2012年5月26日 (土)
上位20%と30%の大きな違い
カリフォルニアの公立小学校に通って約5年が経ちました。
あと約1年で、小学校生活は終わり。
早い!!![]()
教育にかけては とても熱心と言われるシリコンバレーでの学校生活。
学校では、クラスで上位の生徒や下位の生徒には特別な配慮をしていました。
そのときの校長先生や、学年ごとの先生のつながりの強さ、それぞれの先生によって教育は変わってくるので一概には言えないものなのですが、だいたいどこの小学校でも、どの学年でも、それらの配慮は影ながらしているものす。
ただ、特別に配慮した教育をしても父兄への通知をするわけではないので、特に、男の子などは親に話していないことも多いようです。
キンダーの頃の英語のリーディング特別教育から始まり、1年生になると能力別クラスで勉強する時間もありました。
ただ、引越し後の今のパロアルトの小学校では、学校規模が小さいからか、能力別クラスの時間は作られず、上位の子だけ難しい教材を与えるシステムになっていました。
だいたい、上位20%くらいの生徒たちが、通常の生徒たちよりも上級の教育を受けているように感じます。
(上位25%にいても運よく受けられることもありますが、上位30%の生徒が受けられることは、あまりないように感じます。)
成績が下位の生徒たちは、授業中に呼び出されて、別の教室で特別に教育を受ける時間があるそうです。
これは、だいたい15~30%の子供たちが呼び出されています。
STARテスト(カリフォルニア州の標準テスト)の前に、40%近くの生徒たちが英語の補習授業を受けさせてもらっていた年もありました。
そのような先生や学年に当たった場合は、ラッキーですね。![]()
さて、その特別な教育と普通の教育に どのくらいの差があるかというと、
通常の生徒が受け取る4年生の単語テキストの場合、
wool, stood, good-bye, pudding, understood, full, could, pull, yours, cooked, notextbook, sugar, wolf, during, should, bush, wooden, would, woman
4年生というと、まだまだ単語は簡単ですね。
上位20%の生徒が受け取る4年生の単語テキストの場合は、
address, approve, conclude, deprive, elder, escort, fare, forlorn, hearty, inhale, merit, pounce, stingy, summon, talon, valiant, waft
と、簡単な単語もありますが、難しい単語も出てきます。
難易度が高くなるので、単語ごとに説明や例文がつき、
waft v. To move or be moved lightly over water or air; to drift.
Petals from the cherry blossoms wafted over the path on the gentle breeze.
などと書かれています。
このくらい学習内容が違ってくると、普通の教育を受けた生徒が この先、下克上をするのは大変になりそうですね。![]()
アジア系の親たちが、なるべく上の学年で学ばせたいと思うのと逆に、
アメリカ人のママたちが、
「うちの子は、9月生まれで遅いから、学年を落とすことにしたの。
自分の学年にいるより、一年下の学年で上の方にいた方がいいから。」
と言うのを聞いて、「早く生まれた子達の中で揉まれた方が、刺激になっていいのでは??」と思っていましたが、アメリカ人が学年を落として入学させるのは、こういう事情もあるからなのかもしれないですね。
算数についても、能力別クラスで上位の生徒には特別に能力開発問題を解かせた年もありましたが、今年は成績上位の子だけ、毎月、特別な冊子をもらい、宿題が倍増というだけの教育でした。
ただ、その特別冊子の問題は、
For the 3-D movies, filmmakers create a special virsion of the film that is shown at a rate of 48 frames per second. How many total frames would be in 8 seconds in 3-D?
