« 空港のセキュリティチェック | トップページ | 感謝祭のローストターキー »

2006年11月24日 (金)

Thanksgiving Day(サンクスギビングデー)

11月の第4木曜日にThanksgiving Day、感謝祭の日があります。元は、収穫を祝い、穀物やくだものを講壇に飾って祭るキリスト教の行事でした。現在は、家族も含めて、いろいろなことに感謝する行事と考える人も多く、会社や学校は その前後の日を含めてお休みになります。

この日は、昔から七面鳥を食べる習慣があります。ローストターキーは家庭によって様々。ほとんどハーブだけを詰めるもの、柑橘系を詰めるもの、野菜を詰めるもの。。。ほんとうにいろいろな種類のローストターキーが作られています。

ここでは、ごく伝統的で、わりと凝ったローストターキーのレシピを紹介します。実際には、グレイビーソースは購入することもできるし、ローストターキー自体も、焼くだけでできるものや、出来あがっていて すぐに食べられるものなどが、たくさん売られています。
また、このレシピは、日本人からすると「これでいいの?」という部分もありますが、伝統的な方法を整理して そのまま載せています。
私も今年は これから作るところなので、まだ写真はありませんが。。。(翌日のターキーの写真はこちら


ローストターキー(七面鳥の丸焼き)

ローストターキー
   
ターキー(七面鳥)..................1羽
    塩、こしょう、パプリカ.............少々
    溶かしたバター........................1/4カップ

マッシュルーム・セージ・ドレッシング(詰め物)
    バター........................................1/2カップ
    玉ねぎのみじん切り................3/4カップ
    細かくした食パン.....................8~9カップ(白い部分だけで)
    セロリ(葉も一緒に)................1 1/2カップ
    パセリ.........................................大さじ3
    セージ(生or乾燥)..................大さじ2
    塩、こしょう................................少々
    マッシュルーム(あれば茶)...1ポンド

ターキー・グレイビーソース
    ターキーの臓物........................一羽分
    玉ねぎのみじん切り................3/4カップ(大きいもの1つに相当)
    セロリのみじん切り..................1カップ
    小麦粉........................................大さじ3
    ベイリーフ(ローリエ)...............1枚
    水.................................................6カップ
    塩、こしょう.................................少々


【マッシュルーム・セージ・ドレッシングを作る】

  1. フライパンにバターを入れて火にかけ、バターが溶けたら玉ねぎを入れて炒めます。
  2. 食パンの白い部分を細かく切ったもの、マッシュルーム、セロリ、パセリ、セージ、塩、こしょうを加えて炒めます。
  3. パンが薄い茶色になるまで10分くらい炒めます。
  4. フライパンを火から下ろして、中身をボールに入れ、冷蔵庫で冷やします。できれば、ここまでは前の日の晩に作っておきます。
  5. しっとりとしたドレッシングが好きな場合は、この後、ターキーにドレッシングを詰める前に、1カップのスープストックか白ワインを加えます。


【グレービーソース用スープを作る】

  1. 鍋に頸部、臓物(心臓、肝臓、砂嚢)と6カップの水、みじん切りした玉ねぎとセロリ、塩、こしょう、ベイリーフを入れます。蓋をして約一時間煮ます。
  2. 出来あがったスープを火から下ろし、脇に置いておきます。


【ローストターキーを作る】

  1. キッチンペーパーで、ターキーの空洞部分を軽く叩き、水分を取ります。
  2. 空洞部分に塩こしょうをします。
  3. 【マッシュルーム・セージ・ドレッシングを作る】で出来あがったドレッシングを軽く流し込みます。ドレッシ ングは、ターキーを焼いている間に膨張します。もし、ドレッシングが残った場合は無理をしてターキーに詰め込まず、油を引いたお鍋に入れて350度(177℃)のオー ブンで30分くらい焼いてください。
  4. ターキーの皮を縫い合わせるか串で止めます。
  5. 胸を上にしたターキーを、大きい鉄板の上に置きます。
  6. 上から、塩、こしょう、パプリカをかけます。
  7. 325度(163℃)にオーブンを温め、ターキーを1ポンドに対して15分から20分の割合で焼きます。また、30分ごとに溶かしたバターをターキーにかけてください。焦げそうになったら、アルミホイルをかけて焼いてください。
  8. 焼き上がりには、ターキー内部の肉の温度を測り、180度になっていることを確認します。焼きすぎないでください。
  9. 温めた大皿にターキーを乗せます。


【グレービーソースを作る】

  1. 【グレービーソース用スープを作る】で出来あがったスープから臓物を取り除いておきます。
  2. ターキーを焼いた鉄板から油を流して捨て、大さじ3だけ残してお鍋に入れます。
  3. お鍋に小麦粉をゆっくりと加え、中火で滑らかになるまでかき混ぜます。
  4. 1で臓物を取り除いたスープを3カップ分加え、塩こしょうで味を整えます。
  5. 滑らかなソースになるまで、6分くらいかき混ぜながら煮ます。
  6. 臓物を細かいみじん切りにし、グレービーソースに加えます。
  7. グレービーソースをソース入れに入れて、テーブルに出します。


【ローストターキーの飾りつけと取り分け】

クレソンやパセリ、ぶどうなどを周りに置いて飾りつけをし、テーブルに出します。
一人ひとりに取り分けるときには、ターキーの中身をすべて取り出してから切ります。マッシュポテト、ヤムイモ、玉ねぎのクリーム煮、クランベリーソース、パンプキンパイなど伝統的な感謝祭のお料理と一緒に召し上がってください。

| |

« 空港のセキュリティチェック | トップページ | 感謝祭のローストターキー »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 空港のセキュリティチェック | トップページ | 感謝祭のローストターキー »