生徒が先生に怒られる理由
アメリカでの小学校生活。
心配なので、よく娘と話をして、学校で何が起きているのか聞いています。
でも、他の親たちと話をしてみると、案外、学校生活のことは知らないのです。
子供は、面倒がって、あまり話さないそう。
やはり、精神面の発達を知るためには知りたい!とは聞くのですが。
そこで、今日は、最近、先生が小学校一年生の生徒たちを叱った内容についてです。
まずは、まだ単純で かわいい男の子たちから。
A「(二人で一枚使うように指示されている)雑巾、貸して」
B「やだよ」
A「ちょっと貸してよ」
B「やだよ」
Aくん、ちょっとした隙に、雑巾を取って使う。
Bくん、バシッ!とAくんを叩く。
A「何で叩くんだよ! 何もしてないのに叩いた~!!」
B「違うよ。雑巾取ったからだよ。」
先生「Bくん、頼まれたら貸しなさい。」
「Aくん、どんな時にも、殴ったりしたらダメよ!」
最後に、Aくんが捨て台詞「お前となんか、友だちでいたくないよ!」
と、男の子は、こんな些細な喧嘩や、指示通りに動かなかったりして叱られることがメインです。
さて、女の子はと言うと、ちょっと複雑になってきます。
C「Dは、あなたのこと、すごく好きみたいね。
だから、Dがそばにいるときには、私に意地悪してよ。
それで、Dがそばにいないときには、私と仲良くして。」
E「え、そんなことできないよ。」
C「ねぇ、お願いよ。私に意地悪して! そうして!そうして!」
先生「C、今、Eに何て言ってたの!?」
「どうして、そんなことを頼むの?」
「どうして、一番いい子のEがあなたに意地悪しなくちゃいけないの?」
他人に物事を強要するのがいけないということなんでしょう。
先生は、結構見ているものなんですね。
でも、日本だったら、このくらいで叱る先生いるのかなぁ。
それにしても、EちゃんとDちゃんに やきもち焼いて、Eちゃんを自分に振り向かせたくて変なお願いをするって。。。女の子って小さいときから難しくできているんですね。
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