というような、何の ひねりもない問題15~20ページで、時間ばかりがかかってしまうものでした。
特別な教材というのも、内容によってはあまり役に立つものでもないのですよね。
たぶん、トップクラスの子達は、親が宿題をしているのではと思います。
母親が解いて、父親がチェックして時間節約などという話も聞きます。![]()
いろいろと話題になることの多いシリコンバレーの教育ですが、上下20%以内に入ると、特別に手をかけてもらえる可能性が高い、というお話でした。![]()
2012年5月23日 (水)
個人情報流出し放題のアメリカ
先日、日本のニュースで、警察や学校が犯罪被害者の電話番号や住所を加害者側に渡したという事件を知りました。
このような内容が事件になる日本。
うらやましい気がします。
というのも、ある程度長くアメリカに住んでいれば、たいてい、インターネット上の個人情報検索サイトに自分の個人情報が載ってしまうからです。![]()
今の時代、ほんの数分 PCの前に座るだけで、名前、年齢、旧姓、通称、住所、住所履歴、電話番号、家族の名前、家族の年齢、住んでいる家の価値、住んでいる家を買った時期と購入金額、家の中の写真(近年に売買された家の場合)、子供が習い事などで取った賞、など、無料で得られる個人情報がたくさんあります。
このソースになっている情報は市、郡、州などが持つ公的データベースのものが多いので、内容も正確でかなり怖いです。![]()
人によっては表示されない情報がありますが、本当に誰かを調べたいと思えば、誕生日、電話番号、住所、旧住所くらいなら、たった95セントで教えてくれる情報検索サイトがあります。
ストーカーなら、20~30ドル出して、資産、婚姻暦、控訴歴、犯罪履歴、租税先取特権、民事判決歴、メールアドレス、SNSなど、もっと詳しい情報を買うだろうな。。。などと考えてしまいます。
こうやって、企業が他人の情報をネット上に出して売るのは法律に触れないのがやっかいなのです。
私が引っ越したときには、郵便局、銀行、免許証などは自分で住所変更をしないといけなかったのですが、どうでもいいような企業や団体の情報は一瞬のうちに変わるようで、ダイレクトメールもすべて新しい住所になりました。
サマーキャンプに参加した学校まで、何もしないのに新しい住所に入学案内を送ってきたのには驚きました。
便利なのか、気持ち悪いのか。。。![]()
ある個人情報検索サイトでは、サイト上にコマーシャルを流しています。
女の人がくつろぎながらPCを眺めているところで、
「あ、私の情報を見た人がいるわ。誰かしら。うふふ♪
」
と楽しそうに笑っているのです。
自分の個人情報を検索されると、そんなに喜ぶ人がいるのでしょうか。![]()
でも、そのサイトでは、ユーザ登録をして自分のもっと詳しい情報を登録しましょう、何人の人があなたを検索したかもわかりますよ、ということでした。
アメリカでは友人にクリスマスカードを書こうとしたとき、「住所を聞き忘れた!」と、個人情報検索サイトで探した住所にカードを送ったら、相手の人は気持ち悪いと思わないのか、突然、電話番号を教えていない人から電話を受けても、嫌な気はしないのかと不思議に思います。![]()
さて、私は長い年月、ネット上に いろいろな情報がさらされているのが気になり、ときどきチェックしていたのですが、私の住所の番地までは載っていなかったので放置していました。
でも、先日、ある個人情報検索サイトが、私の番地までの詳しい住所や電話番号まで載せ出したのを見つけて、さすがにこれは困る
と対処をすることにしました。
自分の情報がネット上にさらされるのが嫌な場合は、個人情報検索サイトにOpt-outの申請をします。
ただ、これがちょっと面倒で、自分の運転免許証などの公的な証明をコピーして、個人情報検索サイトの経営側に送らないといけないのです。
(運転免許証番号や写真は、塗りつぶしてOK。)
それも、個人情報検索サイトによって、FAX指定だったり、郵送でもよかったり、個人情報検索サイトからダウンロードした自分の情報を一緒に送らないといけなかったり、処理が違うのです。
結構、面倒なんですよね。![]()
こんな面倒な処理があるだけでなく、個人情報検索サイトは たくさんあるので、たいていの人は自分の個人情報流出を放置しているのでしょう。
一度 Opt-outしたところで、また新しい会社が新しく情報を流すことは当然、想像がつきます。
便利な時代は、面倒な時代でもありますね。
私の詳しい住所や電話番号は、Opt-outの処理をしてから1~2週間で消えていました。
よかった。。。ほんの一時のことかもしれないけれど。![]()
2012年5月19日 (土)
金探し♪ 砂金探し♪
カリフォルニアの小学校4年生が学ぶ課題で、カリフォルニアミッションの次に大きいのは、ゴールドラッシュ![]()
クラスでは、argonaut(ゴールドラッシュの時代にカリフォルニアに来た人)や、sluice bos(金と砂利を分けるときに使う道具)、riffle bars(金を取るときに使う木の横棒)など、将来、有用なのかどうか わからない単語をたくさん習います。![]()
そして、そんな単語のテストまであります。![]()
今回は、その総仕上げとして、ゴールドラッシュ時代の人々の体験をする催しをしました。
