない人が心無い犯罪をしたりするのも、高度な発達を遂げられていないということなのよねぇ、と改めて人間の進化を考えてしまった私でした。

病気と闘っている女の子。
よくなりますように。。。
 

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