皮膚の塗り薬「紫雲膏」
無事にプエルトリコから帰ってきました。移動に丸一日かかってしまうプエルトリコ。次は、もっと余裕のあるスケジュールでいきたいですね。
さて、今回の旅行で、とてもお世話になったのが皮膚の塗り薬「紫雲膏(しうんこう)」。漢方の薬です。江戸時代の名医・華岡青州が創案した軟膏で、消炎、止血、殺菌、鎮痛、肉芽形成促進、傷臭防止除去などの作用がある皮膚疾患に適しています。そのため、ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷などの他に、湿疹、それもアレルギー性のものにも効きます。原料は、ごま油、シコン(ムラサキ科のムラサキの根)、トウキ(セリ科の多年草)、蜜ロウ、豚油でできています。
湿疹ができてアメリカの小児科に行くと、処方されるのは決まって、首から下ならステロイドの薬。顔なら Elidel や Protopic です。確かに、ものすご~~く効き目は早い!
一瞬のうちに、皮膚の下に湿疹が消えていく感じで、つるっつるお肌になるのです。
お医者さんを信じて、「すぐにきれいになる!」と思って喜んでいたのですが、やはり気になるのは副作用。
そこで、姪がアレルギー性湿疹が出たときに漢方医から処方されたという塗り薬「紫雲膏」を試してみることになったのです。
「紫雲膏」は、ステロイドや Protopic、Elidel などほどではないものの、よく効きました。でも、原因が不明でアレルゲンも特定できないアトピーの人には「紫雲膏」のよさは、わからないかもしれません。
というのも、娘は太陽アレルギーのために湿疹が出るので、どれだけアレルギー誘発物質(アレルゲン)に接したのかが一目瞭然なのです。そのため、薬を塗って、ほとんど完治したときにアレルゲンに接したときの状態の変化の違いが、とてもわかりやすいのです。
ステロイドや Protopic、Elidel などの薬では、ほとんど治ったときに、ほんの少しでもアレルゲンに接すると、(前は許容範囲だったはずのアレルゲンの量でも)ひどいときと同じ状態にぶり返すのです。
「紫雲膏」で治したときには、そのまま完治していきます。
これには、治り方の違いがあるのです。ステロイドなどの薬では、ただ単にアレルギー症状を皮膚の下に押し込めてしまい、皮膚はきれいに見えるものの、皮膚の下にどんどん毒素が溜まっていってしまいます。
「紫雲膏」では、アレルギー性の湿疹が薄いかさぶたのようなものに変わっていき、かさぶたのようになった汚い皮膚が取れて、新しい皮膚が出てきます。そのため、治りかけに少量のアレルゲンに接しても、状態に変化はないのです。
ただし、「紫雲膏」は、ステロイドや Protopic、Elidel などのように、一瞬できれいな肌に治すことはできないし、薄いかさぶた状になってから新しい皮膚に変わるので、治る途中はあまりきれいではありません。そして、何より ごま油臭く、シコンを使用しているため紫色なので服やシーツにつくと面倒。
ということで、いろいろ問題点はありませすが、「紫雲膏」はお勧めの皮膚薬なのです。さて、日本では いろいろな薬局で買える紫雲膏ですが、アメリカでは簡単には手に入りません。今までは日本から郵送してもらったり、元上司が出張してくるときに持ってきてもらっていましたが、これをアメリカでどうやって手に入れるか。。。日本人用の地方掲示板で聞いてみたところ、一つだけ有力な情報が得られました。Millbraeにある鍼灸漢方の医院で手に入ると言うのです。
今度は、鍼灸漢方の医院に初挑戦です。(^_^)










キリスト礼拝所の隣にある公園には、鳩が群れを成していました。もともと、Old San Juanは、鳩が多いとは思っていましたが、ここの鳩の量はすごいです! 公園の名前も、そのまま鳩公園(Pigeon Park: Parque de las Palomas)。鳩の餌を売っている女性までいて、さらに鳩を増加させてしまいそう。アメリカ人が餌を買って、手や頭にたくさんの鳩を止まらせて遊んでいました。もちろん、そばに水道などはありません。鳩が病原菌を媒介する可能性があることなどは知らないのでしょうね。このまま、ハンバーガー屋さんでフライドポテトをつまんでしまうんだろうな。





















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