みんなで、金を探したり、砂金をより分けたり、砂金を売って物を買ったりという社会体験(?)の催しです。
そこで、私もボランティアとして参加してきました。![]()
まずは、金探し![]()
といっても本物ではなく、学校の隣の公園に父兄ボランティアたちが隠した(単に落とした)金を探す遊びをしました。![]()
子供たちは、歓声を上げながら走り回り、金を探します。
金のフィールド作りボランティアではなかった私も、きょろきょろしながら金を探すと、簡単に見つかりました!![]()
金色に塗ってある小石のようです。
でも、子供たちは、金のつもりで必死に探していました。
子供たちはゴールドラッシュ時代の服装をしています。
先生方も、当時の服装をしていました。
男の先生は、金を掘る人ではなく、もっと地位のある人のようです。
金探しの場所のほかに、砂金を振り分ける場所もあります。
砂の中に砂金が入っています。
この場所を作るために、私は150ポンド(約68kg)の砂を寄付しました。![]()
子供たちはパイを作るときの型などを持参して、砂に混じった金を取り分けました。
ちょっと大きな砂金です。
実は、BB弾(直径4.5mm)です。
このBB弾は、娘の親友家族の寄付でした。![]()
そして、子供たちは 自分たちで取った金を持って、MADMANS CAMPに向かいました。
実は、学校の中庭です。。。![]()
そこにあるAssayで、金の計量をしてもらいます。。
金を渡して、金の量が書かれた鑑定書をもらいます。
次に、銀行に行って鑑定書を渡し、先生が作った緑のお金に変えてもらいました。
無事にお金を手にした子供たちは、このキャンプで楽しむことができます。
ベーカリーでクッキーを買って食べることもできます。
お店で、日用品を買うこともできます。
ゴールドラッシュの大変な日々を思い出に残すため、写真屋さんで記念撮影してもらうことも。
学校で お勉強をすることもできます。
金探しの特性上、男の子の方がたくさんのお金を手にすることができます。
ところが、そんな男の子たちは、たくさんのお金をギャンブルにつぎ込んでいました。
パロアルトのパパたちの多くは、よくボランティア活動(それも、昼間!)し、ノリもいいので、こんなところでも大活躍していました。![]()
でも、ゴールドラッシュ時代のキャンプには悪い人も多くいるようで。。。
いろいろなお店の壁には、いたるところに、指名手配者のポスターが貼られていました。
お店にしろ、お店のインテリアにしろ、これほどの支度をしていたとは、最近は もう年度末で、学校はお勉強という感じではなかったのかもしれません。![]()
キャンプで楽しんだ後は、お昼ご飯。
いろいろな種類のChiliや野菜を食べて、りんごジュースやRoot Beerを飲んで一休み。
その後は、余ったお金を使ってオークションをして、学校は終わりの時間になりました。
学習なのか遊びなのかわからない一日でした。![]()
それにしても、学校の授業中に、擬似マネーとはいえ、賭け事しても許されるのですね。![]()
ディーラーに取られていくお札を眺めながら、男の子たちは「うわ~
」と嘆きつつ楽しそうでしたが、ここが学校であることを考えると、ちょっと意外でした。
2012年5月15日 (火)
チャイニーズダンス&中国系の人々
中国系の友人の娘さんが通っている、チャイニーズダンスのリサイタルに ご招待されて鑑賞してきました。![]()
チャイニーズダンスは、中国的な音楽をバックに、カラフルな衣装を身にまとって、ぐるっと回ったり、ジャンプをしたりとアクロバティックな動きの多いダンスを披露するものです。
中国系のダンススクールでは、子供たちは日々、とても厳しい指導を受けています。
そのため、身体の柔らかい子供たちが多いのです。
そして、アメリカの通常のスクールのように「みんな、仲良く、楽しく、平等に」という教育方針ではなく、小さくても上手な子は いい役や、いいポジションを与えられます。
上手に踊れない子は、多人数の演目に目立たないポジションで踊ることになります。
シビアな世界です。。。![]()
また、どんなに小さい子供のグループでもアシスタントをつけず、子供たちだけで踊ります。
もちろん大きなポジション移動もあるのですが、きちんと訓練されていて、場所も踊りも子供たちが きちんと覚えているのです。
それを見ると、小学校2~3年グループでもアシスタントがついてしまったりする娘のバレエ学校は、指導が甘いなぁと思います。![]()
アジア系の学校は、厳しいですね。
チャイニーズダンスがどのようなダンスか知りたい方は、そのダンススクールが去年行ったショーの小学生の演技がYouTubeに出ていましたので、ご覧ください![]()
今回のリサイタルは、ソロやデュエットも多く、そのような役に選ばれた子達は、ものすごく上手でした。
またダンス以外に、とても目を引いたのは、観客の行動でした。
ダンスの始まる前に、当然、
「ビデオやカメラでの撮影は禁止です。撮影はしないでください。」
とアナウンスがあるのですが、皆さん、そんなのは無視。
三脚でビデオを設置したり、大きな望遠レンズをつけたカメラまで見えて、びっくりしました。![]()
