Baby Claraの洗礼儀式
Baby
Claraの洗礼式の日。神聖な儀式にカメラ撮影は許されるのかしらと心配しながらカトリック教会に着くと、入り口に人だかりができていた。「洗礼ってこ
んなに人が?」と思ったら、実は食料の支給が行われていた。見たところ、それほどは生活に困っていないように見えるヒスパニックの人たちがほとんどで、支
給されたスナックを食べながら辺りを歩き回っていた。
「なぁんだ。洗礼儀式に参加する人たちじゃないのね」と教会に入ってみると、想像していたよりも、かなり大きい教会でびっくり。ダウンタウンなのに、こんな体育館のように大きな教会があるなんて、やっぱりアメリカ。
教会の片隅には、大きな十字型のバスタブが置いてある。不思議に思い、隣に座ったMargaretに聞いてみた。
「あれ、何ていうもの? 何て呼んでるの?」
「バスタブよ」
「え?? バスタブ。。。でいいの?」
「あはは! 冗談よ。スパよ」
「え。。。スパ?」
「冗談、冗談。実は私も知らないの。何ていうのかしらね~」
う~ん。Margaretに聞いたのが間違いだったのかな。週末に教会に行った話しをしていたことのあるMargaretでも知らないとは。案外、そんなものなのね。
時間になると、神父さんのお話が始まった。今日、洗礼を受ける赤ちゃんは5人。その赤ちゃんたちの兄弟、親戚、友人関係は、もちろん、小さな子がとても多
い。それなのに、神父さんのお話は、とても長い。雑音が多く、スピーカーの音が教会の壁に反響していて、そんな中でどれだけの人が聞いているのかわからな
いけれど、何十分かのお話がやっと終わった。
そして、いよいよ洗礼の儀式。神父さんが例のバスタブのようなもののそばに移動し、洗礼を受ける赤ちゃんや両親、そして今日から第二の保護者になる夫婦も前に出てきて、儀式が始まった。「写真を撮る人はどうぞ前に」ということで、バスタブのようなもののそばは、人でいっぱいになった。思っていたより、ずいぶんオープンな儀式。。。
洗
礼は「小さな器に水が入っていて、頭に優しく数滴かける」という風景を予想していたものの、実際はかなり豪快なものだった。赤ちゃんを横にして、神父さん
が水をすくい、頭にバシャバシャ水をかけだした。まるでシャンプーするみたい。そんなことをされた赤ちゃんは、だいたい、「ギャ~!」と大きな声で泣き出し、Baby Claraも泣き出してしまった。ちょっとかわいそう。(^_^;)
その後は、第二の保護者が前に出て、神父さんの言葉をもらい、次に両親と洗礼を受けた赤ちゃんが前に出て神父さんの言葉を受けて、洗礼儀式は終了。
そして、教会前方にかかっているイエス様の写真の前で、また写真撮影をしていた。今度は神父さんも一緒に思い出の写真撮り、ということで、次々と洗礼を受けた家族が写真撮影に熱中していた。
「崇高で神聖な儀式」というよりも、「大切な思い出の一つ」という感じの洗礼儀式だった。まぁ、信者でもない私も参加して、カメラを抱えて写真を撮りまくっているのだから、今の儀式はそういうものなのかもしれない。
教会を出ると、今度はパーティ会場の公園に集合。簡単な食事が振舞われて、Baby Claraの洗礼を祝った。
帰り際には、白、ピンク、グリーンなどのパステルカラーが着いたお菓子をもらって帰ってきた。Baby Claraのおばあちゃまが作られたそう。小さな鈴にリボン、「Clara's Baptism」と書かれてお花がついた小さなタグもついて、なかなかかわいいラッピング♪ こんなお上品なラッピングを自分でしてしまうとはアメリカ人らしくないなぁと思ったけれど、Baby Claraのおばあちゃまは、ノルウェー生まれのアメリカ人なのでした。
とても貴重な経験ができた一日でした。洗礼式に参加するのは、今回が最初で最後かな。
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