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2008年6月 4日 (水)

アメリカっ子の算数能力


ボランティアのため、小学校に行く日。
今回は、算数をしているキンダーの子供たちを教えてきました。

Mathk 上の写真のように、○がいくつも書いてあって、
最初の○の数と、後の○の数を足したら、いくつになるでしょう、というような問題を考えるのです。

生徒たちは、「6+4=10」などと数を書いていきます。
足しても10までの数にしかならないので、ごく簡単な足し算です。

このくらいの問題では、生徒たちに それほどの差もなく、すぐに終わるだろうと思っていたら。。。

まだ、数をまともに
数えられない子たち。
まだ、数字をちゃんと
書けない子供たち。

何度教えても理解できないので、教育を受けていないというよりも、まだこのような問題を習うための能力的な準備が整っていない子供たちという印象を受けました。

数字を理解する子でも、数字を書くときに机の端をじーっと見る子が何人もいるので、なんだろう?と思ったら、机の端に生徒の名前のプレートが張ってありました。
そして、その端には数字が0から20まで印刷されていました。
数字が書けないので、それを見ながら書いていたのです。
この名前のプレートには、そういう意味があったのかと納得。

とはいえ、そんなものはまったく見ずに、
一瞬のうちに問題を終える子供たちもいます。
あまりにも能力に ばらつきのある生徒たち。

キンダーのクラスでは、

10個の○の数を正確に数えられない子供たち」と

四則演算はもちろんのこと、「午後4時40分から午後6時30分までの時間は、何時間何分あるでしょう」という文章問題を理解し、答えられる子供たち

共存しているのです。

つまり、日本で言うと、3才から8才までの子(下手したら2才から9才までの子?)が、同じ教室で算数をしていることになるのです。

当然、クラスのできる子数人は、すぐに作業が終わってしまうので、クラスの隅の床での遊ぶ時間に入ってしまいます。

これでは、学校外で勉強させないと頭を使わない子になってしまう?と小さいうちから塾に入れる親の気持ちもわかるというものだなぁと思ってしまいました。

ここの小学校は、いい地区のいい住宅地にあり、アメリカ内ではレベルがものすごく高い学校です。
それでも、こんなに子供に能力差があるのだから、アメリカの教育は大変。

前にお話した「子供の能力に合った教育プログラム」など、子供の能力別教育を考えることは、日本よりももっと深刻な問題になるのだということを実感しました。

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