会場の係員が客席をまわって注意をするのですが、注意をされるとカメラを片付けるものの、係員が通り過ぎると、またごそごそとカメラを取り出して撮影を始めてしまうのです。
そんな人がたくさんいるので、係員が注意しても、もぐらたたき状態。![]()
途中からは、撮影を黙認せざるを得ない状況になっていました。
うちのバレエ学校にも、中国系アメリカ人がたくさんいますが、誰も、そんな行動はしていません。
中国系の人たちにとって、中国系の学校なら撮影OKのような暗黙の了解があるのかもしれないですね。![]()
撮影のお話はともかくとして、ダンスのレベルはとても高く、楽しめたリサイタルでした♪![]()
2012年5月11日 (金)
アメリカの卒業&入学祝い
アメリカでは、親しい友人や親戚の子供が高校を卒業して大学に入るとき、"Going Away to College" Gift などとして、お祝いのプレゼントをします。
日本でも、同じように卒業祝いや入学祝いをしますよね。
今は、腕時計、アクセサリー、電子辞書などが人気だとか。
さて、今年、アメリカに住む友人たちのお子さん何人もが大学へと旅立つことになりました。
少し前に、パンフレットに「卒業おめでとう!」のメッセージ広告を載せて、よろこんでもらいましたが、どの友人のお子さんに対しても そんなチャンスがあるわけではないので、一般的にアメリカ人たちは何をプレゼントする、してもらっているのだろうと調べてみました。
やはり、いろいろな人たちが同じように卒業/入学プレゼントに悩むようで、あちこちに意見を募るアンケートや掲示板がネット上に見られます。
多かった意見としては、
- ドライヤーなどの家電
- シャンプーや石鹸、タオルなどの日用品
普段、使うものがよろこばれた、という人が多くいました。
アメリカでは、高校卒業と同時に親元を離れて寮暮らしになることが多いので、生活に必要な物がよく贈られているのですね。
ただ、飛行機に乗って旅立つ子供たちが多いということを考えると、こういう日用品を贈った場合、すご~く大変なことになるのでは??と素朴に疑問に思います。
現地で調達できる日用品は、遠い現地で用意したい人も多いかもしれません。
- Care Package(電子レンジで暖めて食べられる食料品、ペン、鉛筆、コーヒーカップ、ホットココア、小型のホワイトボード、小さなアラーム時計など、何かのときに必要な物を詰め込んだもの)
貧乏学生だとしたら、とても重宝しそうですね。
ただ、このシリコンバレーから出発する学生は、みんな、かなり裕福な家庭の子供たちなので、コーヒーカップやインスタント食料品をバックパックに詰め込んで大学に、などということはないでしょう。
贈る相手の状況も考えなくてはいけないのが難しいですね。
- 薬箱(胃薬、頭痛薬、バンドエイドなどを入れたパック)
- スナックが詰め込まれたパック
山小屋や、近隣に何もない大学に行くのなら嬉しいですが、やはりこれらを持って旅立つということを考えると、よろこばれるのか、家に置いていかれるのかわからないなぁと思ってしまいます。
特にスナックは、かさばりますよね。
- テレフォンカード
これは。。。ちょっと問題外のような。![]()
この時代、皆、携帯を持っているのではと思いますが。。。
- クォータコイン(25セントの硬貨)
洗濯にも電話にも駐車にも、何でも使えて便利なので、袋にいっぱい入れてプレゼントするというエピソードも出ていましたが、これも遠くに持って行くのには大変そうですね。
壊れやすいものだけでなく、重いものも、相手のことを思うと考えてしまいます。
- 写真
自分と二人で写った思い出の写真を写真立てに入れてプレゼントしたら喜ばれた、というエピソードもありました。
これから遠距離恋愛になる恋人からなら嬉しいかもしれませんが、微妙なプレゼントですね。
友人何人もから、写真入り写真立てを贈られたら、引越し先での置き場所に困るかも。
特に、私の写真をあげたら、引かれること間違いなし。![]()
- ギフトカード
もらった方として嬉しかった物の一番は、ギフトカードでした。
それも、おしゃれなデパートのギフトカードなどではなく、日用品などを購入できる お店のカードが新生活を始めるプレゼントとして適しているそう。
できれば、入学する大学の近辺を調査して、近くにあるお店のカードを贈ると使いやすくていいですね。
全国展開しているお店は、Walmart(約4000店舗)、Target(約1800店舗)、Bed Bath & Beyond(約1000店舗)、Linens and Things(約600店舗)、など たくさんあるので、どれかのお店が大学の近くにある確立は高そう。
この時代、Google Mapなどで、大学の近くのお店も簡単に調べられるのも便利ですね。
アメリカ人は、もっとサプライズ的なものが人気かと思っていたら、一番は意外な結果でした。
ギフトカードって、「わ~っ! 何だろう??」と、プレゼントの包みを開ける楽しみがないので、ちょっと味気がないかなぁとも思いますが、受け取る側は、やはり自分で選べて荷物にもならないという意味で一番なのかもしれません。
個性豊かなアメリカ人。
一番人気は かなり現実的でしたが、バラエティに富んだプレゼントもしていて おもしろいですね。
クォータコインや写真は、まったくの想像外でした。![]()
2012年5月 8日 (火)
ガムって何??
日本人から見たアメリカの子供のイメージって、コーラをがぶ飲みして、ガムをクチャクチャして。。。と、あまり健康的でないし、マナーもちょっと、という感じがします。![]()
でも、シリコンバレーに住んでいると、まったく違う生活をしている子供が多いのです。
コーラは飲まないし、ガムや飴も口にしない子も、周りには多くいます。
それどころか、親が特に食べ物には気をつけていて、自然食品のお店で買った100%天然成分でできた お菓子でないと子供にあげない家庭も見られます。
そして、砂糖不使用で100%フルーツでできたお菓子なども、簡単に手に入るのです。
でも、ご近所の日本人の子供たちは、わりと大らかに育っていました。
お店に行くたびに「一つだけ お菓子を買っていい」などとしてキャンディーやチョコレートを食べています。
私は娘が小さい頃、飴は日本の子がよく食べるので、何歳から許したらいいのだろうと考えた時期がありました。
でも、友人が、
「うちは、飴は10歳になったらって言ってるわよ。
グミはいいけれど。」
というのを聞いて、
そうかぁ、日本人の子が食べるからって、娘に食べさせなくちゃいけないってものではないものねー
と思うようになり、現在、10才になる娘は、まだ飴を口にしたことがありません。![]()
周りの日本人でない友人たちも わりとそんな感じで、子供も特に与えられた健康的なお菓子だけで満足しているように感じました。
知らないから不満に思いようがない、ということなのだと思いますが。![]()
さて、娘のお友達が、クラスメートに誘われてプレイデートをしました。
彼女は、バレエをする人は負け犬!?でも登場した、パロアルトのお嬢様。
プレイデートに誘ったクラスメートは、経済的に恵まれていない学区から越境して通学してくる子供です。
プレイデート中に、クラスメートがお嬢様に、
「ガム食べなよ。」
とガムをあげました。
ガムを食べたことなどない お嬢様は、ちょっと戸惑ったものの、口に入れてみました。
お嬢様「これ、いつ飲み込んだらいいの?」
クラスメート「ガムは、飲まないの! 噛んだら、紙に出すの。」
お嬢様「わかったわ。」
ガムの食べ方を知らない子も、シリコンバレーにはいるのですね。
そういえば、今まで娘のお友達がガムを食べている姿って、見たことがありませんでした。
娘は、過去に二度ほどトライデント・ガムを試したことがありますが。
その後、
お嬢様「ところで、ガムって何のためのものだったの?」
クラスメート「ガムは、口に入れて長い時間噛みながら味を楽しむためのものなの!」
お嬢様「え? そうだったの?
噛んで出せっていうから、もう捨てちゃったわ。」
クラスメート「もう! 何してるのよ!」
異文化交流、おもしろいです。![]()
もちろん、その後、お嬢様が学校で
「ほんとに、おかしくって!
ガムも知らないんだから~![]()
何のためのものだったの?だってぇ!!
」
と、プレイデートをしたクラスメートに馬鹿にされ、長い時間笑われて話の種にされていたことは言うまでもありません。。。
(といっても、知らない子供は他にもいると思いますが。
馬鹿にしているクラスメートにとっては、知らないことが異常だったのですね。)
ある程度、俗世間を教えながら育てないと、今後、いろいろな育ちの子供と出会ったときに、付き合いが難しくなるかもしれませんね。
実は、うちも、ある分野に関しては恐ろしく無知なので、いったいいつのタイミングで。。。と悩んでいます。![]()
2012年5月 2日 (水)
ガソリンスタンドでの罰金行為
先日、ご近所のガソリンスタンドに立ち寄ると、ガソリンスタンドでの罰金行為を注意するポスターが取り付けられていました。
ガソリンスタンドのホースを引きちぎって走り去ると800ドル以上の罰金!
というポスターです。
800ドル!?![]()
高い!!
こんなポスターが貼られたということは、こういう事件が起きたということなのでしょう。
それにしても、お客さんが お金を払い、給油をし始めた後、自分でガソリンを入れ始めたのにもかかわらず、それを忘れて そのまま走り去る??![]()
かなり信じられない状況。。。![]()
もし、ご老人がしてしまったのだとしたら、800ドルはかわいそうな気がします。
さて、このホース、実際に修理するとしたらいくらかかるのでしょう。
The service station associationによると、壊れ具合にもよるそうですが、100ドルから500ドルくらい、だいたい 350ドルくらいかかることが多いのでは、ということです。
な~んだ!
やっぱり、800ドルなんてかからないのね。![]()
また、ガソリンスタンドによっては、外れる設計のホースを使っていて、強く引くと外れ、その後簡単に直すことができるそうです。
でも、これはこれで、ホースを取り外して盗んでしまう犯罪者がいるということで。。。難しいですね。
何のために、ホースを盗むか??
たぶん、単なる愉快犯がいるのと、ハロウィンの仮装の小物にしたいか、だと思うのですが。![]()
でも、盗む人よりも、ホースをつけたまま走り去る人の方が多いのなら、外れる設計のホースを使った方がいいのかも?
実は故意でない給油中の走り去り、アメリカでは結構、よくある行為なのだそうです。
YouTubeでも、ホースをつけて走ってる車を見つけて撮影した映像が投稿されていたりします。
アメリカ人は忘れっぽい??
そして、実際に、ホースをつけて走り去った犯罪者(!)たちがどうなったかというと、修理代として150ドル、または200ドルの請求をされた人が多いようです。
なかには 650ドル以上請求された人も。
でも、やってしまってからガソリンスタンドに謝りに行ったら、1ドルも取られなかったという人たちもいるよう。
だいたいは、きちんと謝罪に行けば、実費のみで許してもらえるそうです。
ガソリンタンクのキャップを置き忘れる人っていうのはよく聞きますが、給油中であることはもっと忘れてはいけないですね。
気をつけましょう。![]()
2012年4月29日 (日)
マスタークラス体験♪
アイヴズ弦楽四重奏団(The Ives Quartet)が娘の学区の中学に来て、生徒たちに弦楽器の指導をしてくれるマスタークラスのお話がきて、楽しみにしていた私。
聞くところによると、The Ives Quartetの方々は、San Francisco Conservatory of Musicや Stanfordで教えられてるそうで、とても有名なグループ。
つまり、娘のレベルを教えるような方たちではないようです。![]()
演奏するメンバーになれて、ラッキー!![]()
そして、マスタークラスを体験してきました![]()
演奏するグループは、3つの中学からの3グループと、学区あちこちの小学校代表が集まった小学生グループ6グループの合計9グループ。
特に演奏者の服装についての決まりはなかったのですが。。。
え~~~っ!![]()
行ってみると、小学生のほとんどは白いシャツかブラウスに黒いパンツかスカート!!![]()
よく考えると、マスタークラスに集まる子供たちは どこかのYouth Symphonyに所属している生徒が多く、申し合わせなくても白と黒で集まるのが常識??
Symphonyに属してない娘は、そんな常識を知らないから普段着のワンピース。![]()
それも、濃いピンク!!![]()
先生、事前に教えてください。。。
(といっても、決まりではないので仕方がないですね。)
浮いている気が。。。。。。。。
中学生グループは、学校が終わってから練習していた学校もあるようで、普段着のグループもいました。
いや、でもやっぱり娘のワンピースは目立つ。。。![]()
ちょっと(私だけ)ナーバスになってるところで、レッスンが始まりました。
グループが順番に演奏をし、The Ives Quartetの方々が一グループに一人、指導をしていきます。
娘のグループは、3番目。
別の小学校のチェロ奏者が、The Ives Quartetに とても上手だったと褒められていました。
チェロは、練習用の楽器でも高価だからか、真面目に習おうとする家庭&子供が多いので、平均レベルも高いですね。
娘は曲の出だしでグループをリードする方法を指導していただきました。
(今回限りのポジションだろうから、将来役立てられないのが残念。
)
それにしても、The Ives Quartetの皆さん、全員、お話が上手!
教わる生徒たちや私たち観客が、皆、楽しめるような話術があるのです。
こういうお仕事も、エンターテイナーとしてのスキルが必要と聞いたことがありましたが、本当なのねーと感心しながら説明を聞いていました。
いろいろなグループの演奏を聴いていたとき。。。
あ!兄弟子発見!
娘は隣の隣の市に習いにいっているので、パロアルトでは同門の生徒はいないと思ったのに。
でも、娘よりずっと先の曲を弾いている子なのに一番手前の席ではなかったから、やっぱり娘は特別運がいいというか、どう間違えちゃったんだろう、という感じなのね。![]()
そして上手で驚いたのが、トリで演奏した、この会場となった中学のグループ。
(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスのグループ)
こうまでレベルが違うとは!![]()
この中学は、娘が将来通うことになる中学です。
このグループは、学校オーケストラでも選抜グループなのかな。
そうでなかったら、娘は入れてもらえないかも。。。
この中学のグループは、他のグループの演奏中は席を外して最後の練習をしていたようです。(なので普通の洋服)
特に、一番左手前(やっぱり、このポジションは、こういう子でなくちゃ。
)で演奏していた男の子。
どう見ても無名の子じゃないでしょ、と思い、家に帰ってからネットサーチしてみると、このThe Ives Quartetメンバーが若い頃に所属していたYouth Symphonyでソロを弾いている子でした。
やっぱり!![]()
それも、マスタークラスで配られた演奏者リストにはミドルネームとラストネームで登録されていましたが、ファーストネームは日本の名前。
日本人だったとは。![]()
(確かに見た目は日本人のようだったけれど。)
ここにも、がんばっている優秀な日本人がいたのねー![]()
今回のマスタークラス、The Ives Quartetの方々に習って、娘にはいい刺激になったようです。
いつか入る中学の生徒たちの演奏が聴けたのもよかった♪
来年、参加できるとしたら、白いブラウスと黒いスカートを用意しなくては。![]()
2012年4月26日 (木)
The Ives Quartetのマスタークラス♪
娘の学校オーケストラに、マスタークラスの話が来ました。
アイヴズ弦楽四重奏団(The Ives Quartet)が娘の学区の中学に来て、生徒たちに弦楽器の指導をしてくれるのです。
こんな教育が小学生から受けられるというのが、さすがパロアルト!
このマスタークラス、娘は小学校4校から8人で1つのグループになって受けることになりました。
本当は8人というと、第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラ、チェロそれぞれ2人ずつ、というのが理想なのですが、まだ小学生。
The Ives Quartetの前で(技術的に、精神的に)演奏できる奏者がそれほどいないのです。
結局、ビオラは4校合わせても いい奏者がいず、誰も参加しませんでした。
そこで、第一バイオリン2人、第二バイオリン2人、第一チェロ2人、第二チェロ2人、というちょっと変わったグループになりました。![]()
そして、何と、娘が第一バイオリンのリード(って呼ぶの??)に抜擢されました!
つまりグループ全体をリードする立場で、目立つ席に座った娘が一拍前に大きく息を吸って、他の生徒たちに曲の出だしのタイミングを知らせ、演奏が始まります。
まだ4年生の娘ですが、なぜか、いつの間にか先生の信頼を得る立場になっていたようです。![]()
もちろん、他の生徒たちは娘よりもずっと長い経験を積んでいるでしょう。
でも、小学校のオーケストラでは、ポジション移動が多く入るような曲を演奏しないので、オーケストラの先生は娘が「キラキラ星」を始めて一年一ヶ月の鈴木テキスト3を弾いている生徒とは知らないのだと思います。![]()
私だけでなく、娘自身も思いもよらぬ抜擢でした。
実は、私は変な「井の中の蛙」で、特に優秀な息子さんや娘さんを持つ友人に囲まれています。
そんな中でバイオリンを弾く生徒というと、Yujin Arizaさん。
(そろそろ、「くん」は失礼になるので「さん」。
)
今年、Columbia Univ.とJuilliardのExchange Programに受かった神童です。
どれだけ優秀かというと、話すよりも映像を見ていただいたほうが早いと思います。
すばらしいですね~![]()
バイオリンだけでなく、勉学でも超優秀というところも すごい!![]()
彼以外の生徒では、ECYSのコンサートマスターの お嬢さんとか。。。
よく考えたら、世間一般とはかけ離れた世界を見ていたのですね。
娘は、特別優秀な お子さんの演奏に触発されて、「こういう演奏を目指して がんばらないと」と努力していたのがよかったのかも。
そして、世間一般では、それほど熱を入れずに習っている子供が多いのかもしれません。
今回のマスタークラスで、The Ives Quartetの方々は、グループのバイオリン奏者では娘が一番上手なはずと思って見てしまうので、娘は、せめて力を出し切らなくてはと思っているようです。![]()
(指導しなくてはならないThe Ives Quartetの皆さんには申し訳ないです。
まだビブラートもポジション移動も下手な初心者なのに~
)
私は、Yujin Arizaさんの写真を見せ、
「いい姿勢でないといい音は出ないから、よく見てね♪」
と、まずは素晴らしい姿勢を見せてイメージトレーニングさせているのでした。
今から焦って練習を増やしても、うまくなるはずないものね。
いつも通りに弾けますように。。。![]()
2012年4月23日 (月)
バレエをする人は負け犬!?
カリフォルニアの小学校4年生の娘が、学校で友人の女の子たちと3人で話をしていました。
娘とお友達はバレエを含むいろいろな習い事をしているので日々忙しく、残りの一人は何も習わずに、のんびりとした生活をしています。
その、何も習っていないお友達が言いました。
サッカー、バスケット、野球をする人がちゃんとした運動をする人。
バレエをする人は、その能力がない負け犬。
私は、負け犬になるのは嫌だから、バレエなんてしない。
話し相手の二人ともバレエを習っているのに わざわざその発言をするのは、日本人からすると 年齢のわりに かなり幼い気がしますが、アメリカの子供はこんな感じの子も多いです。![]()
確かに、この近辺のバレエ学校は、白人やアジア人が多く、あとは少しの黒人。
白人でもアジア人でも黒人でもない彼女の民族はとても少ないので、彼女たちにとってあまり好まれない運動なのかもしれません。
実は、彼女はパロアルトの子供ではなく、他の学区から越境してスクールバスに乗って通学してきます。
パロアルト学区は、経済的に恵まれていない その学区から、教育環境のいいパロアルトの学区で学びたい生徒を受け入れているのです。
これについて、父兄の間では賛否両論ありますが、パロアルトの生徒だけが集まると、白人とアジア人ばかりの偏った学校になり、他の民族の思考などに触れる機会がなくなってしまうので意味があるという人たちも多くいます。
その学区を援助する非営利団体によると、パロアルト学区とその学区では4倍の平均収入差があり、その学区の88%の生徒が無料または割引きの昼食サービスを受けているといいます。
つまり、お金をかけることが必須な運動よりも、やり方によっては場所さえあれば安価にできる運動をさせたいということで、「そんなのをするのは負け犬」は親が言っている言葉なのかもしれません。
さて、そんなことを言われて、嫌な思いをしているのかなぁと思い、娘に聞いてみると、
「私が大声で怒鳴られながら、汗だくになって習ってるのを知らないから言っているんだろうけれどね。
」
「でも、場合によっては合ってるかもね。適当な習い方もできるから。
」
と笑っていました。
よく考えたら、小さい頃、ゴールドスタージムナスティックに入れたかった私の希望に反して、「鉄棒怖い!」と拒否した娘でした。
確かに、この頃、危険な運動ができなかった負け犬だったのかも。![]()
その後、娘が、 先述の バレエも習う忙しいお友達と二人で話したときのこと。
美しいブロンドの彼女は、典型的なパロアルトのお嬢様で、大きな家に住み、ママだけでなくパパもよく学校にお迎えに現れる、つまり毎日必死に働かなくても十分な収入のある何不自由ない家庭に育っています。
お嬢様「あれは、ひどい発言よね。」
娘「うん。。。そんなことないわよねぇ。」
お嬢様「そうよ。負け犬なんてことないわ。
私、チュチュって、かわいくて だ~い好き!
」
娘「
」
いろいろな背景に育つ子供がいて、いろいろな考えがあって。。。
パロアルトの学校、おもしろいです。![]()












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